「米日新防衛指針は日本に韓半島再侵略の道を開く」

韓国の市民団体が破棄求める声明

 市民団体「平和と統一の道を開く人たち」は18日、韓国政府に対し、米国と日本の新たな防衛協力の指針(ガイドライン)を破棄するよう求めるとともに、米国政府に対しては韓米日3国同盟の構築の強要をやめるよう求めた。

 同団体はこの日午前、ソウル市鍾路区の清雲洞事務所(支所に相当)前で記者会見を行い「来韓中のジョン・ケリー米国国務長官が、米国と日本の新ガイドラインに対する韓国政府の懸念を払拭(ふっしょく)し、韓米日3国軍事同盟の構築を求めるとみられる」として、上記のように主張した。

 米国と日本の新ガイドラインでは、日本の自衛隊と米軍が平常時に連合司令部を設置し、世界どこででも共同作戦を展開できるとする内容が盛り込まれている。

 同団体は「自衛隊の世界的な活動を保障する新ガイドラインは、日本帝国主義の侵略戦争や植民地支配により被害を受けた国々の歴史清算の要求や、北東アジアの平和協力の要求を踏みにじる覇権的な歩みだ」と非難した。

 その上で「ガイドラインには、韓半島(朝鮮半島)に対する日本の再侵略の意図がはっきりと見て取れるが、韓国政府はこれを傍観している」と懸念を表明した。

 例えば、新ガイドラインには「第三国で武力紛争が発生した場合、相手国の主権を尊重しなければならない」と明記されているが、これは相手国の事前の同意を得ることとは別で、北朝鮮に対する軍事行動は事前の同意を得る対象ではないと見なしている。

 これについて同団体は「日本の自衛隊による韓半島再侵略の道を開くのと変わらない新ガイドラインを今すぐ破棄すべきだ。そのために韓国政府は積極的な行動を取るべきだ」と主張した。

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