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静岡の水族館 影響を心配する声
5月21日 18時50分

静岡の水族館 影響を心配する声
「追い込み漁」で捕獲したイルカの入手を禁止するという日本動物園水族館協会の決定を受けて、協会に加盟する静岡県内の水族館からは影響を心配する声が出ています。
静岡県沼津市にある水族館「あわしまマリンパーク」で現在、飼育している3頭のバンドウイルカは、いずれも和歌山県太地町で行われている「追い込み漁」で捕獲されたものです。
1日3回行われるショーは間近でイルカを見ることができ、水族館の呼び物の一つになっています。
日本動物園水族館協会の決定を受けて、「あわしまマリンパーク」の佐藤充館長は「今回の決定は非常に残念で、イルカショーが将来にわたって続けられるかどうか心配です。イルカをどのように公開していくのか、運営方針を改めて考え直すとともに、協会からの脱退も検討しなければならないと思います」と話していました。
また、子どもや孫と一緒に水族館を訪れた男性は「イルカを見られなくなるとすれば寂しいです」と話し、別の男性も「子どもたちにイルカを見せられなくなるとすれば残念です」と話していました。

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