【夏場所】白鵬、照ノ富士退け1敗守る 50場所連続2ケタ勝利
2015年5月20日19時32分 スポーツ報知
◆大相撲夏場所11日目 ○白鵬(上手出し投げ)照ノ富士●(20日・両国国技館)
横綱・白鵬は先場所で敗れた関脇・照ノ富士を上手出し投げで転がし、1敗を守った。50場所連続の2ケタ勝利で、自ら持つ最長記録を伸ばした。1敗は平幕の魁聖とともに2人で変わらず。先場所13勝の照ノ富士は3敗目で場所後の大関昇進が消滅した。
横綱・日馬富士は大関・豪栄道を寄り切って勝ち越し、豪栄道は5敗目。大関・稀勢の里は徳勝龍を寄り切り、2敗を堅持した。大関・琴奨菊は碧山の押しに屈し、5勝6敗と苦しくなった。
白鵬らを2敗で追うのは稀勢の里と平幕の高安。十両は英乃海ら3人が3敗で首位に並んだ。
北の湖理事長(元横綱)「白鵬に余裕があった。照ノ富士はただ左のまわしを探りにいっただけ。白鵬はこれで(優勝争いから)一人落とした。あとは稀勢の里次第。きょうの相撲は立ち合いの角度も、攻めの形も良かった」