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“ブラックバイト” 考えるシンポジウム5月21日 4時14分
アルバイト先で不当な労働を強いるいわゆる「ブラックバイト」について考えるシンポジウムが東京で開かれ、1人で諦めず誰かに相談するなど、行動を起こすことの大切さを呼びかけました。
このシンポジウムは、不当な労働条件を突きつけられながらも同僚に助けを求めて働こうとする女性の姿を描いたベルギーの映画「サンドラの週末」が、23日から公開されるのに合わせて、日本で「ブラックバイト」に関する相談を受け付けている学生の団体が開きました。
東京・世田谷区の会場には学生などおよそ20人が集まり、映画を鑑賞したあと、ブラックバイトなどについて意見を交わしました。この中で参加者からは「長時間のバイトを強いられても残業代が払われない」とか、「辞めるならほかの人を連れて来いと言われた友人がいる」など、厳しい現状を訴える意見が相次ぎました。そのうえで、主催した学生団体の渡辺寛人代表が「1人では難しくても誰かに相談するなど、まずは行動に移すことが問題の解決につながっていく」と呼びかけました。
会場で話を聞いていた大学3年生の男子学生は「居酒屋でバイトしていたときに辞めたくても辞められないことがあった。そういうことに困っている人がいたら自分も支援したい」と話していました。
東京・世田谷区の会場には学生などおよそ20人が集まり、映画を鑑賞したあと、ブラックバイトなどについて意見を交わしました。この中で参加者からは「長時間のバイトを強いられても残業代が払われない」とか、「辞めるならほかの人を連れて来いと言われた友人がいる」など、厳しい現状を訴える意見が相次ぎました。そのうえで、主催した学生団体の渡辺寛人代表が「1人では難しくても誰かに相談するなど、まずは行動に移すことが問題の解決につながっていく」と呼びかけました。
会場で話を聞いていた大学3年生の男子学生は「居酒屋でバイトしていたときに辞めたくても辞められないことがあった。そういうことに困っている人がいたら自分も支援したい」と話していました。