おはようございます。
7時になりました。
はじめは、おととい、川崎市にある簡易宿泊所2棟が全焼した火災についてです。
死亡した5人は出火当時、3階建ての建物の2階と3階の部屋にいた可能性が高いことが、捜査関係者への取材で分かりました。
警察は、火の回りが早かったために逃げ遅れた可能性があると見て、建物の構造に問題がなかったか、調べる方針です。
おとといの未明、川崎市川崎区の簡易宿泊所、吉田屋から火が出て、隣接する別の簡易宿泊所にも燃え広がり、この2棟が全焼しました。
火元の吉田屋の焼け跡から5人が遺体で見つかり、このうち身元が確認された市川実さんは、しゅくはくしゃ名簿から出火当時、3階の部屋にいたと見られることが捜査関係者への取材で分かりました。
ほかの4人も警察は2階と3階の部屋にいた可能性が高いと見ています。
川崎市によりますと、吉田屋は、2階建てから3階建てに改築されましたが、3階建て以上の宿泊施設に必要な防火対策が取られていなかったということです。
警察の調べで、火は出火から20分もたたないうちに、建物全体に燃え広がったと見られています。
警察は、火の回りが早かったために、5人が逃げ遅れた可能性があると見て、出火の原因とともに、建物の構造に問題がなかったか、調べる方針です。
火災が起きた地区には、30を超える簡易宿泊所が密集しています。
この簡易宿泊所。
宿泊料金が安いうえ、川崎市の場合、ここで暮らしながら、生活保護を受けることができます。
このため、今回の火災で全焼した2つの簡易宿泊所を含めて、生活保護を受給している高齢者が多く住んでいます。
火元の簡易宿泊所で暮らしていた、この男性も生活保護を受けていて、ほかに住む場所を確保することは難しいといいます。
部屋が燃えちゃったから、ホテル行ってという余裕は一つもないわけですね。
だから結局、こういう宿泊所へ泊まる以外にないわけだった。
火の回りが早かったと見られる今回の火災。
火元となった簡易宿泊所は、3階建ての建物に必要な防火対策が取られていなかったと見られています。
さらに、建物の規模が小さいことから、消防法ではスプリンクラーの設置は義務づけられていません。
一方で、こうした消防法や関連する規定は、大きな火災が起きるたびに見直されてきました。
社会福祉施設の場合を見てみます。
平成18年、長崎県大村市のグループホームで7人が死亡した火災を受け、スプリンクラーの設置を義務づける施設の対象が、延べ床面積1000平方メートル以上から、275平方メートル以上に改められました。
しかしおととし、長崎市で、この基準を下回る規模のグループホームで、5人が死亡する火災が発生。
高齢者福祉施設では、建物の規模を問わず、原則スプリンクラーの設置が義務づけられました。
専門家は簡易宿泊所も高齢者の住まいとして使われている実態を受けて、防火対策を見直すべきだと指摘しています。
先ほどもお伝えしたように、火元の簡易宿泊所では、3階建ての建物に必要な防火対策が取られていない可能性があると見られています。
このため、総務省消防庁と国土交通省は、各地の簡易宿泊所に法令違反がないか、自治体の消防や建築部局などが連携して、確認や是正を徹底するよう、文書で通知しました。
維新の党は、辞任の意向を示した江田代表の考えが変わらなければ、混乱を早期に収拾したいとして、きょうにも両院議員総会を開いて、新しい代表を選出する方針です。
党内では、後任の代表には松野幹事長が望ましいという声が大勢になっています。
維新の党では、いわゆる大阪都構想の賛否を問う住民投票で、反対多数となったことを受けて、党の最高顧問を務める大阪市の橋下市長が、政界を引退する意向を表明したほか、江田代表も辞任する意向を示しています。
これを受けて維新の党は、きょう、執行役員会を開いて、江田氏の意向を確認することにしていますが、江田氏はNHKの取材に対し、辞任の意向は変わらない。
党の代表として責任を取らないということはありえないと述べました。
このため党執行部は、江田氏の考えが変わらなければ、今の国会で初めてとなる党首討論が、あす行われることも踏まえ、混乱を早期に収拾したいとして、きょうにも、両院議員総会を開いて、新しい代表を選出する方針です。
江田氏は、後任の代表について、個人的には松野幹事長にお願いしたいと考えていると述べているほか、橋下氏に近い議員も含め、党内では事態の収拾を図るためにも、党運営の要の幹事長を起用すべきだなどとして、松野氏が望ましいという声が大勢になっています。
こうした中、松野氏は昨夜、NHKの取材に対し、待望論が出ていることはありがたく思っている。
きょう、改めて所属議員から話を聞いたうえで、最終判断したいと述べ、代表に推されれば、受け入れざるをえないという考えを示しました。
次は、最新のイラク情勢です。
イラクで過激派組織IS・イスラミックステートが、主要都市ラマディを制圧しました。
これを受けて、政府軍と共に数千人のイスラム教シーア派の民兵組織がラマディの近くに集結し、奪還に向けた作戦に近く乗り出すものと見られます。
町のところどころで上がる黒い煙。
そして、ISと見られる旗を掲げる姿が。
18日にインターネットに投稿された、ラマディ市内とされる映像です。
ISは17日、ラマディで車を使った自爆攻撃を行ったうえ、軍の司令部や基地などを相次いで制圧しました。
地元の当局者は、一連の戦闘で、政府軍の兵士や住民などおよそ500人が死亡し、ラマディから新たに避難した住民は、8000人に上るとしています。
ラマディから脱出した、地元の評議会の議員は。
ラマディが制圧されたことを受け、イラク政府は、急きょ、イスラム教シーア派の民兵組織に支援を要請しました。
ラマディの近郊で動きが見られるといいます。
政府軍と民兵組織は、ラマディの奪還に向けて、近く本格的な作戦に乗り出すものと見られます。
ただシーア派の民兵組織の参戦には、ラマディ周辺で大半を占めるスンニ派の住民の反発が予想され、ISとの攻防が続く中、宗派間の対立が再燃するおそれもあります。
ISに対するイラク政府軍の軍事作戦です。
先月、政府軍は北部の主要都市ティクリットを奪還しました。
今後の最大の目標は、ISのイラクでの最大拠点、モスルの奪還です。
その前の段階として欠かせないのが、こちら、西部アンバール県全体の大規模な軍事作戦でした。
隣国シリアと幹線道路でつながるアンバール県で、ISの補給路を断ったうえで、モスルに向かうためです。
しかし、反転攻勢に出たISは、アンバール県の中心都市ラマディに進攻し、制圧したのです。
17日、制圧しました。
アメリカ軍などの空爆の支援を受ける政府軍が、なぜ苦戦するのか。
ラマディからおよそ50キロ離れた、同じアンバール県のファルージャ近郊の戦闘地域を取材しました。
取材班が同行したのは、政府軍と共に戦うイスラム教シーア派の民兵組織です。
この集落の外では、ISとの戦闘が続いていました。
ISから奪還したばかりの村も案内されました。
各地に戦闘の爪痕が残されていました。
ISの戦闘員が潜んでいたざんごうです。
戦闘員数百人が、小規模なグループに分かれ、銃撃を繰り返してきたといいます。
大きな脅威だったのが、あらゆる場所に仕掛けられた手製の爆弾でした。
この道路の穴は、爆弾が爆発した跡です。
指し示したのはバケツ。
生活道具に爆弾が仕掛けられていました。
建設資材に見せかけたものなど、起爆装置の付いた、あらゆる種類の爆発物があり、兵士に多くの犠牲者を出したといいます。
無数の仕掛け爆弾によって、進撃を阻まれた部隊。
村を奪還したあとも、あちこちに爆発物が残され、処理ができない状況だといいます。
ここからは、中東情勢に詳しい国際開発センターの畑中美樹さんと共にお伝えしていきます。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
このラマディを巡る攻防では、ISが再び息を吹き返して、攻勢を強めているように見えますが、これは理由としてはどういうことが考えられますか?
一つは、やはりISとイラクの政府の組織力の違いだと思うんですね。
ラマディの作戦では、イラク政府の無力ぶりというのが、かなり明らかになったと思うんですね。
地元の政府が再三にわたって、武器とか弾薬の補給を要請したんですけど、それが間に合わなかったんですね。
それに比べてISというのは、どうも後方支援がしっかりしてるように見えますよね。
われわれが考えているより、思っている以上に、まだ組織が弱体化してないということなんじゃないかと思いますね。
先ほどのVTRにもありましたけれども、水道のホースですとかバケツといった生活の用具ですね、これを使う戦術を多用してますよね。
これはISの基本的な戦術なんですけれども、これを多く使っているところから見ても、まだISの戦意は喪失していないということがうかがえるんじゃないでしょうか。
いまひとつがですね、やはりイラクの国内における宗派対立ですね、これ、イラクの国内の宗派と民族を図で示したものですけども、お分かりいただけるように、アラブ人のシーア派が6割と、多数を占めているわけですよね。
このシーア派の民兵がISとの戦いでも重要な役割を担っているんですね。
3月にティクリットの奪還作戦というのが行われましたけれども、そのときイラク側の兵力、約3万人だったんですが、その3分の2に当たる約2万人がシーア派の民兵だったんですね。
そのティクリットの奪還作戦では、作戦が終わったあと、実は地域の住民からシーア派の民兵に対する反発がかなり強まっているんですよね。
なぜかというと、作戦が終わったあと、かなり略奪とか放火というのが起きていまして、誰がやったものか分からないんですけども、どうもIS側が意図的にシーア派の仕業だということを流しているというのが、どうもあるということがあるんですね。
それが恐らくあると思うんですね。
その宗派間を見ますと、このアンバール県にはなかなか送り込みにくいという状況なんですか。
そうですね。
このアンバール県、州都ラマディですけれども、こちらの住民の大半はスンニ派なんですけれども、先ほどのような事情がありますから、スンニ派の人はシーア派の人を信頼してません。
したがって今回、ラマディの攻防戦でも、イラクの政府はシーア派の民兵を送ることを見送ったんですね。
そのために、兵力が不足してしまって、苦戦を強いられたということだろうと思うんですね。
ただ、ここにきまして、作戦をどうも見直したようで、イラクの政府がラマディの東20キロぐらいの所に、シーア派の民兵、約4500人ぐらいを投入していますので、これからどうなるか、注視されるところだと思います。
注目ですね。
今後、ISを抑え込むために、どういう点が大事になってくるんですか?
問題の根幹は、このアンバール県の、スンニ派の住民、この多数派がやはりシーア派主体の中央政府を信頼してないところにあるわけですよね。
したがって、この、どうしてもシーア派の色が濃いと思われている政府に、もう少しスンニ派の有力な人材を登用するなど、挙国一致の体制を作ることによって、スンニ派の要望を取り入れることが必要だと思うんですね。
今、隣国イラクでは先般、アメリカが特殊部隊を投入して、IS幹部を殺害しましたけれども、アメリカの国内世論を考えると、アメリカがイラクに大量の地上兵を投入するということは考えられませんので、そうしますと、やはりイラクの国内のシーア派とスンニ派が一つになって、反ISの下に、オールイラクの体制を作る必要があるんだろうと思うんですね。
この体制がやはり固まらないと、宗派間の対立の隙間をつく形で、ISが反撃を試みる構図がなくなりませんから、この奪還作戦というのは長期化することが必至だと思いますね。
ここまで、国際開発センターの畑中美樹さんとお伝えしました。
ありがとうございました。
続いては、小型無人機ドローンについてです。
総理大臣官邸だけでなく、今月には、寺や住宅街にも落下。
東京都では、都内すべての公園でドローンを飛ばすことが禁止されるなど、規制の動きが広がっています。
こうした中、きのう、国内で初めての、ドローン専用の試験飛行場が、茨城県つくば市に完成しました。
現地から中継です。
ここがドローン専用の飛行場です。
そして、先ほどから大きなプロペラ音が聞こえているかと思います。
小型の無人機ドローンです。
こうした機体を自由に飛ばすことができるのが、この飛行場なんですね。
ドローンのメーカーや、有識者で作る協議会が開設した、飛行場なんですね。
これは一体どんな場所なのか、上空から見てみましょう。
ドローンで撮影した映像をご覧ください。
周りを緑で囲まれたこの細長い場所が、専用の飛行場です。
広さは3800平方メートル、少し広めの体育館ほどの大きさがあります。
では周辺を見てみましょう。
360度回転。
周りには建物や電柱などは少なくて、開放的な所です。
ですから比較的、安全な運航、飛行ができるということなんですね。
こうしたドローンは今、産業用の活用が期待されているんですが、試験的にも飛ばす場所がなかなかないのが実情です。
ですからこうした飛行場を生かして、国産ドローンの研究開発が進むことが期待されています。
目指すは安全なドローンです。
世界中で普及が進むドローン。
ネット販売の商品配達を任せようとする企業もあれば。
アメリカの警察では、捜索などに使われ、犯人逮捕につながったケースも。
カンニングの監視まで。
用途は拡大しています。
今月、アメリカで開かれた世界最大規模の展示会では、多くのメーカーが、安全性を高めるための技術革新に力を注いでいました。
人が手をかざすと、離れていきます。
アメリカのメーカーが開発したのは、障害物に近づくと、自動で方向を変えるセンサーです。
スイスのメーカーはプロペラの周りに囲いをつけました。
壁に衝突しても、プロペラが止まらず、落下しにくくするのがねらいです。
日本でも安全性を高めようと、開発が始まっています。
新型ドローンの試験飛行、始まりました。
今、ゆっくりと浮上していきます。
つくば市の研究機関の協力で、東京の企業が開発した新型のドローン。
材質のカーボンを、これまでの3分の1程度にまで薄くして、壊れやすくすることで、衝突の際の衝撃を吸収しやすいように工夫しました。
これが紹介した新型のドローン。
結構大きいんですね。
両手を広げたくらいあります。
幅は1.5メートル、物流に使えないかと、期待されています。
今の状態でも、12キロの重さを持つことができるということです。
ではちょっと、きょうも飛ばしていただきましょう。
危ないですから離れます。
お願いします。
さあ、プロペラが回りだしました。
おっ、すっと浮かんでいきましたね。
これから高めていく安全性のポイントは2つあります。
1つは風への強さです。
あおられて落ちることがないよう、実験を重ねます。
目指すは風速10メートル、やや強い風にも耐えるドローンです。
もう一つは長時間の飛行、このくらいの大きさのドローンですと、飛んでも5分から10分が、これまではやっとでした。
ただ、この機体は20分から30分、飛ぶことができます。
将来的には1時間の飛行を目指すということです。
この場所でこれから、実験を繰り返していきます。
来年春の実用化を目指すということです。
つくば市から中継でお伝えしました。
無事着陸していきます。
飛行場の料金や時間帯など、具体的な運用方法は、夏までに決まる見通しです。
さて、次は最新の婚活事情についてです。
まずはこちらをご覧ください。
未婚の人に加え、死別や離婚を含めた配偶者のいない人の割合は、1980年ごろから増え続け、国の推計によりますと、現在、女性が45.2%、男性が40.8%になると見込まれています。
こうした中、婚活をする人たちのニーズも多様化。
それに応える新しいサービスが、次々と登場しています。
先週、宇都宮市で行われた若者向けの大規模コンパ、街コンです。
ここで宣伝されていたアプリ。
結婚しない若者が増えていることに危機感を抱いた、結婚情報誌の出版などを行う会社が開発しました。
利用者の性格や、趣味などをチェックして、データを登録。
入力情報をもとに、共通点が多い相手を自動的に探してくれます。
さらに、位置情報を使って、全国の条件に合う人の中から、近くにいる人を絞り込むこともできます。
一方、子連れで再婚を目指す人を支援する、新たなサービスも登場しています。
2年前から月に1度のペースで行われている、託児付きの婚活パーティーです。
子どもがいるとパーティーに出られないという悩みを解消。
しかも子どもと相手との相性を見たいという、シングルマザーやシングルファーザーのニーズに応えるといいます。
パーティーを開催したのは、大手の結婚相手紹介サービスです。
離婚する人が増える中、新たな需要が見込まれると考えて、サービスを始めました。
このパーティーに参加していた33歳の女性に取材に応じてもらいました。
6歳の男の子と2人で暮らしています。
女性が夫と離婚したのは3年前。
当初は子どもと2人のつもりでしたが、息子の、お父さんが欲しいということばをきっかけに、再婚を考え始めました。
この日、子連れで婚活パーティーに参加した女性。
相手の男性も子連れを前提に参加しているため、安心して会話を楽しむことができたといいます。
女性は結婚相手を見つけるため、今後もこのパーティーに参加したいと考えています。
一方、中高年の婚活にも、変化が起きています。
都内にある老舗の結婚相談所では、婚姻にこだわらずにパートナーを探したいという人も増えているといいます。
そこで、入会用紙に、婚姻の希望をする欄を作って、紹介する相手を選ぶ基準にしています。
この相談所の紹介で、3年前にパートナーを見つけた小倉健二朗さん72歳です。
パートナーは都内に住む67歳の女性。
千葉県に住む小倉さんとは、ふだん離れて暮らしています。
5年前に妻を病気で亡くした小倉さん。
3人の子どもが全員独立し、1人の時間が長くなったのをきっかけに、パートナーを探し始めました。
しかし、亡き妻への思いと、子どもへの相続の問題などを考えて、結婚しませんでした。
小倉さんは、月に何度か互いの家に泊まったり、一緒に映画やコンサート、旅行に行くなど、生涯のパートナーとしてつきあいを楽しんでいます。
婚活もいろいろな形が出てきているんですね。
そうですね。
ただですね、一方で、結婚相手を紹介するサービスには、大小さまざまな会社が参入していて、中には解約料が高いとか、事前の説明と紹介の実態が異なるといったトラブルも起きています。
国民生活センターは、契約前に条件をきちんと確認するよう呼びかけています。
多様化する婚活の最新事情をお伝えしました。
続いてスポーツ。
浅田真央選手、出した結論は。
ハーフハーフから1年。
全国のファンも待ち望んでいた現役続行でした。
実はきのうの会見で、浅田選手、かつて同じクラブの先輩だった伊藤みどりさんの、やりたいと思ったらやったほうがいいということばにも、背中を押されたと話しました。
きょうはその伊藤みどりさんにお越しいただいています。
おはようございます。
よろしくお願いします。
おはようございます。
よろしくお願いいたします。
伊藤さん、憧れの選手、先輩である伊藤さんからのことばも、浅田選手、ね、後押しになったんですね。
いやね、もう、私だけのことばではなく、押されたと思うんですけど、私が、お話した中で、そういう気持ちになってくれたってことはすごくうれしかったです。
そんな伊藤さんに聞きたい、3つのことをこちらにまとめました。
まず最初はこちらですね。
トークショーで何が…。
先ほど紹介した、浅田選手の背中を押したことばが語られたのは、先月行われた浅田選手とのトークショーでのことなんですよね。
伊藤さん、今振り返って、浅田選手、復帰を感じさせる会話ってありましたか?
真央ちゃんとゆっくりじっくりお話ししたのは初めてに、本当に等しいぐらいだったんですけれども、本当に私がスケートに対する思いを聞かれたので、今まで私が経験したことを、お話しする中で、なんか迷ってる印象をあんまり持っていなかったんですが、対談している間の中に、真央ちゃんが、昨シーズンからボーカル入の曲がよくなりまして、それで、やー、来シーズンにもボーカル入りで滑ってたら、どうしようっていう話をしたときに、えっ、やるの?頑張りたいの?っていう気持ちがあるんだってことにびっくりしたのと、私が引退してから復帰するまでの、どういうふうに壁を乗り越えてきたんですかって聞かれたときに、そんな話をしたときに、ああ、やっぱり真央ちゃん、やりたいのかなって、やっぱりスケートが好きなんだなというのを感じましたね。
伊藤さんもオリンピックで銀メダルをとられたあとに、一度引退して、そのあと復帰されてるんですものね。
2つ目の質問にまいりましょうか。
続いてはこちら。
24歳のトリプルアクセル・3回転半ジャンプはと。
このトリプルアクセルといいますと、浅田選手の代名詞ともいえる技ですが、この1年のブランクというのは、どうなんでしょうか?
本当にバンクーバーオリンピック、ソチと本当にモチベーションが高い中でやっている中で、この1年というのは、真央ちゃんにとって、とても大事な休養になったんではないかと思って見ていますね。
例えば、私が跳びたいとか、トリプルアクセルを跳びたいと思うには、3年という月日が必要でしたので、そう思うと、真央ちゃんは1年で、頑張りたいという気持ちが思ったのは、真央ちゃんが、そのときにやりたいと思ったときがチャンスであり、真央ちゃんにとってはまだまだトリプルアクセルを跳べる能力ありますし、1年はいいリフレッシュになった時間だと感じています。
ちょうどいい時間だったということですね。
さあ、最後の質問、こちら。
大人の滑りとは。
浅田選手、きのうの会見で、ジャンプのレベルを落とさないことが大事だが、大人の滑りを見てもらいたいとも話していたんですね。
そうでしたね。
浅田選手、ソチオリンピックでは、本当に印象的な演技、見せてくれましたけれど、大人の滑りって、伊藤さん、どういうことなんでしょう?
やはり真央ちゃんも年々、技術だけではなく表現力だとか、より円熟味を出せるようになってきているのと、あとやはり、スケートをお休みしたことによって、スケート以外のことを経験したり体験したりすることによって、またその経験が今度また、スケートをするにあたって、それが生かされるようになってくると思いますので、まだまだ技術だけではない、大人の魅力というか、円熟したみを、見せていきたいという気持ちが強くなっているのは、まだまだこれから新しい浅田真央選手が見られるんじゃないかと思っています。
ああ、楽しみですね。
そんな浅田選手の競技復帰のメドについて、浅田選手を指導している佐藤信夫コーチは、12月の全日本選手権だと語っています。
楽しみですね。
そうですね。
本当に皆さん、これだけ真央ちゃんのことを、すごい期待していますけれども、真央ちゃんなりのペースで、ゆっくり一つ一つ積み重ねていって、頑張ってもらいたいなと思います。
伊藤みどりさんでした。
ありがとうございました。
以上、スポーツでした。
続いて健康に役立つ情報をお届けするけんコン!コンシェルジュは中村アナウンサーです。
おはようございます。
けさは、ダンスです。
これがダンス?
走ってたんじゃないですか。
ダンスって、有酸素運動で、1日に20分ほどで、脂肪燃焼効果や高血圧予防が期待できるんですね。
でもね、例えばミュージカル部だった和久田さんにとっては敷居高くないかもしれませんが。
いやいやいや、もう最近やっていないんで。
あんまり踊ったことがないと、ちょっと恥ずかしいなとか、あと、難しそうだなっていうイメージがあると思います。
そこでこの方に教えていただきました。
初心者でも楽しく!パパイヤ鈴木のダンス教室。
振付師のパパイヤ鈴木さん。
各地で楽しみながら、健康になれるダンスを教えています。
リズム感がないと思っている人のために、パパイヤさん、秘密の道具を用意してくれました。
1から4までの数字を足元に並べます。
この数字を順番に踏むと、もうダンスのステップになるというんです。
最初ですからね。
動きになれたところで、手をたたくと。
次は何をするのかというと。
それらしくなってきましたよね。
なってますよ、なってます。
すっごい楽しいです。
本当ですか。
さあ、体も温まりました。
続いてのレッスンは、ダンスは日常生活の延長だー。
え?
どういうこと?
ズボンをはく動きが、そのままダンスになるんですよ。
ズボンの次は、ジャケットを着ます。
さあ、レッスンの仕上げは、音楽に合わせて、レッツ・ダンス!
このようなディスコ音楽でなくても、例えば演歌でもなんでも、自由に楽しんで踊ることができます。
ちょっとした動きでね、日常の。
だんだん楽しくなります。
だから本当に初心者の私ももう夢中になりました。
とにかく楽しいです。
以上、けんコン!でした。
続いて気象情報です。
この時間、雨の様子はどうでしょうか?渡辺さん。
東京・渋谷、つい先ほどまで雨が降っていたんですが、もう今は雨やみました。
それで上空見てみますと、だんだんと空も明るくなってきていますよね。
ただ、雨が降っているんでちょっとひんやりしたんですが、雨が上がったとたんに、ちょっと空気がムシムシと感じられます。
このあと、天気、どうなるんでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
まず現在、雨の降っている所です。
西日本から北海道の南部にかけて、広く雨が降っていて、太平洋側を中心に、まだ本降りの所もあります。
では今後の見通しを見ていきましょう。
このあと雨は昼ごろまでにやむ所がほとんどでしょう。
日中は西から次第に晴れ間が戻ってきそうです。
では、きょうの予報です。
けさお伝えしているニュースです。
横浜市の15歳の男子高校生が、自宅で母親と祖母を殺害したとして、昨夜、警察に逮捕されました。
調べに対し、勉強のことや生活態度を注意され、腹が立ってやったなどと供述しているということです。
2015/05/19(火) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
▼イラクで続く、過激派組織IS=イスラミックステートと政府軍らとの激しい攻防。戦闘地域からの報告。最新情報▼様々なサービスが登場している“婚活”の最新事情。
詳細情報
番組内容
▼イラク西部で続く、過激派組織IS=イスラミックステートと政府軍らとの激しい攻防。戦闘地域からの報告と専門家の解説。最新情報▼現役続行の浅田真央選手。伊藤みどりさんに聞く続行の秘話▼安全性の向上に力を入れた新型のドローン初披露。国内初のドローン専用の飛行場から中継で▼子連れパーティー。「事実婚」を求める高齢者。様々なサービスが登場。“婚活”の最新事情▼初心者でも楽しく!パパイヤ鈴木のダンス教室。
出演者
【キャスター】阿部渉,和久田麻由子,【スポーツキャスター】森花子,【気象キャスター】渡辺蘭
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ニュース/報道 – 定時・総合
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