石塚翔子
2015年5月21日03時00分
戦争を題材にした映画「おかあさんの木」の公開を記念して、主演した俳優の鈴木京香さんが20日、鹿児島市立西田小学校で原作の児童文学作品の読み聞かせをした。児童らは朗読に聴き入り、戦争や平和へ思いをめぐらせた。
この映画は東映の戦後70年記念作品。原作の「おかあさんの木」(大川悦生作、ポプラ社)は、戦場に息子たちを送り出すたびにキリの木を植えた母親の物語で、小学校の国語の教科書にも掲載されてきた。
母親役を演じた鈴木さんは封切りに先立ち、映画の舞台となった長野県上田市など全国5カ所で本の読み聞かせを実施。西田小での朗読は、鈴木さんが10年前、戦後60年時の映画「男たちの大和/YAMATO」の撮影で県内を訪れた縁から、本人の希望で企画された。
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!