タイムスクープハンター セレクション「“忍者”その真の姿とは」 2015.05.20


(沢嶋)アブソリュートポジションN07W565E70S998ポジション確認。
怪我なしウイルス反応なし。
いつものようにタイムワープ時の衝撃により多少頭が重いですが健康状態には異状ありません。
アブソリュートタイムB00122427年61時47分81秒。
西暦変換しますと1400年代後期から1500年代辺りになります。
無事タイムワープ成功しました。
コードナンバー102331。
これから記録を開始します。
沢嶋雄一。
彼はタイムスクープ社より派遣されたジャーナリストである。
あらゆる時代にタイムワープしながら時空を超えて人々を記録していくタイムスクープハンターである
人里離れた山奥。
彼らこそ世にいう忍びの者忍者である。
今回の取材対象者は忍者。
謎のベールに包まれその実態はなかなか知る事ができなかった。
今回タイムスクープ社が初めて彼らに接触する事に成功した。
時は戦国。
天下の統一を前にして緊迫する社会情勢の中秘密諜報部員として活躍する忍者たちに密着ドキュメントしていく
(忍者たち)でぃや〜!え〜私たちの取材交渉に関して毎回苦労は付き物ですが今回ほど困難を極めたものはありませんでした。
なぜなら今回の対象者は決して表に出てはいけない特殊な職種の人たちだからです。
徹底的な秘密主義です。
そこで対象者のお名前年月日撮影場所を特定しないという条件で今回3人の方々に協力を得ました。
また特定の個人名も伏せます。
恐らく彼らは取材というものを理解できていないでしょうがそれでも匿名というのは彼らの強い希望です。
ただどの時代かだけは申し上げます。
大きく言えば後にいう戦国時代です。
コードナンバー102331。
取材を受け入れてくれた3人の忍者。
映画に描かれる格好とは程遠い
仕える主君のため極秘任務を請け負う彼らだがふだんは農民としてすっかりその土地に溶け込んでいる
え〜彼らが現代でいう忍者であります。
格好は農民そのものですね。
え〜私たちのイメージとは相当かけ離れてます。
試しに彼らに現代の忍者のイメージ画像を見せてみる事にした
これが私たちの時代でいうあなた方の姿なんですけどいかがですか?
(勘蔵)これが?
(笑い声)忍者と呼んでいます。
忍者?
忍者と呼ばれるようになったのは後世の事である。
戦国時代諜報活動や特殊任務を負う者たちの呼び名は水破黒はばき三ッ者など地方によってさまざまで総じて忍びとも呼ばれていた
水の上を歩いたりはしないんですか?いや泳いだり潜ったりはあるけどよこんなのやった事ねえな。
やる必要あんのか?さあ…。
彼らは特殊な忍術を使う訳ではないようだ。
そのかわり独特な歩き方を披露してくれた
それは何ですか?こうやって歩くとよ廊下の上でも音が出ねえんだ。
手の甲に足をのせ両手を床に接地させながら歩く。
難しいが足音を消す効果がある
これも足音を立てない特殊な歩き方である
地面を覆った落ち葉の上を歩く時に用いる。
指先から足をおろしていくのでかなりの筋力が必要となる。
忍者たちは日頃の鍛錬を怠らない。
忍者というと戦いの兵士戦闘のプロという印象を受けるが実際は随分違う。
任務は情報収集が第一だ。
敵地に忍び込みそこから無事脱出するため刀や手裏剣などの武器を使っていたという
とがってますね。
結構重いです。
植物のヒシを使ったまき菱
それを武器として利用していた。
忍者は動植物や天気など自然に関する知識が豊富でありサバイバルのエキスパートであった
まあもともとが…それがつまんねえ…
源八は私のカメラをいつも避けるように距離を置いている。
寡黙でひとときも警戒心を解かない
(源八)もういいだろう!
彼らの取材を続けて数日。
その日常は驚くほど質素で単調なものだった。
そんな平穏な日々が一転ある日彼らのアジトに緊張した空気が張り詰める

僧侶に扮していたのも仲間の忍者であった。
集めた情報は各地に潜む者と協力してリレー形式で伝えられる。
主君からの密令もまたこのように幾人もの手を経て末端の実戦部隊である彼らにひそかに伝えられるのだ

忍びイロハという暗号文字である。
忍者の書く手紙は書かれている内容を万が一にもほかに知られてはならない。
そのため仲間同士にしか判読できない特殊な文字を使って書いた。
忍びイロハはこの7つの偏と7つのつくりから成る49文字を使ってイロハ文字を表すのである
暗号を解読してみると内容は「領内のさる屋敷に侵入し機密書類を盗み出せ」という極秘の指令だった。
その機密書類とは城の普請図つまり城の見取り図だ。
密令を受け取った彼らは慌ただしく動き出した
彼らは天気を読む事も優れていた。
今夜の天気予測は晴れ。
だが源八は作戦決行を雨の日と決めていた。
足音や証拠を消すのに有利だからだ。
天候を味方につけるのが鉄則だ。
雨の日を待ちながら準備が行われていた。
これは薬草である。
怪我の手当てや敵を倒す毒薬など彼らの仕事に薬の知識は欠かせない。
忍者が衰退した江戸時代には薬売りをなりわいとしていた者もいたという
独特なにおいしますね。
更にウルチ米や山芋を主原料とする非常食を準備していく。
それが兵糧丸。
いわゆる忍者食の一つである
これが兵糧丸と呼ばれるものですね。
ちょっと食べてみたいと思います。
忍者食といえば何か特別なものと思われるが実際は当時のありふれた食材を用いていた
ドングリのような歯応えでそこまであくは強くないですけど意外と食べやすいですね。
勘蔵の予測ではしばらく雨は期待できそうもなかった。
このまま待てば無駄に時間を費やしてしまう。
更に月の問題も懸念される
これ以上待つ事はできない。
新月の闇を逃してしまう。
作戦決行は雨を待たず新月の今夜行われる事が急きょ決定した。
忍び込むのは山の麓にある屋敷。
ありふれた屋敷だが警備は厳重な事が予想される。
緻密な作戦会議が進められていく

僧侶の格好に変装する勘蔵。
その上に忍び装束を着ていく。
意外にも忍び装束は黒ではなく濃紺であった。
藍で染める事でマムシや害虫などから身を守る事ができるという。
彼らの決死の仕事の一部始終をどうしてもカメラに収めたい。
交渉の結果同行取材を許された
すみません。
それ何ですか?何に使うんですか?
水銀の化学反応を利用した不滅松明。
当時の懐中電灯である。
彼らは化学分野においても経験と知識が豊富であった
今夜道を全速力で走ってますけどものすごい速さです。
暗闇の中全速力で走っていく忍者たち。
私は同行取材に備えフィジカルバージョンアップシステムを装着している。
通常の半分に体力消費を抑える事ができる。
だがそれでも彼らについていくのはやっとだった
屋敷を見通せる山の中腹に到着した忍者たち。
休む間もなく勘蔵は僧侶の格好になる

小助と共に山を下りていきそして作戦開始
ゆっくりと屋敷に歩み寄る勘蔵と小助
今2人が屋敷に近づいてます。
1人が塀の上に上げて中に入…あっ入りました。
勘蔵さんは外で待ってるようですね。
監視の役目をするんでしょう。
今回の任務では小助が単独で潜入。
勘蔵は僧侶に扮し見張り役に回っている
小助が潜入してから1時間。
何も変化が起こらない
不気味な静けさを感じていたその時何者かが勘蔵に近づいてきた。
緊張が走る
あっ誰か来ました!誰でしょう?
(源八)案ずるな。
ただの通りすがりだ。
酔っ払いですかね。
完全に僧侶だと思い込んでますね。
通りすがりの酔っ払いだったようである。
相手を僧侶だとすっかり信じ込みその場を後にした
え〜侵入してから4時間。
いまだに動きはありません。
その間カシラの源八はずっと屋敷に目を光らせたまま微動だにしない。
しかし私には正直この寒さと空腹が耐えきれない
あっすみません。
源八がくれた兵糧丸を口にしほっとした。
次の瞬間予想だにしなかった緊迫した展開をカメラは捉える事になった
あっ小助さん戻ってきました。
誰か来ました。
あっ!あっ誰か1人斬られました。
大丈夫ですか?
忍者たちに気付き屋敷から出てくる侍たち。
どちらが斬られているのかナイトスコープからは確認する事ができない
あっ…。
あっ出てきた。
斬り合いになってます。
あっこれはひどい。
あっ…。
次々と倒れていく黒い影。
源八は小助と勘蔵の身を案じていた
大丈夫ですかね!?あっ…。
あっ…えっ…。
あっこれはひどい。

息を切らして戻ってくる勘蔵。
源八は普請図を受け取るとすぐに確かめる
(荒い息)
勘蔵の傷は予想以上に深い。
源八は普請図の半分を自分の懐に残りを勘蔵に持たせる。
リスクの分散である

斬り合いの中で1人が命を落としもう一人が腕に傷を負っていた。
重傷である。
しかし源八はそれに気遣いをするそぶりも見せない。
目的の図面が手に入った今まずそれを届ける事が最優先されるのだ。
厳しく非情な世界。
傷を負った男もそれは承知している。
泣き言一つ口にしない

(荒い息)
(荒い息)
懐から普請図を取り出す勘蔵
もう自分は任務を放棄せざるをえないと無言で告げている
(荒い息)
源八が勘蔵を置いて先を急ごうとする。
…がその時彼の足が止まった

任務の前では冷徹になる男も仲間を黙って見殺しにはできなかった。
ひん死の勘蔵を預けるべく源八はとある農民の家を目指した。
忍者はその土地の政治に不満を持つ人たちを味方につけている
夜を徹した逃避行。
そろそろ取材の限界を感じ始めていた。
歴史に残された数々の合戦。
その裏で彼らのような名もなき忍者が数限りなくいた。
決して超人ではなく特殊な忍術も使う訳ではなかった。
戦国の世が終わり忍者は次第に活躍の場を失っていく。
時代に翻弄され捨て去られた人々。
しかし彼らはその存2015/05/20(水) 01:30〜02:00
NHK総合1・神戸
タイムスクープハンター セレクション「“忍者”その真の姿とは」[字]

「タイムスクープハンター」のアンコール放送。時空ジャーナリストの沢嶋雄一(要潤)は戦国時代の忍者たちに密着取材、どのような存在でどんな活躍をしたのかをリポート。

詳細情報
番組内容
今回の取材対象は“忍者”。ふだんは農民、行商などに変装し潜伏している。天気を読む達人で忍者食“兵糧丸”を作り、薬の知識にたけ、忍イロハ文字の暗号を使う。ある日、3人の忍者に「敵方の屋敷より城の設計図を盗め」という極秘指令が下った。だが、その任務にはいくつも困難な壁が存在していた。はたして忍者たちは、使命を果たすことができるのか?タイムスクープ社から派遣された沢嶋雄一(要潤)が忍者を密着ドキュメント
出演者
【出演】要潤

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドラマ – 国内ドラマ
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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