大相撲夏場所 九日目 ▽波乱の前半戦をふりかえる 2015.05.18


白鵬の前半の取組の中から初日の逸ノ城戦五日目の安美錦戦七日目の佐田の海戦です。
実況
初日に波乱一瞬の出来事でした。
実況
白鵬、突き放しにいきました。
安美錦にチャンスはあるが白鵬も決めきれない。
後ろについた引き落とし白鵬の勝ち!
実況
張ってかち上げた横綱はたいた送り出し白鵬の勝ち。
気迫を見せました。
白崎⇒初日はタイミングがあったかという形だと思うんですが四日目の豊ノ島と五日目の安美錦と見ながら小さく突っ張る相撲が続きましたね。
二子山⇒突っ張ってよく見て相手を中に入れない突っ張りだと思いますので攻め込まれはするんですが私は何も心配はしていないです。
いつもどおりの横綱の強さだと思っています。
安美錦戦はひやりではないでしょうか。
安美錦が今場所、調子が悪いですからよく見て中に入れないで土俵際の引っかけやそういったものを警戒しつつ前に出たと思います。
たまたま最後、後ろをつかれて危ない相撲にはなりましたが逆に白鵬のすごさを見た一番だと思いますね。
なるほどそういう見方なんですね。
きょうが妙義龍戦であすは徳勝龍戦そのあと、照ノ富士さらに大関横綱と続いていきますね。
白鵬の調子はどうですか?いつもどおりですね。
初日はタイミングが合ってしまって負けてしまいましたが二日目からは横綱らしい強い相撲ですから気付いて見れば白鵬が先頭で並んではいますがきていますからやはりすごいなと思いますね。
周囲が先に星を落としたくないところだと思います。
もう1人の横綱日馬富士についても見ていきます。
去年1年間、優勝できずにという中でこの場所を迎えています。
四日目の佐田の海とは取り直し2番とも土俵際もつれました。
二日目の栃ノ心戦四日目佐田の海戦は取り直し後の一番きのうの逸ノ城戦です。
実況
前まわしを引いた日馬富士右をねじ込む栃ノ心上手を探る栃ノ心ですが上手は与えません。
つり上げようという栃ノ心ですが下手投げ
実況
突き起こしていった軍配は今度は佐田の海。
実況
日馬富士突き起こした右ののど輪逸ノ城もあてがっている。
まともに呼び込んだ寄り切り、日馬富士勝ちました。
白崎⇒何度も右ひじを気にしていますが使ってますよね。
突っ張るにしろまわしを取って投げるにしろちゃんと右ひじを使っていますね。
日馬富士の調子もよさそうに見えるんですがどうですか。
突っ張りで攻める相撲もいいですし四つになってがっぷりになってちょっと危ない相撲もあるんですがそのあとの対応、反応がすばらしいもの持っているなと思いますから。
前半崩れなかったのは後半に向けて楽しみですね。
体が反応して勝利をつかんでいますから後半戦楽しみですね。
もう1人、関脇の照ノ富士です。
初日、佐田の海戦に敗れて二日目しっかりと気持ちを引き締めた大砂嵐戦そこから7連勝中です。
初日の佐田の海二日目の大砂嵐七日目は初めての今場所の大関戦、琴奨菊戦です。
実況
前まわしをねらいにいった佐田の海出たのは佐田の海寄り切り、佐田の海の勝ち照ノ富士、初日敗れました。
実況
もろ手突きにいった大砂嵐右四つ、両者上手です。
引き付けて照ノ富士、寄り切りました。
すでに足が出ています。
実況
張って左四つにいく照ノ富士組み止めた上手、照ノ富士が形を作っていきます。
寄り切り、強い照ノ富士。
琴奨菊を破って6勝1敗白崎⇒照ノ富士が果たしてどこまでこの勢いでこの力で持っていくのか興味深いですね。
初日は本人も言っていたように勝ったのかなという感覚が初日ということと大関取りということで緊張して自分の土俵感覚ではなかったと思いますけれども二日目からはやはり強いですね。
右でも左でも相四つ取れますから強い相撲を見せていますね。
向正面の放駒さんにも伺います。
照ノ富士かなりの力がまたついた印象ですね。
放駒⇒七日目の琴奨菊戦は左四つなんですが絞りながら上手を取るあたりは大関の四つだったんですけれどもね。
そうですね、力をつけてるなと思います。
優勝争いという点でも先頭にいますし後半、上位の力士にとっては嫌な存在でしょうね。
そうですね、どちらかというと上位陣のほうが嫌がる形になると思います。
ニュースをお伝えします。
自民党の二階総務会長は東京都内で講演し、いわゆる大阪都構想の賛否を問う住民投票で反対多数となり大阪市の橋下市長が政界引退の意向を表明したことは当然だとしたうえで、年内の次の市長選挙に向け党として候補者の擁立作業を急ぐべきだという考えを示しました。
この中で二階総務会長は、大阪市の橋下市長が政界を引退する意向を表明したことについて、住民投票でまさか負けるとは思っていないからもし負けたら政界引退するなどと言ったのだろうがこれで引退してもらうよりしかたがないと述べ、引退は当然だという認識を示しました。
そのうえで二階氏は次のように述べ、年内に予定されている次の市長選挙に向け党として候補者の擁立作業を急ぐべきだという認識を示しました。
原子力発電所の火山対策を議論している原子力規制委員会の検討チームの会合が開かれ、原発に影響を及ぼすような巨大噴火の前兆について専門家や関係機関が連携して助言する常設の組織を新たに設置する案が示されました。
国の新しい規制基準は、原発に影響を及ぼすような火山活動の前兆があった場合、核燃料を運び出すなどの対策を電力会社に求めていて、原子力規制委員会の検討チームは前兆を判断する基準などを議論しています。
きょうの会合では、事務局の原子力規制庁から、専門家や関係機関が連携して助言する常設の組織を新たに設置する提言案が示されました。
それによりますと巨大噴火に発展するおそれのある異常が捉えられた場合、原子力規制委員会が、どのような対処をするか判断しますがその際、常設の組織は、判断基準の助言をしたり前兆かどうかを電力会社の監視データなどをもとに評価して助言したりするとしています。
常設の組織を置くことに異論は出ませんでしたが、委員からは、火山の分野は人材が不足しているので、規制委員会の独立性を保つため、電力会社に助言した専門家と別の専門家を出すことは難しいといった意見が相次ぎ提言の最終的な取りまとめは次回に持ち越されました。
為替と株の値動きです。
生字幕放送でお伝えしています白崎⇒再び九日目の両国の国技館です。
幕内力士、横綱の土俵入りは終わっています。
中日を終えて7勝1敗は6人です。
2敗が4人という展開です。
きょうこのあとの取組です。
関脇2場所目、先場所13勝の照ノ富士、7勝1敗きょう勝ち越しをかけます。
きょうも満員御礼の垂れ幕が下がりました。
去年の九州場所十二日目から満員御礼が続いています。
きのう、おととい土曜日、日曜日は8時過ぎには札止めの張り紙が出されました。
前半の取組から見ても早い時間から見たいという方が多くなりましたね。
二子山⇒いろいろな若い子もこれから強くなる力士がいっぱいいますからそういう子を見ながら将来幕内で取ってくれるのを期待しながら見ているんでしょうね。
幕下、三段目それ以下から声をかけているファンの姿が増えていますものね。
そうですね、すごくお客さんが早くから来てくださっていますから、ありがたいですね。
九日目の中入り後の取組です。
5勝3敗の嘉風と6勝2敗の琴勇輝から始まります。
きょう正面の解説の二子山さん向正面の放駒さんそれぞれの一門の力士の話を伺っていきます。
向正面の玉乃島の放駒さん琴勇輝について伺っていきます。
今場所は相手をよく見て攻めていますね。
放駒⇒自分のリズムで立ち合い立てているんじゃないでしょうか。
動かれても慌てずについていくんじゃないですか。
ひざが悪い中でも前傾姿勢でどんどん前に出ていきますよね。
連合稽古などでは土俵に入れない状態がまだ続いているんですよね。
ひざが悪いのにこんなに大きくなって大丈夫かなと思って見ていたんですが。
横がすごく大きくなって体が一回り大きくなったんですけれどもその分、立ち合いで体重が乗っているんじゃないでしょうかね。
そういう面が出ているんでしょうかね。
後半に向けてはどんな期待をされますか?まだ2敗ですのでこのまま勝ち越しを目指してそこからもう1つ上ですね。
2桁、目指してほしいなと思いますね。
今場所は西の前頭15枚目先場所で連続の勝ち越しこそ止まりましたがけがから1年半体が大きくなりましたね。
174kgまできました。
二子山⇒だいぶ増えていますね。
琴勇輝は佐渡ヶ嶽親方に聞きましたけれども腕立て伏せを一日500回ぐらいやるみたいですから腕がパンパンに張っていますね。
きょうは嘉風戦、嘉風も動きが戻ってきていますね。
先場所、動きの中でも力強さがなかったんですが今場所は相撲勘もいいですし引いたあともすぐ対応していますので勝ち星が先行しているんだと思います。
前半好調な相撲が続いてきた両力士の対戦です。
制限時間いっぱいになりました。
立ち合いのスピードは嘉風が持っています。
あたってからの動きを見せれば嘉風。
上体を起こして前に出ていけば琴勇輝です。
木村秋治郎が合わせます。
客席からも声を合わせる感じがありました。
うまく横について送り出し嘉風の動きでした。
嘉風、6勝3敗琴勇輝は敗れて6勝3敗。
嘉風についても向正面の放駒さんに伺いましょう。
動きがかなり戻ってきていますかね。
琴勇輝がもろ手でいくんですけれどもそれより低く頭を下げて立ち上がりましたよね。
上下の使い方、前後だけではないのは嘉風の持ち味ですよね。
かいくぐり方がうまいですよね。
もろ手突き、ひじを全く伸ばすことが琴勇輝はできませんでした。
正面の二子山さんに伺います。
嘉風は手数も出ますしかなり相撲内容が今場所戻っていませんか。
突きの力士に対して千代丸との取組もそうだったんですが相手に距離をつかませないですね。
距離を縮めて自分の動きやすい距離を作るのが今場所はうまいですね。
後半さらに白星を伸ばしていけるか注目です。
前半の勝負審判です。
東に6勝2敗、阿夢露西が3勝5敗の豊響です。
敗れた琴勇輝のリポートです。
本人も立ち合い自分のほうが高かったですと振り返りました。
いなされたところ、ちょうど自分が突き放そうというタイミングと相手のいなしのタイミングが合ってしまった。
花道奥の映像を確認しながら話していました。
そういったタイミングを自分の間合いに持っていくのが嘉風のうまさです。
嘉風もうまく作りましたけれどもやっぱり押し相撲ですね。
自分の手が伸びる距離を常に作っておきたいですから下がってからの反撃だと自分の距離ではないですよね。
距離といいますとこの阿夢露幕内3場所目になりますが長身を低くして前まわしをねらっていきます。
阿夢露が今場所は低い攻め低い姿勢を保っていますね。
はたきもこの力士は食いづらいですし長身のわりに常に頭を下げて前みつを引いたり下から跳ね上げて押していったりとても器用な力士ですね。
押されてもしのいでいますものね。
回り込むのもすごくうまいですしそういったところが今場所調子がいい要因かなと思いますね。
ようやく幕内の水にも慣れてきたというんでしょうかね。
頭も上げませんから体重も増えてくればもっとおもしろい存在になりますよね。
きょうは豊響戦豊響としては、あたりでまずしっかりと起こしたいところ。
ただ今場所も少し脇が空いてしまうところがもったいないですね。
押していく中でどちらかの脇が空いて最後は力ずくでいきますからそこをうまく逆転されてすくわれるケースが多いですね。
初めての対戦は先場所、豊響が押し出しで阿夢露を破っています。
行司が木村元基に変わりました。
阿夢露の勝ち。
阿夢露勝って7勝2敗。
豊響、3勝6敗です。
押し込まれているようには見えたんですが。
どうでしょうね。
豊響が押していってはいるんですが、手が伸びないですね今場所。
ですから、もともと突き相撲ではなく押すほうの力士なんですが上体が上がったまま手も伸びない格好で出ますので阿夢露が押し込まれているように見えますけど余裕があるいなし方だと思いますね。
こののど輪で起こせたかに一瞬見えたんですけど。
頭の角度も阿夢露のほうが長身なのに下ですし豊響の突っ張りが上からかぶさっていますからね。
中にうまく入って組むと阿夢露のほうがまだ強いですから。
最後、離しましたが右の前まわしもかなり効いていましたね。
まわしを取ると力が強いみたいですからね。
初めての勝ち越しにあと1つです阿夢露。
1m91cmあります。
体重は132kg。
あの長身を相当低くしてくるというのは相手は嫌ですね。
意図的に低くするわけではなく自然とした立ち合いの中での深さですからふだんから稽古をしている証拠でもありますしセンスもいいでしょうね。
そういうところは低さや構え方というのは稽古の中で自分にいちばん合うものを作っていきますよね。
長身だから、例えば親方現役時代で言いますと貴ノ浪関のような引っ張り込むタイプもいますけど長身であれだけ低く押してくる力士はあまりないですね。
長身の方が、頭から来るとなかなかないですね。
貴ノ浪関は私のときは頭でこなかったですけど先ほどの琴ノ若さんとか、たまに頭から来るときがありました。
ふだん胸からくる力士が頭から来るとえっと思うんです。
その瞬間に向こうのペースになってしまうケースが多かったですね。
特に押し突き放しで勝負したい力士にとってはその一瞬の驚きは動きを止めてしまうことになりますね。
私は押し相撲でしたから、そういう意図があったのかなと思いますね。
相手の嫌がることをするというのは相撲の駆け引きの1つですものね。
ふだんから稽古はずっとしているんですけど違うことをされるとやっぱり一瞬びっくりしますね。
向正面の元玉乃島の放駒さんは左四つというイメージが強いんですが突きっぱなしもあります。
どうくるかというのは相手によって考えましたか。
放駒⇒そうですね、押っつけながらまわしを取りたいんですけどその前に2、3発突っ張ってから自分の上体を低くして相手を起こしてからまわしを取りたいなというのがありましたね。
相手の裏をかく部分も時折見せたんですか。
そうですね。
そのあたりは、ほぼ毎場所同じ相手とあたっていきますので同じ手で毎回臨んでは、手の内を全部さらしてしまうと。
ですから今の横綱に対しては上位の方はみんな工夫が足りないのかなと思いますね。
もっと何か考えていかないと。
違うことをしないと打開策になりませんから。
制限時間いっぱいです。
荒鷲は、まだ白星がありません。
体を浴びせました、常幸龍の下手投げ。
荒鷲きょうも白星届かず。
投げで呼び込んでしまいました。
初日から9連敗。
常幸龍は3勝6敗。
勝てないときというのは何をやっても結果がこないということもあります。
先に仕掛けてはいるんですけどね。
そうですね。
元気がない相撲内容とそのままなんですがどうしても右差しからいって、そのあと左上手を取りに右四つの形ですからきょうも右四つがっぷりになるんですけどね投げに頼ってしまって呼び込んでしまう。
せっかく右四つのいい体勢になったんだからどうせ負けてもいいんだという気持ちで前に出て勝負をしてほしかったですね。
常幸龍はひざを痛めながらの土俵が続いています。
土俵に勝ち越しのかかる力士が登場です。
7勝1敗で6人、きょうから後半になります。
友綱部屋の旭秀鵬がここまで7勝1敗。
三日目から6連勝中です。
勝てば、2場所ぶりの勝ち越し。
東の貴ノ岩も、3場所ぶりの幕内の土俵です。
白星先行で折り返したのは勝ち越しを決めた去年の春場所以来。
右四つでまわしを引きますと腰の低さ、力強さを持っている貴ノ岩。
一方の西の旭秀鵬は、今場所は攻め込んで、まず相手を突き起こすような攻めからはたきにいきます。
はたきで決まる相撲が多いんですが先手は取れていても内容が少しね、というのが本人の話です。
はたいて決まってはいますけどね、立ち合い右差しにこだわらずどんどん突っ張ってはたきが決まっていますからそういうときは調子がいい証拠なんでしょうね。
先場所のときには左のひざに大きなサポーターがありましたが場合によっては手術をするかもしれないという話ですが、手術はせずに済んだそうです。
ひざが悪いですから本当は突っ張って得意の右を差して出るのがひざにいちばん負担がかからない相撲なんでしょうけどね。
ひじや、いろいろなところにけがを持っています。
肩などいろいろなところにけがを持っています。
勝てるときはどんどん勝ちますがちょっと調子が崩れると連敗もあります。
調子が悪いときはすぐにはたいて呼び込んだしまってあっさり土俵を割るケースも多いですからね。
逆転、突き落とし。
旭秀鵬勝ち越し。
九日目の勝ち越しは関取になって最も速いです。
ちょっと口の辺りを切ったでしょうか。
決まり手はすくい投げの発表です。
きょうは貴ノ岩が上手を求めにいきましたが。
貴ノ岩も今場所負けた相撲も含めて調子がいい相撲内容だっただけにこういう消極的な相撲内容は残念ですね。
いい内容が続いているときに流れを止めてしまわなければいいんですけどね。
こういう相撲で流れが悪くなってしまって後半、黒星が続くケースはいくらでもあります。
一生懸命稽古する力士だから真っ向からいってほしかったですね。
決まり手は、最後は背中を突く形になりましたがすくい投げの発表です。
旭秀鵬勝ち越しです。
旭秀鵬が幕内の勝ち越し第1号です。
勝ち越したあとに、ふっと流れを止めてしまったことがこれまで何度かあります。
あす以降も、白星の上積みをねらってほしいところです。
早いうちの勝ち越しですからどんどん積み重ねて、上位に挑戦できる位置まで上がってほしいですけどね。
勝ち越しのインタビューをきょうは予定しています。
2場所ぶりの勝ち越し、これまで最も速かったのが去年の夏場所の十一日目。
十両では十日目に勝ち越しを決めたこともある旭秀鵬です。
土俵には同じ部屋の兄弟子、旭天鵬がのってきたところです。
連敗でどうかと思いましたが5勝3敗で中日を終えました。
最初の2日間は力なく負けているケースだったのでいよいよ危ないかなと思ったんですけどそこから盛り返してきましたね。
平幕勝ち越し第1号は旭秀鵬関です、おめでとうございます。
ありがとうございます。
これまででいちばん速い勝ち越しです。
気分はいかがですか。
うれしいですね。
きょうは相手が変化してきました。
結構落ち着いていてよかったと思います。
今場所ちょっと相手をよく見るので。
きょうは相手が変わってきましたけど今場所、ここまで突っ張りもよく出ていますね。
ひじがだいぶよくなっているのできょうはお母さんの誕生日で勝って、勝ち越してちょっとうれしいですね。
それはいい報告ができましたね。
うれしいです。
部屋では魁聖関も、旭天鵬関も元気ですね。
一緒にね、また白星を重ねてみんなで頑張りたいですね。
あとどのくらい勝ちましょうか。
とりあえず一番一番頑張ります。
おめでとうございました。
旭秀鵬関でした。
勝ち越しの第1号のインタビューは旭秀鵬でした。
寄り切って隠岐の海の勝ちです。
隠岐の海、7勝2敗敗れた旭天鵬は5勝4敗です。
旭天鵬は勝った内容は踏み込んで攻める内容でした。
受けて下がるとやはりどうしても以前の力は残っていないのかなという感じがします。
そうですね、残り腰がなくなってきたのは確かですね旭天鵬。
それでも逆転をねらって頑張るんです。
きょうのようなあっさりしたケースも確かに増えてきましたね旭天鵬。
館内の歓声です1勝7敗であとがない遠藤と富士東。
ともに荒鷲から今場所唯一の白星を挙げています。
遠藤本人が出場を決意したわけですからひざは痛くても毎日土俵に上がることはすごいことだと見ています。
その中で荒鷲戦、七日目に一矢を挙げました。
だんだん動けるようになってきたのかなというふうに見ていますがどうでしょうか。
そうですね。
いなしにも足が前に出て残っていきました。
だいぶ調子は戻ってきてるのではないかと思います。
1勝7敗どうしの対戦で星は挙がっていませんが立ち合いからの馬力がある富士東戦二子山さん、遠藤としてはあたりを止めて前に出られればいいんでしょうけれども受けてしまうとやはり残せないなそういうふうに見えましたが。
前回の対戦で張り差しとかで立ち合いごまかして勝つケースがありましたが今場所はひざも悪いです。
押し相撲の相手にすべて、頭からいくのではなく考えて相手への対策もしてきているように見受けられます。
相手も遠藤対策を考えてきているように見えます。
大相撲の力士というのは土俵に上がらない日ができるとかなり嫌なものらしいですね。
そうです、土俵の感覚とはいうものが全くなくなってしまいますからふだん稽古でそのあとしてもなかなか勘を取り戻すことができません。
富士東は連勝もあるタイプだけにきのう勝っています。
きょうもいい勝ち方をすると後半は星が挙がってくるかもしれませんね。
富士東は白星が重なってくると調子に乗ってきますからね。
負けたほうが今場所の負け越しになります。
富士東としては突き放していきたいところ。
遠藤、止められるか。
寄り切りました、富士東の勝ち遠藤、負け越しました。
富士東、ふんばって2勝7敗決まり手は寄り切りです。
一瞬、遠藤、攻め返せるかという場面もありましたがどうでしょうか。
立ち合い、頭からいかずに胸からいく立ち合いであったと思います。
立ち合いが軽い分富士東に突き返されましたね。
うまくいなして左四つになったんですが富士東も左四つは強いです。
体重も重いです。
止まらずにすぐに上手を取って寄っていきましたね。
遠藤はもう残り腰がありませんでしたね。
富士東のこの小走りに帰る帰り方は富士東は調子乗ってきたときです。
遠藤についてのリポートです。
厳しい表情で花道奥のモニターテレビでスローモーションを見ていました。
相撲内容について聞きましたが無言で支度部屋に戻りました。
かわる土俵は7勝1敗どうしの魁聖、高安です。
魁聖が勝てば4場所ぶりの勝ち越し高安は3場所ぶりの勝ち越しです。
魁聖は中日に勝ち越したこともあります。
新入幕の場所でした。
去年の名古屋、おととしの名古屋は九日目に勝ち越しています。
今場所の魁聖は内容がいいです。
いつもですと負けた相撲も勝った相撲も悪いんですが今場所にかぎっては褒める相撲ばかりです。
1敗どうしではありますが2人ともさらに白星を伸ばすような感じがします。
場所前から好調そうでしたね。
そうですね。
体が非常によく動いていました。
前半の内容はどうですか。
褒める内容です上手が早いです。
突っ張りもよく出ています。
流れがいいです。
高安も本当に勝ち始めるとどこまでもいくというタイプですね。
きょうまず勝ち越して気持ちを楽にあしたから上位にとっても怖い力士です。
ともに5連勝スタート六日目にそろって黒星七日目、八日目と連勝して7勝1敗どうしです。
上手を取って寄り切りました魁聖、勝ち越しました。
魁聖、強いですね。
高安がちょっと中盤に入って相撲のあと足の動きを気にするところが気になります。
右四つで体をぶつけていけばやはり魁聖です。
魁聖は左四つです。
本来であれば高安突きが出ていますから細かく突いて出て左四つに持ち込みたかったと思います。
高安の踏み込みよりも魁聖の踏み込みのほうがよかったです。
友綱部屋は旭秀鵬、魁聖九日目の勝ち越しです。
高安、帰る姿を見てもちょっと足の運びが気になりました。
魁聖もインタビュールームに向かってもらいます。
土俵には豪風が上がってきました。
きょうで通算出場が1100回。
この場所の十三日目には幕内1000回を迎えます。
平成14年の夏が初土俵。
ことし36歳。
私も学年でいうと豪風の2つ下です。
稽古場でも非常によく稽古します。
稽古場の外でもトレーニングなどを重ねています。
頑張っている力士です。
できることをとにかくやるんだというのが張りにつながっていると思います豪風。
勝ち越しを決めた魁聖関です。
きょうはいい内容で勝ち越しを決めまして、いかがですか。
なんとかいい相撲でした右を差して左を押っつけてまあなんとか。
今場所ここまでの相撲内容は。
まあよく体動いていますので前に出ていますし残れるところは残っていますしまあいいと思います。
さあここで勝ち越しを決めてきょうから後半戦、このあとの相撲についてはどういうふうに取っていきますか。
まあ、けがをしないように一日一番集中して頑張ります。
相撲の内容的にはどんなことを目指しますか。
今までどおり前に出て頑張ります。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
3勝5敗の豪風と4勝4敗の誉富士、館内が豪風に手拍子が起こっています。
誉富士は六日目から3連勝し4勝4敗、五分の星にしました。
豪風あたった瞬間すぐはたいて今場所は墓穴を掘って負けるケースが多いように思います。
木村晃之助が合わせます。
引き落とし、豪風の勝ち。
豪風の動きです、4勝5敗。
敗れた誉富士も4勝5敗。
2階席にかなり豪風頑張れという文字が見えました。
きょうは豪風の動きですね。
誉富士が一歩あたったあとに見すぎましたよね。
いなしから、1回離れたところ誉富士が1回あたってくるとまた違ったかもしれませんね。
反撃する力士なんですがきょうは見すぎですね。
引き技があるだけにきょうは考えすぎましたかね。
いつはたいてくるかと思って待っていたら土俵際までいってしまったんじゃないですか。
通算1100回節目の土俵白星でした豪風。
幕下上位と十両の結果をお伝えします。
旭日松が決めた珍しいとっくり投げ。
両手で首を挟みつけるようにしてひねり倒すのがとっくり投げという決まり手です。
平成13年に決まり手の技が増えたときに採用された決まり手です。
幕内ではまだ出たことがありません。
十両では平成22年九州場所十一日目に城ノ龍が決めて以来です。
十両は7勝2敗がいちばんいい成績です。
英乃海と鏡桜が7勝2敗です。
豪風が帰ってきました。
自分でもいいあたりができたと言いながら帰ってきました。
後半に向けてもきょうの白星は大きいという表情を浮かべていました。
きょうは館内の声援が本当に大きくて気合いが入りましたと声援が聞こえていたようです。
前半の取組、あと2番です。
東に千代丸2勝6敗。
西が佐田の富士、同じく2勝6敗。
どちらも立ち合いはもろ手突きのあたり方なんですがどちらも今場所は突き放しが伸びずに苦労しています。
そうですね。
2人とも自分の距離で突っ張りができていないんですね。
千代丸はひじを目いっぱい伸ばしたところから、いなしです。
佐田の富士は手を伸ばすようにしてのど輪です。
伸びていないですね。
2人とも伸びていないですね。
ただ、突っ張りも特徴があって足から出せっていうタイプもいれば手を出せば、足が自然と出る力士もいます。
私なんかは手が出て、足が出てというタイプなのでこの2人はどちらかといえば手が伸びれば足も自然に出ると思うのでどんどんどんどん手をあてて相撲を取ってほしいですね。
どちらが自分の距離を作れるでしょうか。
この対戦は佐田の富士が3連勝中です。
2勝6敗どうし。
突き出し。
佐田の富士の勝ちです。
佐田の富士3勝6敗、千代丸2勝7敗。
少し上から下にあたるような感じではあったんですが千代丸がひざが伸びて足が流れるようになりました。
決まり手は押し出しです。
佐田の富士のほうが先にあたっていますね。
千代丸は当たれていないんですね。
どうしてもね千代丸は頭からいけませんので腕の長さが佐田の富士のほうが長いですから佐田の富士の距離になってしまったのかなと思いますね。
佐田の富士のほうが上から手が伸びてはじきましたね。
千代丸も一生懸命前に出たんですがただ前に出ただけですからいなされて、体勢を崩してしまいましたね。
きょうは九日目、場所も後半に入りますので前半の各力士の評価なども伺いながら放送を進めています。
前半最後の一番を迎えます。
きょうは幕内休場が増えてきましたので前半は10番後半は9番です。
幕内の取組の数は19番です。
3勝5敗の臥牙丸と5勝3敗の勢です。
場所が始まったころにもご紹介したんですがこれまでグルジアという日本での国の呼び名の名前がジョージアという名称で統一されました。
まだ館内紹介ではこれまでのグルジアという名前の印象が強いんですが臥牙丸です。
私もまだ慣れませんね。
本人たちはグルジアという言い方のほうが違和感があったようです。
対戦相手の勢が、ここまで5勝3敗3連勝のスタート。
肩のテープは外せませんが攻めの内容を見せているように感じます。
勢については向正面の放駒さんに伺っていこうと思います。
先手先手で攻めようという意識はあるんじゃないでしょうか。
そうですね。
あとは肩のテーピングですねこれさえ取れればもっと左がよく使えるようになると思うので流れが変わってくると思うんですけどね。
右差しの勢ですが左が十分でないと生きてこないでしょうか。
最近、左を使うようになってきてまた成績も上がってきたんですけれどテーピングをするようになって、少し左の動きが悪くなってきたかなと思いますね。
そこが落ち着いてきませんともう一度上位というのはちょっと苦労するんのかもしれませんね。
そうですね。
その勢、今場所は差すだけではなくてまず相手を押し込んで攻めていこうという姿勢が見られています。
十分な体勢が作れなくても前に出ていけばなんとかなるんだと本人も前半では話していました。
そういう相撲内容も見られますけれどきのうみたいな消極的なかっぱじくような立ち合いもありますからああいう立ち合いをしているうちは上位では安定しないし、通用しないのかなと思いますね。
タイプは違いますがきょうも突進してくるか、臥牙丸戦。
きのうと同じようなことをやってはいけないですね。
突っ張られても勢は下からうまく中に上げて反撃するセンスを持っていますからそういうことをもっと心がけてやってほしいんですがかっぱじくような楽に勝つ相撲を覚えてしまっていますからああいうこと、たまにしてしまうんでしょうね。
臥牙丸は番付を上のほうに戻してきました。
押し切れずに抱え込む相撲が何番か出ています。
臥牙丸は今場所なかなか押しの体勢にさせてくれませんね。
前半最後の一番が制限時間いっぱいです。
突き放していきたい臥牙丸3勝5敗。
右を差していきたい勢5勝3敗。
行司は木村庄太郎にかわりました。
早すぎました。
寄り切り、勢の勝ち。
6勝3敗。
臥牙丸、3勝6敗。
きょうの内容はいいですね。
こういう内容が取れるのできのうみたいな相撲、消極的には取ってほしくないんですね。
放駒さん、いい気迫で攻めていったんじゃないでしょうか。
臥牙丸のような大きな相手を真正面から寄り切れるんですから力がありますよね。
途中、はずにかかったんですかね。
立ち合いから右がのぞいたんでそこらへんが勝因だったかなと思います。
右を差しす意識でいって、1回入って起こしていきました。
決まり手としては押し出しの発表になりました。
でも攻める意識がいちばんですよね。
そうですね。
右の差し手が相手のはずにかかりましたから臥牙丸が起きてしまいましたね。
あとはこの肩のテーピングが取れるのに、いつぐらいまでかかるのかが気になるところです。
ここまでの結果です。
旭秀鵬は幕内の勝ち越し第1号です。
魁聖、勝ち越しです。
照ノ富士が7勝1敗できょう勝ち越しが懸かります。
徳勝龍戦です。
7勝1敗日馬富士が玉鷲戦。
白鵬、7勝1敗で妙義龍戦です。
後半戦、照ノ富士がどこまで優勝争いに関わって何番勝てるか初日、佐田の海戦に敗れて二日目からはしっかり引き締めて、内容もよくなってきました。
照ノ富士のきのうの玉鷲戦をご覧いただきます。
実況
小手投げ、照ノ富士勝ちました。
白崎⇒横綱大関戦を前にして相撲の内容がよくなってきていますよね。
初日は大関取りの緊張感の中で相撲を取ったと思いますので負けてしまいましたが二日目から彼らしい右でも左でも四つで取れますからどんどんと前に出るすばらしい内容を取っていますね。
では、ニュースをお伝えします。
日中両国の防衛当局の局長級による協議が防衛省で行われ、日本側が安全保障法制の関連法案について、地域の平和と安全に資するものだと理解を求めたのに対し、中国側は地域の安定を損なわないよう求めるなどと述べました。
防衛省で午前9時から行われた会談には、日本から防衛省の黒江哲郎防衛政策局長が、中国から、中国国防省外事弁公室の関友飛主任が出席しました。
この中で日本側は、先週国会に提出された、集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んだ、安全保障法制の関連法案や、新たな日米防衛協力の指針・ガイドラインの内容を説明し、地域の平和と安全に資するものだと、理解を求めました。
これに対し中国側は、日本の安全保障分野の動向には、高い関心を持っている。
地域の安定を損なわないよう求めるなどと述べたということです。
また日本側が、中国が東シナ海や南シナ海での海洋進出を活発化させていることを取り上げたのに対し、中国側は、一貫して平和的な発展と防御を中心とした国防政策を堅持していると説明したということです。
さらに会談では、日中間で調整を進めている、空と海での偶発的な衝突を避けるための連絡メカニズムについて、早期の運用開始に向け、双方が努力していくことを確認しました。
企業が派遣労働者を違法な状態で働かせた場合、雇用契約を申し込んだと見なし、派遣労働者を直接雇うことを義務づけた新たな制度について、厚生労働省は、ことし10月の制度の開始時点で違法な状態であれば、直ちに適用されるという解釈を示しました。
ことし10月1日に施行される制度では、派遣が禁止された港湾運送や建設の業務に従事させたり、派遣可能な期間を超えて働かせたりした場合などに、派遣労働者が求めれば、受け入れ先の企業が契約社員などとして、雇用契約を申し込んだと見なします。
厚生労働省はきょう開かれた審議会で、この制度について、経過措置の期間は設けず、ことし10月1日の時点で違法な状態であれば、直ちに雇用契約を申し込んだと見なすという解釈を示しました。
この制度を巡っては、業務ごとの派遣期間の制限を撤廃し、1人の派遣労働者の働ける期間を、原則3年までとする、労働者派遣法の改正案が国会で審議されています。
生字幕放送でお伝えしています国技館は九日目。
ちょうど後半の勝負審判が所定の位置につきました。
初日から、ずっと満員御礼が続いています。
ことしに入ってすべて満員御礼です。
7勝1敗6人できょう九日目を迎えて、平幕で旭秀鵬と魁聖がすでに勝ち越しを決めています。
後半最初の一番、東から北太樹、西から碧山です。
北太樹もことしの初場所は十両に番付を下げていて、その初場所の十両優勝から上位まで一気に戻ってきました。
2年ぶりの横綱戦も今場所は組まれました。
2勝6敗、ただ負けた相撲でも攻める姿勢を見せています。
西が碧山です。
5勝3敗。
碧山は、去年の九州は関脇で勝ち越しもありましたが番付を下げてきました。
北太樹は右の肩にかなりテープを貼っています。
北太樹がここまで肩にテープというのは私はあるいは見落としていたのかもしれませんがこのところ、いなされて落ちる相撲が多かっただけに気になるところです。
横綱の日馬富士戦も攻める姿勢を見せましたよね。
自分の得意な左四つになったんですが先に攻めたかったですね。
止まってしまいましたから横綱にうまく押されて負けてしまいました。
去年の春場所以来の両力士の対戦やはり横綱戦はいいなもう一度来ますということばも残してきました。
相当肩が悪そうですね。
ただ肩はテーピングで固定しても動かすので固定しづらいんですよね。
ここまでいっぱいテーピングをしていますので悪いんでしょうね。
一方、西は碧山です。
番付を下げて5勝3敗。
4勝1敗で序盤終わりましたがしっかりあたれたときはいいんですけれどもろさも持っているんですね。
そうですね。
立ち合いから激しく突っ張って前に出ることができたときはものすごくいい内容なんですがちょっと押し込んだあとにはたいてしまったりつき手を払われて前に落ちてしまうことが多いのでいい面と悪い面と、今場所は出ていますね。
突っ張りの威力で見ますと横綱大関でもかなりてこずるような威力があると思うんですが。
そうですね。
稀勢の里でも豪栄道でも1発で突き飛ばしますからすごい突きを持っているんですがどうしても押し切れないとはたいてしまって呼び込む癖もありますのでね。
北太樹としてはそこに勝機を見いだしたいまず立ち合い踏み込んでいけるかどうか。
碧山が突っ張りからはたきを見せることが多く見られます。
はたきました碧山の勝ちです。
大体この2人の対戦はこういう展開です。
はたいて落ちるかはたいたところで差せるかという流れです。
きょうは北太樹落ちてしまいました。
ただ碧山からみますとこれを突き切りたいんですね。
中に入れないだけではなくあのまま突っ張りで前に持っていきたいところなんでしょうけれどもね。
ただきょうは北太樹を中に入れないようにうまく突っ張ってそのあとはたきましたから褒められる内容ではないかもしれませんが考えた一番だと思います。
自分も頭を下げすぎるのではなくもろ手突きで起こそうという感じですね。
もろ手突きで起こして攻めるという意識はあったと思います。
そのあと、はたきもまともではなく横からですから。
場所はきょうから後半に入りました。
優勝争いというにはまだ早い時期かもしれませんが白鵬、日馬富士、照ノ富士さらに平幕の力士が1敗で並んで後半に入っています。
場所も後半に入ってきますとあとは来場所の番付を視野に入れてという対戦が多くなってきます。
きょうこのあとは来場所、果たして誰が三役の地位に収まるのかというのも興味深いところです。
3勝5敗どうしです。
安美錦は関脇以上の対戦がすでに終わっています。
栃ノ心は三役以上との対戦がすでに終わっています。
ですから、ここからはどれだけ平幕どうしで白星を手にしていくかも大きな注目点になってきます。
安美錦はまだ小結戦が残っています。
上との対戦がもう終わっていますからね。
あとは同格どうしの対戦で取りこぼさないで勝ち越したほうが三役に上がっていくわけですから大事ですね。
前頭2枚目あたりまでは本当に力が接近しています。
関脇を含め上位5枚目ぐらいまではあまり変わらない実力だと思います。
安美錦は3勝5敗の成績ですが琴奨菊を破り、白鵬にもう一歩というところも見せてひざのけがが心配されましたが3勝5敗で後半に入っています。
安美錦のリポートです。
ここまでの相撲内容についてはいいとは言えないとぽつりと漏らしました。
先場所けがした右ひざについてはそんなに相撲内容がいい状態ではない。
きょうも付け人を立たせて厚く右ひざに入念にテーピングをしていました。
三役復帰について水を向けますとこのあとも一番一番目の前の相撲をしっかり取っていくだけだとことばは少なめでした。
相手どうこうということではないということでした。
もともと、ひざは古傷大けがを抱えながら土俵を務めています。
安美錦、苦しい中で土俵を務めているんでしょうね。
初日、二日目と全く安美錦らしい相撲内容ではなかったので心配したんですが彼はずっと稽古も一生懸命やっていましたしその稽古の貯金がありますし相撲センス、運動神経もいいですし初日、二日と負けたんですが盛り返すかなと思って見ていたんですが内容は悪くてもうまく3番勝っていますからね。
その安美錦に対して栃ノ心も3勝5敗。
三役以上との対戦はすべて終わりました。
稀勢の里から白星。
ただ上位に対しては上手が深くなってしまう。
上手は取れても勝てない相撲がありました。
上手を取ってから栃ノ心は攻めがちょっと遅いんですよね。
番付を戻してきたときには前まわしを取る相撲も多かったんですが攻めながら前まわしを取って寄り切る相撲が多かったんですがまわしを取っても止まってしまうケースが今場所多いです。
来場所の三役の枠を巡って白星の上積みが期待されます。
突き出しました、栃ノ心の勝ち。
立ち合い変化ですか栃ノ心が。
珍しい。
たまにですね、本当にやるのは。
ただ安美錦もきのう変化していますしあまり栃ノ心のことを責められないでしょうけれども中に入れてしまっては横綱戦のときのイメージなどがあるんでしょうからとっさかもしれないですね。
安美錦が敗れて下がって同じ部屋の照ノ富士とすれ違いました。
このあと照ノ富士が入場してきます。
栃ノ心から見ても平成24年秋に三役を経験してけががあってなんとしても戻りたいという気持ちが強いと思います。
西の筆頭です。
変化して残されたあとも落ち着いて、突っ張って相手を常に自分の正面に置いて対応しましたから一方的な相撲内容になりましたね。
それだけ安美錦を警戒したということかもしれません。
栃ノ心が逸ノ城に力水をつけたところです。
あすの取組です。
栃ノ心が立ち合い変化して安美錦を破りましたけれども栃ノ心自身は土俵の上で安美錦が変わってくるのではないかと、どきどきしていたそうです。
気付いたら自分が変化していてまずいと思って突き放したそうです。
二子山⇒今場所2番安美錦は立ち合いで変化していますからね。
変化してくるかと思ったら自分が変化していたという栃ノ心の話でした。
土俵が豊ノ島と逸ノ城です。
豊ノ島は三役以上きょうの逸ノ城とあとは照ノ富士です。
この2人は黒星先行ですが逸ノ城は三役を守れるか。
豊ノ島も三役の座をつかみ取れるかというきょうからの後半です。
初場所対戦があって豊ノ島がもろ差しから巻き替えてすくい投げ逸ノ城を破っています。
巻き替えにいって肩すかしはなりません。
寄り倒し、逸ノ城の勝ち豊ノ島がすぐには立ち上がれませんでした。
背中から落ちていきました。
ひざから落ちましたからね。
逸ノ城が上に乗っかりましたからね。
拍手
逸ノ城が3勝6敗。
豊ノ島が敗れて3勝6敗。
先場所も巻き替え合いの中で豊ノ島がすくっていきました。
先場所ではなく初場所でした。
前回の対戦のことも頭の中に入れながらでしょうかね。
中に入るのが豊ノ島はうまいですから右四つと左四つのけんか四つですから、どうしても右差しと左差しの手がはじき合うんですがその中で常に落ち着いて逸ノ城が右差しにこだわるのではなく左二本入れさせないためだけにうまく対応したのかなと思います。
相手の取り口をずいぶん逸ノ城は研究しているようですね。
負け方がここ最近は悪かったんですがきょうに限ってはよく研究した相撲内容だったなと思います。
差されたところをすぐにきめるようにして結局、豊ノ島が左も抜きました。
寄り倒しで逸ノ城の勝ちです。
三役を守れるかという場所の後半です。
豊ノ島は3勝6敗。
豊ノ島は三役との対戦はあすが最後です。
このあたりの力士の一番一番本当に重みがありますから激しい攻防になりますね。
終盤戦に向かって同格どうしの対戦で新三役になり再三役なりを目指してみんなつぶしあっているわけですからここら辺の取組も楽しいですよね。
この対戦もまさにそういう取組だと思います。
小結に戻った栃煌山、3勝5敗小結ですから上位から順番にあたっていきます。
三役以上の対戦はあと逸ノ城だけです。
宝富士もあす組まれている逸ノ城戦が三役以上との最後の対戦。
このところ宝富士が3連勝中です。
宝富士がここまで5勝3敗。
白鵬、稀勢の里、豪栄道と敗れていますが琴奨菊には勝ちました。
しかし平幕の力士にはここまですべて勝ってきました。
きのうは佐田の海を小手投げで破って白星先行で後半戦に入ってきました。
宝富士はまだ三役経験はありません。
宝富士は三役に向けて期待が大きくなってきましたね。
ここ数場所チャンスがある中で逃してきましたので今場所は、という強い気持ちで臨んでいますと言っています。
本人としてはそういうことを考えるのではなく一日一番その日の相撲に集中できているのでなるべく考えないようにしたいと言っていました。
きのうも相手が佐田の海で右を差されて差し負けたわけですけれども左から小手投げにいきました。
これはそこで勝負を決めようと思った投げではなく崩して差し込もうとした動きであったそうです。
それが結果的に決まったということは今場所は体調がいい、体が動いているんだということを実感したということです。
場所前半は黒星が先行することが多いんですが今場所は白星先行で気分がいいですしここ数日、師匠の伊勢ヶ濱親方からいい相撲だったと褒めてもらえることが多くなったそうです。
きょうも褒めてもらえるような相撲を取りたいと宝富士は言っていました。
きょうはちょうど正面の審判長席に伊勢ヶ濱親方が座っています。
左四つの生かし方が身についたんでしょうか宝富士は力強さが増してきましたね。
放駒⇒流れの中で攻められるようになりましたし止まっても力負けしなくなりました。
新三役への期待放駒さんからはどう見えますか。
十分あり得るのかなと思います。
この時点で5勝ですからね。
そのためにも、きょうは相手は小結。
こういう相手にもしっかりと勝っておきたいところです。
栃煌山は宝富士戦今3連敗中です。
三役を守るために上がってくる相手を落としておきたいところです。
木村玉治郎が合わせます。
押し倒し。
栃煌山の勝ち。
今回は、栃煌山が勝ちました。
左が一瞬、入りかけましたが栃煌山の流れでした。
ここはやはり、三役経験者の意地もあるでしょうしね。
そうですね。
立ち合い、宝富士が両手をついてずっと待っているんですが栃煌山がじっくり腰を決めてからそれから手をつきましたのでその間隔がちょっと空きすぎましたからちょっと早く手をつきすぎたのかなという思いで見ていました。
栃煌山はいつもの間合いがあってちょっと宝富士としては、手をついている時間が長かったかもしれません。
息を止めて手をついて待っていますのであまり長すぎると息苦しくなりますから立ち合いふわっと立ってしまうケースも多いです。
もうちょっと考えた立ち合いをしたほうがいいのかなと思います。
栃煌山も、場所前、肩から胸にかけて痛みがあったということで出だしはあまりよくなかったんですが、大体後半は白星伸ばしてくるんですね。
この力士も上位戦こそちょっと負けが先行しますがそのあとの同格どうしそれ以下は落とさない力士ですのでここから白星が重なっていくと思います。
そういう内容だからこそこのあたりでずっといるわけですね。
そうですね、同格以下は落としづらい力士ですから上に勝ち越すようだと大関を目指せる力士なんですけどね。
敗れた宝富士のリポートです。
悔しい表情で相手の右が厳しかった、絞り出すように言っていました。
宝富士から見ますと差し負けの形でした。
土俵には照ノ富士登場、7勝1敗。
先場所新三役関脇が新三役の場所で13勝2敗。
横綱大関戦ではすでに琴奨菊を破っている照ノ富士です。
徳勝龍が4勝4敗、西の前頭4枚目は徳勝龍にとっては最高位です。
初顔はこの1つ前の場所、去年の春場所にあって徳勝龍はとったりの決まり手で照ノ富士を破っています。
その当時と照ノ富士の相撲は変わっています。
照ノ富士について、向正面の放駒さん、先場所も13番勝ちました。
今場所と先場所また進歩しているようにも見えるんですがどうでしょうか。
初日は、少し余裕を持ちすぎた面がありますけど相手が軽いということで振り回そうと思ったんでしょうけど、それからは思い直して自分の相撲を取り切ろうというところが見えていますよね。
腰の構えもいいですしもともと、まわしを引いたときの力強さを持っていますよね。
もろ差しになられてもなかなか負けるイメージが湧かないというか。
なんていうんでしょう、いつの間にか、かかっている感じですよね。
強いという言い方になるんですね。
そうですね。
二子山さんにも伺います。
確かに差されても全く動ぜずという感じがあります。
小手に振って、その小手投げも強いんですが相手が外掛けにくるんですがこの力士は足腰もやわらかいですしその足を跳ね上げる技術があるんですね。
ですから外掛けも食いづらい二本入られても負けづらい力士だと思います。
九日目に勝ち越せば先場所と同じ。
照ノ富士自身も次の目標、次の番付に向かって成績を残したいんだと一日一番そのための相撲を取りたいんだと場所前半から話をしています。
先場所はあまり闘志を土俵に見せなかったんですけど今場所、最後のときにはすごい表情で気合いが入って立ち合い、いきますからね。
それも力みにはなっていませんものね。
普通にプラスに集中。
立ち合い集中できていますね。
九日目に勝ち越しをかけます。
対戦相手は徳勝龍4勝4敗で白星先行となるか。
徳勝龍も力をつけてきています。
寄り切り、徳勝龍の勝ち。
照ノ富士、2敗目。
徳勝龍から見ますと会心の攻めでした。
どう見たらいいですか。
この力士は、照ノ富士はいつも手をつくのが後つきなんですよ。
あとから手をつくんですがなんでこの一番は宝富士同様、両手をついて待っていたのかなと思いますね。
過去2回とったり気味にやられて、負けているんですがそのイメージがあって先についてしまったのか分からないんですが明らかにいつものどっしりとした構えと違いましたね。
張り差しできました、左から差していきました。
左差しですと徳勝龍のほうがいい体勢ですものね。
左差しでも負けないものは負けないは負けないと思うんですが立ち合いがどっしり構えていないだけにどうしてもこういう結果になってしまいましたね。
逆に徳勝龍のいいところはどうでしょうか。
過去の合い口もありますし左四つになればという気持ちもあったんでしょうね。
初めて横綱戦が組まれた六日目から3連敗していましたがきょう流れを断ち切ってあすは白鵬戦、初めて挑みます。
相撲内容が正攻法になってきましたね、徳勝龍。
そうですね、立ち合いからとったりにいくのではなく頭からあたって突っ張ってそのまま押し切れれば突っ張りでいく。
そのあとに押し切らなければ左四つになって寄り切るという形はだいぶ出てきましたからこの位置に上がってきたなと思います。
かなりきょうは気持ちをよくして、あす横綱戦に向かっていきます。
照ノ富士はあす豊ノ島戦です。
照ノ富士がここで1つ、星を落としたというのは、照ノ富士の心境にとっては影響はありそうですか。
初日同様、いつもの集中力というか自分の相撲を取れなかったのかなと思いますね。
徳勝龍には申し訳ないんですが私は、まさかきょう負けるとは思いませんでした。
ちょっとびっくりしますね。
15日間、気持ちは常に張っていますけれどもどこかで相手に隙を見せてしまうような部分というのは出てしまうことはもちろんありますからね。
合い口の悪い相手とかですね。
いつもと違う相手が立ち合いをして来たりとかいろんなことが精神面、勝負ですからね。
照ノ富士が2敗となりました。
土俵にはただ1人、2敗を守っている大関の稀勢の里が上がってきました。
勝った徳勝龍のリポートです。
気分がいいですと帰ってきました。
相手が張って左差しに来ることは分かっていた。
右の上手をしっかりつかんだところがポイントだったと話しています。
気分がいいですともう1回いいました。
力士たちはよく分かっていたといいますが、仕切っている様子から、いくつかの攻め手のうち、こうくるだろうと見切ったということです。
照ノ富士のリポートです。
自分が敗れた相撲内容をすべてモニターで確認したあと、こちらの問いかけにはひと言も発せずに少し怖い表情を浮かべてすぐに風呂場へと歩を進めていきました。
初日敗れた翌日、しっかり切り替えていきました。
その辺りはどうかです。
大関、しっかり優勝争いに加わってほしい場所の後半星の差1つの稀勢の里です。
対戦相手は佐田の海、4勝4敗日馬富士から金星を挙げましたがそのあと4連敗中。
前回は佐田の海がもろ差しをねらいましたが、稀勢の里が左を差し勝って右で抱えていきました。
佐田の海はなんとか左差しは防ぎたい。
できれば自分が中に入りたいそう話しています。
稀勢の里完勝。
圧力をかけてきました。
7勝2敗星の差1つでしっかりついていきます。
佐田の海がきょうも何もさせてもらえませんでした。
向正面の放駒さん、場所前から大関好調でしたからこの内容はこの成績は分かりますね。
相手も動きはいいですけど落ち着いてじっくり見て左を差すまで出ずにじっくり見ていきましたね。
途中連敗こそありましたがそのあと相手を押し込んで一方的に持っていく内容が続いていますね。
圧力は、やはり大関ですからありますからね。
あとは落ち着いてじっくり腰を落としていけば取りこぼしは少なくなると思うんですよね。
1つの差で追っているというのも気持ちが楽なのかもしれませんね。
そちらのほうが楽な立場だと思いますよ。
両横綱が1敗、平幕では魁聖と旭秀鵬が勝ち越しを決めるという中で正面の二子山さん、稀勢の里もまだ直接の横綱戦を残していますのでおもしろい存在かと思うんですが。
そうですね。
直接対決ありますから全部勝てば同じ星になりますし。
そうさせるためにもこれ以上格下や同格には取りこぼしたくないですね。
毎回いいますが、序盤で星を落とすのがあまりにももったいないですね。
初日に白鵬は取りこぼしましたから今場所は中日まで全勝で、きてほしかったんですけどやはり2回取りこぼしましたからね。
栃ノ心戦はしかたないとしても翌日の妙義龍戦、あっさり持っていかれてしまいました。
あまりにももったいない。
負けた次の日、自分の相撲が取りきれないことが多いので2日間は、そういう相撲内容になってしまいましたね。
大関の中では2敗を守ってこれから後半、終盤へと向かっていく稀勢の里。
ただ、これだけ優勝争いも何度か経験していますのでそろそろ優勝をという期待は高まってきていますよね。
そうですね。
毎場所毎場所のことなんですがどうしても取りこぼしが多いですからどうしても白鵬には、背中を追う場所になってしまいますねいつも。
今、土俵には豪栄道と琴奨菊が上がってきました。
ここのところの大関はかなり苦労の土俵が3人とも続いているんじゃないでしょうか。
稀勢の里は最終的に10番11番勝ちになりますが豪栄道と琴奨菊はどうしても8番がいっぱいいっぱいですしよくても9番という場所が続いていますね。
二子山さんからみますと一門の豪栄道相撲の技術を持っているんですがこれがかえって動きを止めてしまうことになっている感じもありますか。
どうしても勝たなきゃいけないという大関独特の地位の重さですね。
それが出てしまって関脇時代のいい内容の相撲が忘れられてしまっているような気がしますね。
豪栄道の場合も、もったいない落とし方なんですよね。
もっとじっくり攻めれば、この力士はいいなと思うんですがやはり勝ってあたりまえの地位ですし勝っても内容が問われる地位ですから、いい内容で勝とうという彼の責任感が強い部分が出てしまっていますね。
どうしても勝負どころでもないのに前に出てしまって突き落とされて逆転負けしてしまうケースも多いです。
やっぱり大関という地位の重圧は経験されましたが違いますか。
なってみないと分からないしですね。
攻めるだけではなく地位を守るという重みがのしかかってくるんですね。
勝って当たり前という目で皆さんが見てますからその中で強い大関を皆さんが期待していますから大変な地位です。
上がって頑張らなければいけない立場です。
早く打開してほしいです。
琴奨菊は二所一門です。
放駒さん、場所前は稽古の様子を見ていますとかなり心配された琴奨菊ですが放駒⇒何度か連合稽古をやりましたが途中で休んだこともありました。
きのうの相撲でも負けて悔しそうに土俵をたたくようなしぐさがありましたのでね少し、自分でも歯がゆいのかなと思いますね。
その中でできることをやって臨んでいる、そういった状況なんでしょうか。
精いっぱいだと思います。
このあと、上位戦が続いてきます。
大関どうし琴奨菊としても勝っておきたいですね。
代名詞であるがぶり寄りですねまた見てみたいと思います。
そういった相撲が出るかどうか。
今場所は琴奨菊は右差し左前まわしの形が多くなっています。
そのほうが形がよく見えるんですね。
左四つでも右四つでもどんどん前みつを取ってがぶって出るのが彼の持ち味ですから右でも左でも取ってどんどん前に攻めてほしいですね。
一気に攻めたい琴奨菊の最後の動きです。
対する豪栄道はこのあたりをどう止めるか。
まわしを引ければ豪栄道。
大関どうしの一番。
すくい投げ、豪栄道の勝ち。
6勝3敗。
琴奨菊は4勝5敗黒星が先行です。
豪栄道からすると琴奨菊の癖といいますか左を差せるとみていったか。
低く右四つになるそういう気持ちで豪栄道はいったと思います。
琴奨菊は立ったあとすぐに起きてしまいましたからね。
豪栄道は入りやすくて相撲が取りやすかったんじゃないでしょうか。
琴奨菊はどうしても右脇が空いてしまうところがあります。
今場所に限らず肩の調子も悪いんでしょうけど差し負けて二本差されてしまうケースもありますね。
この場所もつらい場所になってきていますね。
豪栄道は6勝3敗あすは大関稀勢の里戦。
琴奨菊はあす妙義龍戦です。
琴奨菊についてリポートです。
モニターで立ち合いの部分だけ確認して差しにいってしまったなと言って帰りましたね。
左を差しにいくと豪栄道からすると左が入りやすくなりました。
右四つ、左四つですから差し手争いになるんですが。
すぐ差し勝って二本入った豪栄道が攻めていきましたね。
豪栄道は勝って勝ち残りです。
日馬富士が四日目佐田の海に敗れましたがそのあとしっかり引き締めています。
7勝1敗できょう勝ち越しをかけます。
きのうは逸ノ城戦で右から強烈なのど輪で攻めていきました。
右からの下手投げを見せたこともこの場所はあります。
右が本当悪いのかなというような強い攻めでしたね。
思い切り攻めていましたね。
日馬富士、痛いんでしょうけれどもそこまでひどくはないんじゃないかなとも思います。
日馬富士に挑むのが西前頭5枚目の玉鷲先場所、新三役は跳ね返されました。
放駒さん玉鷲、上位戦ではまだ力が足りないでしょうか。
気持ちの面でしょうか玉鷲については。
力はすばらしいものを持っています。
横の動きですね。
相手にかわされるとなかなかついていけないといいますか相撲が取りきれなくなってしまいます。
玉鷲はその辺じゃないでしょうかね。
押せないとみるとすぐに右から抱えて小手投げにいってしまいますね。
組んでは上位戦苦しいですか。
押し相撲で上がってきた力士ですから抜群の押し相撲それで気持ちよく勝ってもらいたいと思います。
日馬富士戦は横綱になったあとはまだ勝ったことがありません。
大関時代の日馬富士に押し倒して一度勝っています。
結び前の一番です。
足が出ました。
軍配が上がっています。
玉鷲に上がっています。
日馬富士の足が出ています向正面の審判が手を上げました。
玉鷲初金星日馬富士は2敗になりました。
放駒さん横綱、足が出るのが早かったですね。
私も確認できました。
日馬富士にとっては痛い2敗目です。
玉鷲が考えてもろ手突きで出ていきましたね。
放駒さん、きょうは横綱を正面に置いて攻めていったように見えましたが。
そうですね突っ張っていきましたが押せないとみえてやはり右から抱えてそれがきょうはうまく決まったんですがね。
相手の頭を少し押さえながら足が出ましたね。
日馬富士、左足立ち合いからどうでしょうか。
玉鷲、立ち合い考えてもろ手でいきました。
小手に巻いたようですが突き落とし気味に攻めたんですね玉鷲が。
日馬富士これで星を落としたのは痛いですね。
そうですね。
玉鷲が考えて相撲を取りました。
きょうは同部屋、伊勢ヶ濱部屋がみんな負けてるんですね。
私もよく同じ部屋の力士が負けると嫌な思いで土俵に上がった記憶があります。
責任感の強い横綱ですからそういうようなことがよぎったのかなと思います。
玉鷲は初めての金星です。
1敗を守っているのは平幕の魁聖と旭秀鵬。
そして白鵬はこれから土俵です。
日馬富士と照ノ富士は敗れて2敗。
稀勢の里もきょう勝って2敗を守りました。
隠岐の海、阿夢露が2敗で並んでいます。
ここで白鵬が落とすようなことがあればおもしろいんでしょうが周りが先にどんどん崩れてしまいますからね。
初日は先に負けたのが白鵬だったんですね。
九日目、勝ち越しが懸かる白鵬にきょうは妙義龍です。
関脇3勝5敗。
白鵬がこのところ6連勝中です。
この6連勝の中には小手投げが2回。
白鵬が挑んでくる上位常連の力士たちどうさばけば勝てるんだというものを白鵬は持っているように思います。
白鵬、出稽古に行って稽古をしている両力士です。
その稽古をしているうちに白鵬には勝ちパターンが見えてくるんでしょうね。
稽古しながらの横綱は相手の得意な手を出させながらもそれを下していくという稽古ですからね。
妙義龍、そろそろ横綱戦なんとかしたいでしょうね。
後半戦に向かって関脇ですから上位との対戦がまだ残っています。
横綱に1人勝たないと関脇の地位も保てません。
きょうの横綱戦が大事です。
白鵬、妙義龍は一度白鵬に勝っています。
今場所の白鵬は右を差すという体勢がまだ作れていないように見えますね。
今場所に限っては右四つになりきれないで相撲を取るケースが続いていますね。
九日目結びの一番です。
白鵬に妙義龍が挑戦します。
押し出しました、白鵬。
8勝1敗妙義龍、差しましたが前に出ることができませんでした。
取りこぼしてもおかしくない雰囲気の中でこういう勝ち方をするのは白鵬の強さですね。
笑顔がはじけた玉鷲、初金星を日馬富士から挙げました。
きょうの雰囲気は取りこぼしてもおかしくない雰囲気でしたがしっかり勝つ白鵬すばらしいですね。
きめ出しです、決まり手は。
妙義龍は二本差しでいった立ち合いでした。
初金星、気持ちいいです。
花道からインタビュールーム笑顔が絶えませんでしたね。
きょう中、ずっと笑顔で。
もろ手突きで攻めていきました。
これでいこうと思ったらそうしてよかったと思います。
後半戦ここからきっかけになりそうですか。
そうですね。
気合い入れてまた頑張ります。
おめでとうございました。
ありがとうございます。
最後まで笑顔でした。
玉鷲関。
きょう終わって1敗は横綱白鵬と平幕の魁聖と旭秀鵬の3人です。
日馬富士についてのリポートです。
足についての質問をしましたが全く無言でした。
首をひねるばかりでした。
入って玉鷲がもろ手突きで攻めてきたときにいつもは冷静に対応するんですがきょうは少し熱くなりすぎたんでしょうか。
1敗で3人2敗で6人が星1つの差で追う展開です。
向正面、放駒さんでした。
両横綱明暗が分かれましたがどんな印象ですか。
白鵬の立ち合い嫌な雰囲気の中鋭い立ち合いをしましたね。
ありがとうございました。
「大相撲夏場所九日目」をお伝えしました2015/05/18(月) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲夏場所 九日目 ▽波乱の前半戦をふりかえる[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)二子山(元雅山),向正面(幕内)放駒(元玉乃島),【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)二子山(元雅山),向正面(幕内)放駒(元玉乃島),【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【実況】ロス・ミハラ 〜国技館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)二子山(元雅山),向正面(幕内)放駒(元玉乃島),【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【実況】ロス・ミハラ

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz

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