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NHK 捜査情報漏えいの記者を処分、停職3カ月に

 大相撲の野球賭博事件をめぐり、NHK記者が警視庁による家宅捜索の情報を時津風親方(元幕内時津海)に知らせていた問題で、NHKは2日、報道局スポーツ部の男性記者(31)を9日付で停職3カ月にすると発表した。また監督責任を問い、福地茂雄会長を含む役員4人と、報道局長ら上司5人の計9人を2日付で減給処分にした。
 役員の減給額は、福地会長が50%を1カ月、日向英実放送総局長ら役員3人がそれぞれ30〜20%を1カ月。
 記者会見した福地会長は「公共放送の信頼を傷つけた許し難い行為だが、証拠隠滅に加担しようなどという意図は認められず、警察の処分もなかった」などと説明。停職3カ月は「諭旨免職に次ぐ極めて重い処分」との認識を示し、この記者を記者職から外すとした。
 自身の処分について「経験を積んだ記者が起こした。記者教育に至らない点があり、組織の問題でもある」と述べ、減給額などは福地会長が決めたことを明らかにした。
 NHKなどによると、記者は7月7日午前0時ごろ、時津風親方に「あす賭博関連で数カ所が捜索されるようです。親方の部屋も名前が挙がっています」などの内容の携帯メールを送信した。家宅捜索は同日行われた。
 記者はNHKの内部調査に対して「最近(親方と)連絡を取れておらず、関係づくりもしたかった」などと説明。先月20日に「捜査に支障を来しかねない軽率な行為でした」とする始末書を警視庁に提出したという。

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