（テーマ音楽）岩手県田野畑村で観光を推進するＮＰＯのメンバー…険しい山道を誘導して高校生たちを海岸から避難させました。
あの日畠山さんは地元の海岸で高校生たちと一緒にゴミ拾いのボランティア活動をしていました。
その時異変が起こります。
砂浜では大きな揺れは感じなかったため津波の事は頭にありませんでした。
しかし再び地震が来るかもしれないと高校生たちを帰す事にします。
高校生を乗せてきたバスは北山浜に止めていました。
歩いてきた遊歩道を引き返せば１５分ほどで戻れます。
しかし途中には切り立った崖やトンネルがあり余震で崩れるおそれがありました。
崖の下を通る北側の遊歩道を避け山を越え机浜へ向かう南側の道を行く事にします。
机浜に向かう険しい山道を畠山さんが先導して進みます。
断続的に地震が続く中山道を登っていきます。
なんとか山を越え机浜に着いたのは地震発生からおよそ３０分後。
そこには連絡を受けたマイクロバスが先回りをして迎えに来ていました。
その時海の異変に気付きます。
役場の車に乗せてもらい急いで机浜を後にします。
その１〜２分後…。
机浜にあった漁師の番屋などは跡形もなく流されました。
畠山さんは当時の行動を振り返ると高校生たちを机浜には下ろさず山にとどめておくべきだったと反省しています。
2015/05/19(火) 10:50〜10:55
ＮＨＫ総合１・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「岩手県田野畑村 畠山輝男さん」[字]
東日本大震災に遭遇した人々の証言。岩手県田野畑村で、村の観光を推進するＮＰＯ法人に所属する畠山輝男さんは、ごみ拾いをしていた高校生たちを海岸から無事避難させた。
詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した人々の証言。岩手県田野畑村で、村の観光を推進するＮＰＯ法人に所属する畠山輝男さんは、ごみ拾いのボランティア活動をしていた高校生たちを海岸から無事避難させた。
ジャンル :
ドキュメンタリー／教養 – 社会・時事
ニュース／報道 – 特集・ドキュメント
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