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日本がアジアに12兆円支援の計画、マカオ紙「アジアと仲良くしたいなら島国根性を捨てよ」

FOCUS-ASIA.COM 5月21日(木)18時31分配信

中国の大手メディア各社が19日、日本がアジアのインフラ整備のため、5年間で官民合わせ1000億ドル(12兆円)程度を支援する計画だと伝えた。日本メディアはこの動きについて、中国が設立を主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に対抗するものだとの見方を示している。

中国新聞網は21日、この計画についてマカオ紙・澳門日報が同日掲載した社説の内容を紹介した。

社説は「21世紀はアジアの時代であり、アジアの成長が各国に無限の商機をもたらす。日本はこうしたアジアの成長の恩恵を受けたいと考えているが、一方では“脱亜論”と島国根性の影響から抜け切れておらず、依然としてゼロサム思想で周辺国の発展を見ている」と分析。

その上で、「日本が隣国を敵と見るこうした考えを根本から変えない限り、隣国の信頼を得ることはできず、アジア各国と真に仲良くすることもできない」と指摘した。

(編集翻訳 恩田有紀)

最終更新:5月21日(木)18時31分

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