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ソローについて
2001年に先生がお話くださったご指導を少しずつご紹介させて頂きます。
「160年ほど前のその日、師匠エマソンは、地方の集会で、非人道的な奴隷制度に反対する
スピーチを行う予定になっておりました。
しかし、当時の保守的な教会は、その正論を認めず、会場を提供しようとしなかった。
しかも、集会を人々に知らせるための「合図の鐘」を鳴らすことさえも拒否したのであります。そのため、裁判所で開かれた大会に、住民たちは、なかなか結集してはこなかった。我が師匠を軽視し侮辱するこの事態に、
熱血の弟子ソローは、黙ってはなどいませんでした。
彼は、当局の制止を憤然と振り払って、鐘のもとに勇んで駆けつけ、そのたくましい腕で、高らかに、
また高らかに鐘を乱打していったのであります。
眠れるたましいよ、目覚めよ!
心ある人々よ、集い来たれ!
わが師の真実の叫びに、耳を傾けよ!
我らの正義の陣列に、連なりたまえ!
そういう決然たる思いを鐘の音に託したのでありましょう。
私も青年時代から、このエマソンとソローの雄偉なる師弟の姿を思い描きながら、
私の恩師である戸田先生を全世界に宣揚しゆく暁鐘を、恐れなく、打ち鳴らしてまいりました。
戦ってまいりました。」 続く
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