生字幕放送でお伝えします
きょうは、こちら埼玉の狭山茶をご紹介します。
京都の宇治、静岡と並ぶ銘茶の一つなんです。
このお茶の色がとっても濃いんですよ。
狭山茶は甘く濃厚な味わいが特徴なんです。
しかも、こちらなんと、今シーズンで一番おいしい新茶の時期でございます。
新茶は、香りもいいんですね。
早速いただきたいと思います。
おいしいですね。
深みのある味わいにまろやかな口当たりにさらに渋みも加わってとてもおいしい新茶ですよ。
スタジオのモトさん!ことしは、新茶いただきましたか。
まだなんだよ。
きれいな色だね、その新茶。
本当にとってもおいしい新茶ですよ。
ですけど、きょうはそれだけではなくて狭山茶のさまざまな楽しみ方をたくさんご紹介したいと思います。
まずはこちらに用意してるんですがこちら、すべて手作業で作った超高級茶。
さらに、こちらは今、地元の人に人気の紅茶なんです。
どれも狭山茶の葉を使ったものなんですよ。
これで1杯、うっ…という値段をあとで発表したいと思います。
その狭山茶を育むのが後ろに広がっております一面の茶畑なんです。
すばらしいですよね。
こちら東京都心から電車で40分の埼玉県入間市。
ここ、入間市周辺は狭山茶の一大産地なんです。
そして、味を決めるのがこの土地の気候お茶の産地としては比較的北に位置し冬場は冷え込むため寒さから身を守ろうとこの辺りで育つ茶葉は葉が分厚く、栄養が多く含まれるんだそうです。
きょう、そのお茶の収穫の様子を皆さんに、どどーんとお届けしたかったんですが残念ながら、こちらの畑収穫がすでに終わってしまってるんですね。
この辺の茎を見ていただければもうね、刈られてしまったあとなんです。
ことしは天候がよく順調に育ったということで収穫してしまったそうなんです。
お茶は、収穫してるところタイミングが大事ですから。
ということで待てなかったそうなんですけどいろんな茶葉は見れますからね。
そちらのほうをお届けしていきたいと思います。
モトさんお茶の葉は、ここにありますよ!これ、けさ刈り取られたばかりの新茶なんですね。
これで100kgほどあります。
朝から次々と運び込まれています。
私が今いるのは先ほどの畑からすぐ近くの工場なんです。
ここで新茶を作っているんです。
見てください。
これがけさ、取ったばかりの新芽です。
色が黄緑色で鮮やかでしょう。
やわらかいんですけども葉に弾力があるんですよ。
芽吹いたばかりの新芽というのはこの冬の寒さに耐えて蓄えられた栄養分がたっぷりと含まれています。
だから、新茶っておいしいんですよね。
この新芽がどんなふうにお茶になるのかこちらで見ていきましょうか。
新芽の葉っぱはまず、高温の蒸気で蒸していきます。
お茶のサウナに入ってるみたいな感じです。
香りはとってもいいですよ。
お茶の成分を出しやすいようにやわらかくしているんですね。
狭山茶って普通のお茶よりも3〜4倍長く蒸すんです。
どうしてかっていうと先ほど大島さん言ってたみたいに冬の寒さに耐えようと葉が分厚くなるんですね。
長い時間、蒸して…。
産地としては北よりなのでじっくりと蒸して栄養分を引き出していこうということなんです。
お茶農家の中島さんが作業しています。
中島さんは、葉の水分量を手で感じて感触を確かめる達人なんです。
きょうは、どのくらい葉を蒸しますか?
一番茶もだいぶ後半になってきたので生葉を見ながら今、蒸しの時間決めてるところなんですけども若干、一番茶も後半ですので秒数も、ちょっと増やさないと完全に蒸しきれないと思うので若干、秒数を見直そうと思ってるんです。
きょうはどのくらい蒸すかというと。
通常だと105秒ぐらいでやってるんですけど110秒ぐらいまで上げようかと調整しようと思っていたところです。
モトさん実は葉の水分量って木の樹齢ですとかその日の気候によっても水分量変わるので5秒単位で決めて蒸す時間決めるんです。
微妙なところがあるもんですから。
これで大体一定の時間をやってみますとそのときの感触が出ますのでこれで、きょうはこのまま続けたいと思います。
狭山茶は鮮度が命なんですよ。
入間市では摘み取ったお茶っ葉をその日のうちに新茶に加工していくんです。
工場の中もとってもいい香りがしますね。
蒸したお茶っ葉なんですがこのあと、もんでいきます。
モトさん、こんなふうにもむんですよ。
もむことで、お茶の成分を引き出していくんです。
それと同時に乾かしていくという作業も行っているんですね。
どんどん、お茶のいい香りがしてくるんですよ。
そして、さらには乾燥させて水分を飛ばしていく作業ここで行っていきます。
見てください、新茶ですよ!4時間もの工程を経てまさに出来たて、ほやほやです。
本当にいい香りがこのまま食べてしまいたいぐらいいい香りがしますね。
輝きも違って見えますね。
つやもありますよね。
お隣では息子の克典さんが出来上がったお茶をチェックしてるんですね。
香りや色、バランスを見ています。
それぞれのお茶にいろんな特徴がありましてその特徴を生かすようにお茶を見て、うまくブレンドしてやっております。
ここのいろんなものを試してブレンドして、おいしいお茶にするということですね。
そのお茶に、例えばいいにおいだったり、水色、このようにして見比べてそれをうまくブレンドさせていくという作業をしています。
ことしの新茶いかがですか?
ことしも天候に恵まれまして例年どおりおいしくなってます。
ぜひ女性の方にも…。
実は入間市というのはお茶農家100軒ほどあるんですが皆さんそれぞれ栽培、製造、販売と自前で行っているんですだから、それぞれの農家の方のお茶作り、個性があるんですね。
続いては、その新茶をさらに、ふだんめったにお目にかかれない極上の楽しみ方をしている技をご紹介していきますよ。
普通のお茶の葉との違いなんですがすごい細く長い針のような形をしてますね。
これが、手もみ茶といいましてすべての工程を手だけで行うものなんです。
これ、手作りなのであまり作れなくてなんとモトさん、100g当たり10万円するものもあります。
この手もみ茶外に、この手もみ茶の作り方取り組んでる方いらっしゃいますので早速、見に行きたいと思います。
葉っぱは同じなんです。
でも、機械で行っていた工程をすべて人の手で行っていくんです。
今、作業されてますね。
入間市の農家の皆さんで結成された入間市手もみ狭山茶保存会の皆さんです。
こちら、工場で機械で行っていた熟して、もむ工程を人の手でこのように行っているんですね。
なので、すべての工程を終えるのになんと7時間もかかるんですよ。
肉体労働だね、これ。
全身を使ってますでしょうモトさん。
皆さんね、全国屈指の技術を持つ腕の持ち主なんですよ。
全国一を決める品評会で総合優勝にあたる産地賞を9年連続で取ってるんです。
機械でやるのと全然、違うのかな?手もみっていうのは。
飲んだときに。
違います。
ゆっくりご覧いただきたいんですが蒸した茶葉を温めながら、もむことで葉の細胞を壊して、内側の水分を出しているんです。
かなり温度が熱いんですよ。
優しい手つきで転がしながらうまみも引き出しているんです。
ポイントは優しい手つきで転がすということですよね。
この人の手のにおい、かぎたい!いいにおいしてるんだろうな。
優しく優しく葉を転がしながらうまみを引き出していってます。
こちらは手もみ茶作りの中でも最も技術を必要とする工程なんです。
手つきに注目してください。
こうやって細長くしてるのか。
先ほど見た針のような細長い形にするもみ切りという作業なんですがお茶の葉を両手でこすり合わせながら水分を飛ばして細長い形に整えてるんです。
針の形にしていってます。
細長い形にすることが均等に乾燥が進み、すごいおいしいお茶になるということなんです。
モトさん、手の動きどんなふうになっているのかスロー映像を用意しました。
手の間にお茶の葉を挟んでこすり合わせることで葉が回転している様子分かりますか?
スローでも分からない…。
回転を作り出していってるんですけどポイントは小指の動きなんです。
下から撮影した映像を見てみますと小指を使ってお茶の葉を勢いよく回転させているんですよ。
こうすることで水分が飛ぶと同時に葉の芯に巻きついて細長い形になっていくというわけなんです。
すごい!ごまはするの得意なんだけどね。
こちらがうわさの手もみ茶なんですが普通のお茶と、どう違うのか早速飲み比べてみたいと思います。
手でやることに意味が。
やっぱり、この色、違いますよね。
私も初めていただきますから緊張します。
いただきます。
まず色が違います。
香りもすごく爽やかな香りがしますね。
苦みが本当に少なくてだしのような味がしますね。
お茶という感じよりはすごく飲みやすいさっぱりしただしのような味がします。
今、だしってことばが出ましたけどお茶って、渋みのもとカテキンが含まれているんですけどそれ以外にうまみ成分も含まれているんですよ。
このうまみ成分を最大限、引き出す手もみの技だからこそこのだしのような味がするんです。
手で優しくもんで葉を破けないようにしてるからこそうまみだけを引き出すことができるというわけですね。
これ、どのぐらい時間かかるんですか?
7時間くらいかかりますよ。
それだけ大変なのに手もみを守ろうとするのはどうしてですか?
手もみは7時間かけますけど出来上がったときの達成感ですかそれが大好きなんです。
やりがいがありますね。
すばらしいですね。
この手もみ茶って本当にごく少ししか作れないため市場には出回ってないんですよね。
でも、皆さんこの技術を守ろうと日々、練習を積まれてるんですね。
この高級茶なんですけどほかにも新しい狭山茶の楽しみ方広がってますよ。
こちら、入間市の住宅街にある人気のカフェ。
お茶なんだけど、なんか違う。
ほんのりと甘い香りがしました。
その秘密を探りに、ちゅう房へ。
狭山茶のお茶っ葉と一緒に入っているのはなんと、ハーブ。
これ、きんもくせいの花びらなんです。
爽やかで甘い香りが広がります。
狭山茶の味にハーブティーの香りや色をブレンドしているんです。
地元のお茶屋さんが経営しているこちらのカフェで出しているのは最近、人気の狭山茶の進化系。
色は緑ではなく、茶色なんです。
狭山茶で作った紅茶になります。
こちらで1杯目つがせていただきます。
こちら狭山茶の葉で作った紅茶。
まろやかで甘いですね。
入間マダムの午後のひとときは狭山茶で作った紅茶が新定番なんですよ。
ということで私も早速、狭山茶で作った紅茶をいただいてみたいと思います。
うん!口に入れた瞬間から本当においしい紅茶の感じが唇から舌に伝わってきますね。
甘みもすごくあってとっても飲みやすい。
砂糖いらずのお茶ですね。
紅茶!これはストレートでいただいたらとてもおいしい紅茶だと思います。
今、紅茶を作るところが増えていて市内のお茶農家100軒のうちおよそ15軒が今、紅茶、作っているんです。
東京で買えんのかな?
買えますよ。
紅茶に使っているお茶の葉が狭山茶なんですが葉が肉厚でうまみ成分が多いですからその狭山茶の茶葉の特徴を生かした紅茶になってるんです。
ほかと一味違う紅茶っていうことだな。
きょうは作っているお二人に来てもらいました。
清水さんと増田さんです。
お二人、若い30代ですよ。
それぞれ皆さん紅茶作り、工夫をして微妙に味が違うんですね。
どんなふうな紅茶なのかまず、清水さんから。
狭山のお茶は、茶葉は葉肉が厚いのが全国的にも有名なんですけれどもうまみの詰まった茶葉を最大限利用して程よい渋みと甘みのあるバランスのとれた紅茶を作っています。
増田さんも、かなりこだわりのある紅茶を作られているんですよ。
うちの特徴は口当たりがすっきりとした口当たりで甘みが強く、渋みが少ないのでストレートにおすすめの紅茶でしてあとは狭山茶の最大の特徴ですが産地として北限の産地なので昔から、歌にあるように「味は狭山でとどめをさす」というぐらいにおいしいお茶なんでその分、紅茶に甘みっていうんですかその分、甘くなってるんだと思います。
これからは狭山茶が作る紅茶にも注目していきたいです。
この紅茶なんですけど狭山茶から作られた紅茶。
飲むだけではなくて今、狭山茶の楽しみ方食べるほうのグルメもたくさんあるのでご紹介しましょう。
ずっと楽しみだったんです。
まずは新茶のこの時期ならではの料理をご用意いただきました。
新芽の天ぷらです。
お茶の新芽をそのままいただいちゃうんですよ。
先ほどの新芽ですよ。
揚げたてになりますからね。
これ、新芽のやわらかさそして鮮やかな緑を残そうと10秒ほど、さっと揚げるんです。
180度の油で。
アツアツでいただきますね。
茶塩が、ここにあります。
お茶尽くしでいただきたいと思います。
いただきます。
うん!外は、さくさくで中は、すごくしっとりしていて本当に肉厚な感じを感じられますね。
新芽をいただいてるっていう感じが。
お茶の苦みが本当になくて茎の部分に少し苦みがあるくらいでお茶をいただいてるっていう感じもしますけどいい苦みって感じですね。
すごいおいしいです。
旬の味です。
今しか味わえません。
でも、まだまだあるんですよ。
こちらスイーツです。
こちらは狭山茶を使ったスイーツなんですがこれからの時期にぴったりの狭山茶を使った和菓子で黒蜜ではなくお茶の甘みを生かした大人向けのわらび餅なんですよ。
狭山茶の茶葉をペースト状にしてわらび餅を作っていてその上にお茶のシロップをかけていただくというまさに狭山茶尽くしです。
いただいちゃいたいと思います。
私ばっかりいただいて…。
モトさんも食べたいと思いますが。
わらび餅も練り込んであるんです。
新芽を練り込んでわらび餅を作っているんです。
このシロップもつけていただきます!うん!このシロップがお茶なんですけど黒糖でシロップになってますからすごく甘みもありまして甘いんだけど、すごくしっとり、さっぱりしていてこれ、ずっと食べられますね。
お茶を飲みながらわらび餅を食べたら最高ですね。
このメニュー地元の女性たちが狭山茶が大好きでどんどんメニューを考案して今、30ぐらいメニューが増えてるということなんです。
なんで、お茶で料理を作ろうと思ったんですか?
お茶の産地っていうこともありましてお茶にはたくさんの栄養成分が入っていますのでそれを丸ごと、体に入れましょうということで食べるお茶を普及させたいというのがきっかけです。
本当に丸ごと入ってますからお茶をダイレクトに感じることのできる料理ですね。
本当にスイーツからそして、食卓にぴったりのおかずまでさまざまなバリエーション、生まれてますね。
肌が、みんな、きれい。
お茶のおかげで肌がきれいですね。
お茶って静岡とか京都だけじゃねえぞと。
狭山茶のこの肉厚な葉っぱから生まれる濃厚なうまみ。
それを最大限に生かした狭山茶のいろんな飲むだけじゃない味の幅っていうのが広がってますね。
紅茶にもなりますからね。
同じ葉っぱなのに個性があんなに出てるのすばらしかったね。
でも、まだまだ堪能しきれてないですからもう少し狭山茶を堪能していきたいと思います。
(浅井)似てるというかそっくりじゃないですか!2015/05/20(水) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「味わい広がる!狭山茶〜埼玉県・入間市〜」[字]
埼玉県入間市では特産の狭山茶が新茶の季節を迎えた。じっくり手もみで高級茶にこだわったり、発酵させて紅茶のような味わいを追究したり。新しい狭山茶の魅力を発見する!
詳細情報
番組内容
【ゲスト】大島麻衣,【コメンテーター】モト冬樹,【司会】内藤裕子 〜埼玉県・入間市から中継〜
出演者
【ゲスト】大島麻衣,【コメンテーター】モト冬樹,【司会】内藤裕子
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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