news every. 2015.05.19


この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
橋下ショックから僅か2日。
維新の党に、新しい代表が誕生しました。
辞任した江田代表の後任に選ばれたのは、松野幹事長です。
スピード決着の裏には、何があるのでしょうか。
けさ、開かれた維新の党の会議では。
橋下代表にも、また必ず、カムバックせよという声が、大きくなってくるということを信じておりますので。
政界からの引退を表明した橋下氏への未練を引きずる幹部。
市長任期まではやりますけども、それ以降はもう政治家はやりません。
これはもう政治家は、僕の人生から、終了です。
党の顔を失う維新の党は、体制の立て直しに必死です。
きょう、大阪都構想を巡る住民投票での敗北を受けて辞任した江田代表の後任に、松野幹事長が選ばれました。
一刻も早くこの事態を収拾して、とにかく一致団結をして、この難局を乗り切る。
松野氏はかつて民主党に所属し、鳩山政権時代には、官房副長官を務めました。
2012年に民主党を除籍され、維新の党の前身である、日本維新の会の立ち上げ当初からのメンバーとなりました。
維新の党は、速やかに新たな代表を決め、党へのダメージを最小限にとどめたい考えです。
しかし、橋下氏の人気や発信力が原動力だっただけに、党の勢いにかげりが出るのは避けられそうにありません。
ある議員は。
前途多難だよ。
やるしかないけど、前途多難だ。
一方、橋下氏の引退表明と松野新代表の誕生で、安倍政権は憲法改正や安全保障法制の関連法案の審議を巡る国会運営の、戦略の練り直しを迫られています。
松野氏は、民主党との連携に前向きであることから、今後野党再編が進むんではないかと、そんな見方も出ているんですけれども、それについてはどのように思われますか?
そこは私が予断を持って発言するべきではないと思いますけれども。
ただ維新が今まで、その政策によって、賛成、反対を決めてこられているわけでありますから、それについては変わらないんだろうと思います。
安倍総理ら政府・与党は、安全保障法制の関連法案の今の国会での成立を目指していますが、民主党などは反発しています。
野党がまとまるのを防ぐため、安倍総理らは、橋下氏とのパイプを生かし、維新の党を引き離し、野党共闘を分断するシナリオを描いていました。
しかし、橋下氏が政界引退を表明。
このシナリオは成り立たなくなりました。
民主党出身の松野新代表は、民主党との連携に前向きで、野党共闘を強める可能性が高いと見られるのです。
野党勢力を結集し、政権交代を目指す。
しかるべき時期に、しっかりとそこは、野党再編というものを、やっていく時期が来るのかなと。
民主党の岡田代表は。
野党が一致して、巨大与党に立ち向かうということの必要性は増してますので、なるべく連携していけるように、汗をかいていきたいと思います。
しかし、橋下氏はもともと、民主党の支持基盤である労働組合に批判的で、橋下氏の政界引退表明の余波は、しばらく続きそうです。
横浜市の高校に通う15歳の少年が、包丁で母親と祖母を殺害した疑いで、昨夜、逮捕されました。
小年は調べに対し、勉強や学校のことを注意されて刺したと供述しています。
どんな家庭にでもあると思われる子どもへの注意が、なぜ殺人事件に発展してしまったのでしょうか。
おばあちゃんとお母さんを殺してしまいました。
大変なことをしてしまった。
きのう昼過ぎ、少年はこちらの交番に、包丁を持って自首してきたということです。
きのう、自宅近くの交番に自首した15歳、高校1年の少年。
母親と祖母を殺害した疑いで逮捕されました。
少年はきのう午前8時ごろ、自宅で制服姿のまま、母親と祖母を殺害。
そのおよそ5時間後の午後0時50分ごろ、ふだん着で交番へ自首しました。
かばんには、包丁のほか、事件当時、着ていたと見られる制服も入っていたということです。
少年と毎日のように一緒に通学していたという友人は。
金曜日の学校行くとき、いつもどおり話して、いつもどおり笑い合って、学校行きました。
いつもどおりで、明るく元気だったから、なんも変わったことなかったし。
ところが、きのうの朝、少年がいつもの待ち合わせ場所に来なかったため、不思議に思ったといいます。
いつも元気で、いつも暗いとことか、全然見せないし、なんか、まだ信じらんないところもあります。
きょう、犯行現場となった少年の自宅の前には、ブルーシートを広げる警察官たちの姿が。
警察が少年の自宅を調べたところ、1階の台所付近で祖母が、2階に母親が、血だらけで死亡しているのが見つかりました。
捜査関係者は、現場の状況などから、少年が1階の台所から刃渡り17センチほどの包丁を取り出して祖母を刺し、その後、2階にいた母親を刺したと見ています。
2人の遺体の胸や上半身には、複数の刺し傷と切り傷があったということです。
一家を知る人は。
1年ぐらい前から、なんかすごく暗い家族だな、公園の除草とか、それこそ、苗木を植えるとか、率先してやってくれてたし、まあ、そういう意味では、すばらしい奥さんだなと、私は思ってましたけどね。
ただ、お子さんの長男の方との関係っていうのは、一切分かりませんでしたね。
お母さんも明るい人で、ほかのお友達もたくさんいましたし、真面目できちっとしてる人なんだと思いますけどね。
亡くなった祖母については。
お孫さんにたい焼き、必ず2個買って、お兄ちゃんに持っていくっていうのは分かってるのよ。
すごく期待してた?
そうだろうと思うよ。
お前はいいところに行かなきゃいけないという、そういう覚悟は強かった。
少年は殺害された母親と祖母、そして妹と、4人で暮らしていました。
少年の父親は現在、単身赴任中。
妹も事件当時、学校に行っていて、家にはいなかったといいます。
警察の調べに対し、母親と祖母の殺害について、少年は、こう供述しているといいます。
勉強や学校のことを注意されて刺した。
さらに、母親からも祖母からも注意され、2人から言われたことでかっとなったという趣旨の供述をしていることが分かりました。
少年について、同級生は。
すごく友達思いで、いいやつでした。
ただ、こんな一面もあったといいます。
かっとなりやすい?
時々ですけどね。
ひどいときは、止められなかったことはありますね。
誰とのトラブル?
先輩って言ったらいいかな。
自分の知り合いも入れて10人くらいいたんですけど、みんなで、やばいやばいと言って、止めて。
淡々とした様子で取り調べに応じているという少年。
警察は、少年が衝動的に犯行に及んだと見て、詳しく調べています。
さて、こちらは2020年東京オリンピック・パラリンピック大会でメーン会場となる新国立競技場のイメージ図ですが、屋根の一部がオリンピックまでに間に合わないことが分かりました。
新国立競技場の建設を巡っては、東京都の舛添知事が、本番までに間に合うのか、危機感を示すなど、見通しの甘さが改めて明らかになってきています。
きょう、エブリィは新国立競技場の建設現場へ。
現在はもともとあった国立競技場の解体が行われています。
もうほとんどの建物がなくなっていて、僅かに一部が残っているだけです。
そして現在も、20台以上のショベルカーなどを使って、解体工事が行われています。
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場。
2019年3月の完成に向け、工事が進められています。
しかし、本当に予定どおり完成させられるのか、問題が山積しています。
きのう、オリンピックを所管している文部科学省の下村大臣は、東京都の舛添知事のもとへ。
東京都からも、費用の一部について、ぜひ負担をしていただきたいという、きょうはお願いで参りましたので、よろしく本当、お願いいたします。
非常に私は今、危機感を今、本当に危機感を抱いてるのは、まず間に合うのか。
私が聞いた専門家の圧倒的多数は、間に合いませんと。
オリンピックのメーン会場が間に合わないとは、どういうことなのでしょうか。
2019年の春のしゅんこうは、そのままだと間に合わないと。
建築資材の高騰、それから消費税、それから労務費以外に、そういうような要因がたくさんある中で、なかなか、業者との今、調整が長引いてると。
下村大臣は、現在の計画どおりでは工事が間に合わないため、開閉式の屋根の建設を諦める方針を明らかにしました。
つまり、フィールドの部分に屋根がない状態で、オリンピックを迎えることになります。
下村大臣は、オリンピックの開催には屋根がなくても問題ないとしていて、大会終了後に設置するということです。
座席も8万席のうち、1万5000席を仮設にする方針です。
さらに問題となっているのが、費用です。
工事費用は当初、1300億円という見込みでしたが、今は1625億円と見られています。
現在、再調査をしていて、工事費はさらに膨らむと見られています。
国だけでは賄いきれないため、東京都に負担を要請しています。
しかし、舛添知事は。
どれぐらい費用がかかるのか。
で、少なくとも私のところに一切情報が上がってきておりません。
500億円もの税金を払えと、都民に言う以上は、きちんとした根拠がないといけませんと。
この問題は、おととし12月、猪瀬前都知事が辞職した当日に行われた、下村大臣の会見が発端でした。
都議会と私のほうで、直接話しまして、一応500億円は東京都のほうで出すということで、内々には了解をもらって、準備を進めております。
しかし、新しく都知事となった舛添氏は、去年5月、これを否定。
500億円を都っていう話はこれ、完全に白紙です。
ということは、確実で、その後、全くまだ話はありません。
こうした中、行われたきのうの会談で、舛添知事は、費用負担に対する回答を保留しました。
さらに、こんな発言も飛び出しました。
もしできないんならば、国立競技場じゃなくて、
工事費用の問題などから、計画の大幅な変更を迫られている、新国立競技場。
舛添知事は、きょうの会見でも危機感をあらわにしました。
危機感を持ってるのは、開催地の首長として、東京オリンピック・パラリンピックは絶対に成功させないといけないんですよ。
私も全力を挙げて努力はいたしますよ。
もちろん国とも、都民も東京都も協力はするってことなんだけど、そのやっぱり前提としても、少し当事者能力、責任能力、説明能力、こういうことを備えた主体がやっていただかないと。
費用総額などの説明を受けたうえで、支援を検討する考えを示しました。
さらに国も、工事費用を補うため、新たに動き始めています。
現在、スポーツ振興くじの売り上げの5%が、建設費用に充てられていますが、これを10%に引き上げる法改正が、自民党内で検討されているということです。
多くのアスリートにとって、夢の舞台となるはずの新国立競技場。
今後、山積する課題を乗り越えて、無事、完成させることができるのでしょうか。
青山さん。
この新国立競技場の建設を巡る混乱ですけれどもね、やはり文部科学省の最初の見積もりが甘かったといわざるをえないんですね。
新しい整備方針について、下村大臣は、遅くとも来月までには公表するとしていますけれども、まずはそれが大前提です。
その上で、多額の税金を投入することになるわけですから、国民に対する丁寧な説明が必要です。
単なるお祭りムードだけでは、オリンピックはできないんです。
広島・長崎への訪問を改めて求めました。
核軍縮について話し合うNPT・核拡散防止条約再検討会議で、最終合意文書のたたき台から、広島・長崎訪問を呼びかける文言が、中国の反対で削除された問題で、杉山外務審議官が、急きょ、ニューヨーク入りし、18日、改めて文言の復活を求めました。
中国は日本の歴史認識を理由に、改めて反対し、韓国代表も、世界の指導者を広島・長崎へ招待することと、会議の目的とは直接関係ないだろうとして、日本の提案に消極的な発言をしました。
談合の疑いで、5社に立ち入り検査を行いました。
東京電力が発注した設備の調達を巡り、談合を行っていた疑いがあるとして、公正取引委員会はきょう、NECや富士通など、5社に立ち入り検査を行いました。
関係者によりますと、この5社は、事前に話し合い、各社が受注できるようにしていたということで、公正取引委員会は、2015/05/19(火) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。

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藤井貴彦
陣内貴美子ほか
番組ホームページ
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