根津弥
2015年5月22日03時48分
女優の鈴木京香さん(46)が21日、広島市立本川小学校(同市中区)で、戦地に息子7人を送り出した母親の悲しみを描いた児童文学「おかあさんの木」(大川悦生〈えっせい〉著、ポプラ社)を5年生66人に読み聞かせ、各地の小学校を巡る朗読の旅を終えた。「戦争の悲惨さ、平和の尊さを考えるきっかけになった」と振り返った。
本川小は原爆の爆心地から約400メートルにあり、児童ら400人以上が被爆で命を落としたとされる。鈴木さんは朗読の後、児童とともに平和記念公園の原爆の子の像に折り鶴千羽を手向け、「私たちはこの地の人の大変な記憶、事実を後世に伝える役目がある。原爆のことや広島のことをもっと考えたい」と児童に話した。この本を原作にした東映の戦後70年企画の映画「おかあさんの木」(磯村一路〈いつみち〉監督、6月6日全国公開、製作委員会・朝日新聞社など)で母親役を演じている。(根津弥)
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