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中国企業Alibabaの2015会計年度の決算は素晴らしく、新たな最高経営責任者(CEO)も就任したばかりだ。このEコマースの巨人は、本拠地の中国における「Amazon Web Services」(AWS)になるとの決意を固めている。
Alibabaはパブリッククラウド市場で成功するのだろうか?
Alibabaは現地時間5月7日、2015会計年度第4四半期の純利益が4億6700万ドル(1株あたり18セント)、売上高は前年同期比45%増の28億1000万ドルだったと発表した。なお、総売上高の80%は中国での取引に関連するものだ。
また2015会計年度通期では、売上高が122億9000万ドル、純利益は39億2000万ドルだった。
さらに、新CEOとしてDaniel Zhang氏が就任した。Zhang氏は在籍8年のベテランであり、これまで同社の最高執行責任者(COO)を務めていた。また、同社の「Taobao Marketplace」で最高財務責任者(CFO)とCOOの職も経験している。
現時点で明らかになっていないのは、パブリッククラウド分野における同社の位置付けについてのZhang氏の考えだ。ひと言で述べると、Alibabaは中国版のAWSを作り出そうと計画している。Eコマース企業がIaaSを提供するという戦略は、それほど珍しくはない。Amazonも既にその道を選んでいる。
次はAlibabaの番だ。Alibabaの第4四半期におけるクラウド関連の売上高は前年同期比82%増の6300万ドルであり、全売上高の2%を占めている。
また、2015会計年度通期におけるクラウド関連の売上高は前年比64%増の2億500万ドルであり、全売上高の1%を占めている。
これは、さほどひどい数字ではない。同社はプレゼンテーションで、クラウドのIaaSが将来を支える主要な戦略的優先事項であると述べていた。
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