NHK歌謡コンサート「名人戦 歌こそ我が人生!」 2015.05.19


天童よしみさん、郷ひろみさん石川さゆりさん、北島三郎さん今夜は4人の名人が魂を込めて熱唱をお届けするスペシャルステージです
≫まずは、北島三郎さんです。
昭和30年、夢を抱きふるさと北海道を旅立った北島さん。
北海道から本州へ渡る青函連絡船から見た景色。
あの日の情景を思い出させてくれる歌があります。
吉幾三さんが作った「津軽平野」です。
この曲で描かれたふるさとを離れて働く人々の家族への思い。
それはまさに、あの日北島さんを送り出してくれた両親への気持ちと重なります。
生字幕放送でお伝えしています≫ちょっこら間違えてしまいました。
年なんですよ、やっぱり。
≫僕の母親は北島さんの歌が大好きなんですよ。
僕、聴かせていただいて好きな理由が分かりますよね。
グッときます。
びしびしきますね。
≫今日は、好きな歌もそうだけれどもやっぱり心に残っている俺たち自身も思い出の歌ってあるじゃん。
そういう歌を皆さんに聴いてもらってそれで、少しでも皆さんに元気が与えられればいいかなってそんな思いなんですね。
だから、久しぶりに歌ったけど、間違えちゃだめだろ。
≫いやいや…。
どうぞ、よろしくお願いします。
≫続いては、天童よしみさんです。
天童さんが、まだ幼いころテレビで見たある歌手に一目ぼれしました。
水原弘さんです。
「黒い花びら」の歌声にしびれるほど感激し両親にねだって水原さんのステージに連れていってもらいました。
天童さんがデビューして憧れの水原さんと共演の機会が訪れました。
緊張で震える天童さんに水原さんはこんな言葉をかけたそうです。
「言葉を大事にしろよ。
そうじゃないと聴く人に伝わらないぞ」。
天童よしみさんの歌手人生に大きな影響を与えた1曲。
天童よしみさん「黒い花びら」でした。
≫続いては、郷ひろみさんです。
郷さんの少年時代音楽の世界はグループサウンズが大ブームでした。
新しい音楽と格好いいファッション。
テレビで見るグループサウンズは郷さんの憧れの存在でした。
その思いは、デビューしてトップスターになってからも変わることはなくみずからのバンドのリーダーとしてブルー・コメッツの三原綱木さんを指名しました。
常に時代の最先端を歩んでいた郷さんにとって三原さんの多彩なセンスと卓越したギターテクニックは大きな刺激を与えてくれました。
今夜は、郷ひろみさんそして、ジャッキー吉川とブルー・コメッツトップスターが夢の初共演です。
≫ヘイ、ジャッキー!郷ひろみさん、ジャッキー吉川とブルー・コメッツ「ブルー・シャトウ」でした。
≫続いては、石川さゆりさんです。
15歳でデビューした、石川さん。
当時、妹のようにかわいがってくれた先輩がいました。
坂本九さんです。
亡くなって30年がたった今でも坂本さんの曲を聴くたび、歌うたびにあのころの優しい笑顔がよみがえります。
坂本さんが世に送り出した歌の中でも石川さんが一番好きな曲が「見上げてごらん夜の星を」です。
大きな宇宙の中の小さな星で生きている私たちを励ましてくれる名曲。
今夜は、大好きな坂本九さんの思い出を胸に石川さゆりさんが聴く人に元気を届けます。
石川さゆりさん「見上げてごらん夜の星を」でした。
≫まずは4人の名人の皆さんに人生の1曲を披露していただきましたが天童よしみさん憧れの歌だったんですね。
≫そうですね。
なんか感激させていただきました。
本当にいろんな思い出がよみがえってまいりました。
≫そして、郷ひろみさんは初めての共演だったんですかブルー・コメッツの皆さんと。
≫そうですね。
綱木さんとずっと一緒だったんですけどこの歌は初めてですね。
≫どんなご気分ですか?≫ものすごく、皆さんが知っている歌じゃないですか。
だから逆にリラックスしてみんなと一緒に歌ってるなというのが見えたので、僕も楽しんでやることができましたけど。
≫そして、石川さゆりさんすばらしい世界でした。
≫本当に歌わせていただいた坂本九さんの歌もとってもすてきですけど皆さんのお歌いになった歌も改めて、こんなこと言うと笑われちゃいそうですけど歌、すてきですね、好き。
そう思いました。
≫北島さん、人生がにじみますね。
≫今日、名人でしょ。
俺は迷う人なんですよ。
≫そんなことはないと思います。
≫僕たちどうなっちゃうんですか。
北島さんが迷う人だったら。
≫私、いつも思うんだけど歌はいつもいろんな思い出を作ってくれる。
思い出を思い出させてくれる。
そして勇気を与えてくれる。
歌のすごさというのはやっぱり詞から曲からすべて含めると歌というのはすばらしいなと思いますな。
≫今度は皆さんの歌手人生の原点デビュー曲と今届けたい1曲をご披露いただきます。
まずは天童よしみさんからどうぞ。
≫小さいころから歌が大好きだった私が初めて、のど自慢大会に出てそれが6歳のときでした。
うまく歌えれば大喜びして納得いかなければめそめそしているそんな、ちびっ子でした。
思えば、あのころから今日まで私は歌一筋に生きてきました。
でも、まだ道半ばです。
もう一度、原点に戻って歌をやり直す気持ちでこれからも一歩ずつ歩いていきたいと思っています。
私の歌を聴いて叱咤
(しった)激励してくださる方々へ感謝の気持ちを込めて歌わせていただきます。
デビュー曲の「風が吹く」そして新しい歌「いのちの人」、心を込めて。
≫「男の子女の子」でデビューしてからいろんなタイプの歌を歌って自分自身が変化してきました。
その変化の先に進化があるっていうふうに思っています。
僕の歌で、小さなお子様からご年配の方まで喜んでいただけるそして、楽しんでいただければうれしいなって思っています。
今夜はデビュー曲の「男の子女の子」。
そして、僕の歌の中でもスタンダードナンバーになっている「哀愁のカサブランカ」。
これを、今夜ならではのスペシャルバージョンでお届けしたいと思います。
まずは、「男の子女の子」から。
≫私は中学生のとき山上路夫、作詞猪俣公章、作曲このお二人の先生にデビュー曲「かくれんぼ」を書いていただきました。
白い帽子をかぶってデビューしたんです。
そして、あれから43年…。
たくさんの出会いをいただきながらそして今、私の歌っている一番新しい歌「あぁ…あんた川」で116枚のレコードとCDです。
これからもたくさんの出会いを重ねてそして、時の風をしっかりと感じながら大切に歌わせていただきたいと思います。
まずは私のデビュー曲「かくれんぼ」。
聴いていただきたいと思います。
どこから声を出しましょう。
続いては今、私の歌っている歌です。
「あぁ…あんた川」。
聴いてください。
≫きれいだよ。
どうも、先ほどは失礼いたしました。
ご来場の皆様方それからテレビをご覧の皆様方私は昭和37年6月5日に北島三郎としてデビューをさせてもらいました。
恐らく、おいでの皆様方もそうだと思いますが北島三郎のデビュー曲はというと「なみだ船」だろうという方が圧倒的に多いと思うんです。
ところが違うんだ。
その前にね私のデビュー曲があったの。
ただ、3遍、テレビで放送したら放送禁止になっちゃった。
ちょっとこの歌はまずいですねって。
どこがまずかったのか知らないけれどもたった3遍放送したらだめになっちゃった。
ああ、ついてねえな。
歌手になりたくてせっかく、東京に来たのにやっと歌手にさせてもらったのにデビュー曲からついてねえなと思ったら焦りました。
その歌は、知ってる方いらっしゃるでしょ。
「ブンガチャ節」。
これをちょっと聴いてもらいましょうかな。
よろしくお願いします。
これデビュー曲よ。
「ブンガチャ節」だよ。
デビュー曲でした。
ありがとうございます。
北島三郎の一番最初の歌がこの「ブンガチャ節」。
そして、一番新しい歌がこの歌。
「大漁船」です。
よろしく、どうぞ。
≫4人の名人の皆さんに今日一番の拍手をお届けください。
ありがとうございました。
2015/05/19(火) 20:00〜20:43
NHK総合1・神戸
NHK歌謡コンサート「名人戦 歌こそ我が人生!」[字]

テーマ「名人戦 歌こそ我が人生!」出演:石川さゆり、北島三郎、郷ひろみ、天童よしみ。出演者は4人だけ。歌謡コンサート恒例の名人戦!

詳細情報
番組内容
「名人」の名にふさわしい4人の歌手が熱演バトル。人生の転機となった一曲や、今届けたい一曲を歌う。幕開けは北島三郎が、吉幾三の「津軽平野」を披露。天童よしみは、水原弘の「黒い花びら」を、郷ひろみは「ブルー・シャトウ」を、石川さゆりは坂本九の「見上げてごらん夜の星を」を披露する。後半はデビュー曲対決。特に北島三郎は、テレビではデビュー以来めったに歌うことのなかったという「ブンガチャ節」を披露する。
出演者
【出演】石川さゆり,北島三郎,郷ひろみ,天童よしみ,【司会】高山哲哉,【演奏】三原綱木とザ・ニューブリード,東京放送管弦楽団,【コーラス】ルージュ

ジャンル :
音楽 – 歌謡曲・演歌
音楽 – ライブ・コンサート
音楽 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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