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三重の水族館「繁殖方法を模索したい」5月21日 18時49分
「日本動物園水族館協会」が「追い込み漁」で捕獲されたイルカの入手を禁止することを決めたことを受けて、三重県伊勢市の水族館「二見シーパラダイス」の担当者は「今後はほかの水族館との連携を強化し、繁殖方法を模索していきたい」と話しています。
「二見シーパラダイス」では、現在、飼育している3頭のイルカすべてが和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲されたイルカです。
訪れた人がイルカとキャッチボールできるなど、直接、触れ合えることからイルカは水族館の呼び物となっています。
二見シーパラダイスの竹内義樹副部長は「世界中の動物園や水族館と情報共有できるという点で、国際組織に残留するという決定は妥当だったと思う」と話しました。
ただ、「追い込み漁」で捕獲されたイルカを入手できなくなることについては「イルカの展示を維持していくことは難しくなると思う。今後はほかの水族館との連携を強化し繁殖方法を模索していきたい」と述べたうえで、「イルカに頼らない水族館の運営を考えていきたい」と話しました。
21日、水族館を訪れた50代の女性は「イルカが見られなくなるかもしれないので、とても寂しい」と話し、40代の男性は「水族館や動物園の将来のことを考えると、今回の決定はしかたないと思う」と話していました。
訪れた人がイルカとキャッチボールできるなど、直接、触れ合えることからイルカは水族館の呼び物となっています。
二見シーパラダイスの竹内義樹副部長は「世界中の動物園や水族館と情報共有できるという点で、国際組織に残留するという決定は妥当だったと思う」と話しました。
ただ、「追い込み漁」で捕獲されたイルカを入手できなくなることについては「イルカの展示を維持していくことは難しくなると思う。今後はほかの水族館との連携を強化し繁殖方法を模索していきたい」と述べたうえで、「イルカに頼らない水族館の運営を考えていきたい」と話しました。
21日、水族館を訪れた50代の女性は「イルカが見られなくなるかもしれないので、とても寂しい」と話し、40代の男性は「水族館や動物園の将来のことを考えると、今回の決定はしかたないと思う」と話していました。