枝松佑樹
2015年5月21日22時58分
日本動物園水族館協会(JAZA)が世界動物園水族館協会(WAZA)への残留を決め、和歌山県太地町(たいじちょう)からイルカを購入できなくなる見通しの大分市の水族館「うみたまご」。田中平館長(59)は21日、「JAZA脱退も選択肢の一つ」などと述べ、ほかの水族館と連携して協会を抜ける可能性を示唆した。
うみたまごの経営会社マリーンパレスは、津久見市の「イルカ島」と合わせたイルカ27頭のうち、26頭を太地町から購入。だが、WAZAは、太地町の追い込み漁によるイルカ捕獲を「倫理規定に違反する」としてJAZAの会員資格を停止し、購入をやめなければ除名すると通告していた。JAZAは20日、加盟152施設の投票結果を受けて残留の希望をWAZAに伝えると決めた。
田中館長は21日、うみたまごで記者会見を開き「追い込み漁はイルカを傷つけず捕獲する最良の方法」とした上で、「水族館が繁殖に取り組むのは使命だが、1~2年でできることではない。1カ月でイエスかノーか求めることに憤りを感じる」と強く反発した。
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!