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「日本協会脱退も検討」 うみたまご、イルカ繁殖困難 [大分県]

2015年05月22日(最終更新 2015年05月22日 00時05分)

 イルカの入手方法をめぐり、世界動物園水族館協会(スイス)の改善通知を受け入れ、和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲されたイルカの購入を禁止する日本動物園水族館協会(東京)の決定について、民営の大分マリーンパレス水族館「うみたまご」(大分市)の田中平館長は21日、「非常に残念な決定。他施設とも話し合いの場を持ち、脱退を含めた対応を考える」と述べ、日本協会からの脱退も検討することを明らかにした。

 田中館長は同日、報道各社の取材に応じた。今後の対応について「繁殖や他施設との協力を進める」としながらも、「繁殖は技術的にも難しい上、規模や経営の問題で取り組み自体ができない施設もある。野生の血を全く入れないと近親交配などの問題も出てくる」と指摘した。

 うみたまごではイルカのショーを開催するほか、イルカと自由に遊べる新施設を4月に開設したばかり。運営会社は大分県津久見市の観光施設「つくみイルカ島」でもイルカを飼育。両施設の計27頭のうち26頭は太地町からの個体を購入したという。

 日本協会から脱退した場合、関係機関との情報交換や希少生物の入手が困難になる可能性がある一方で、従来通りイルカを購入できる道は残る。田中館長は「イルカがいなくなり、運営が厳しくなった場合に助けてもらえるわけではない」と話した。

=2015/05/22付 西日本新聞朝刊=

◆トピックス

梅雨入りを前に天日干しされた和傘=21日午後3時ごろ、大分県中津市
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