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茨城の水族館 捕獲に頼らない方法模索5月21日 18時53分
「日本動物園水族館協会」が「追い込み漁」で捕獲されたイルカの入手を禁止することを決めたことを受けて、協会に加盟する茨城県大洗町の「アクアワールド茨城県大洗水族館」の石橋丈夫館長は「捕獲に頼らない方法を探っていきたい」と述べました。
大洗町の「アクワワールド茨城県大洗水族館」は、およそ580種類の魚や動物などを展示する水族館で、毎年、およそ100万人が訪れ、毎日4回行われるイルカショーが人気を集めています。
イルカは、3種類、合わせて9頭を飼育していて、このうち7頭は和歌山県太地町で行われている「追い込み漁」によって捕獲されたイルカです。
20日、加盟する「日本動物園水族館協会」が、「追い込み漁」で捕獲されたイルカの入手を禁止することを決めたことを受けて、水族館の石橋館長は「今いるイルカは比較的若く、すぐに影響はないが、今後、飼育できなくなる恐れがあり心配だ」と述べました。
この水族館では、これまで、繁殖により11頭のイルカが生まれていますが、繁殖専用のプールはなく、いずれも生後数日から1週間程度で死んでしまったということです。
石橋館長は「協会としても繁殖にかじを切るということなので、捕獲に頼らない方法を探っていき、イルカを責任を持って育てていきたい」と述べました。
また、21日、水族館を子ども訪れた水戸市の女性は「水族館でイルカを見ることができなくなってしまうことになれば寂しいです」と話していました。
イルカは、3種類、合わせて9頭を飼育していて、このうち7頭は和歌山県太地町で行われている「追い込み漁」によって捕獲されたイルカです。
20日、加盟する「日本動物園水族館協会」が、「追い込み漁」で捕獲されたイルカの入手を禁止することを決めたことを受けて、水族館の石橋館長は「今いるイルカは比較的若く、すぐに影響はないが、今後、飼育できなくなる恐れがあり心配だ」と述べました。
この水族館では、これまで、繁殖により11頭のイルカが生まれていますが、繁殖専用のプールはなく、いずれも生後数日から1週間程度で死んでしまったということです。
石橋館長は「協会としても繁殖にかじを切るということなので、捕獲に頼らない方法を探っていき、イルカを責任を持って育てていきたい」と述べました。
また、21日、水族館を子ども訪れた水戸市の女性は「水族館でイルカを見ることができなくなってしまうことになれば寂しいです」と話していました。