surface3のSIMフリーLTE版が6月19日に発売されることが決定しました。個人向けはLTE版のみで、64GBストレージ/2GBメモリーが8万1800円。128GBストレージ/4GBメモリーが9万1800円。
本体価格に賛否両論ありますが、円安相場の中で頑張くれたというのが個人的な感想です。
薄型軽量化で持ち運びが便利なタブレットは、単独で通信できてこそ真価を発揮します。Officeを利用でき、扱い慣れたWindowsPCとして利用出来るsurfaceシリーズ。ビジネスシーンにマッチする硬派な作りにヘビーユーザーや法人ニーズが強く、モバイル通信できるモデルの導入が長らく待たれていました。
Y!mobileが月回線とセットで販売しますが、一括購入に限り端末のみを買うこともできることがアナウンスされ、格安SIM派も一安心です。
そこで気になるのが、Y!mobileとの契約と格安SIMではどれだけの価格差。どれだけの差が生まれるのでしょうか?
ちょっと気になったので比較してみました。
Y!mobileの料金
Y!mobileはsurface3の取り扱いを記念して、期間限定で特別プランをよういしています。
通信量 | 月額基本料 |
---|---|
7GB月 | 3,696円 |
先行予約に限り3ヶ月間の基本料無料の特典です。あと、スタイラスペンもプレゼントのプレゼントも。
特典 | 2年間の総額(税込) |
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なし | 95,800円 |
あり | 8,3825円 |
特典の有無で約12,000円の差額がありますが、いずれも8万円はゆうに超える回線料金ですね。
ここに、本体の分割料金が加わります。
モデル | 価格 | 月々 |
---|---|---|
64GB | 88,344円 | 3,680円 |
128GB | 99,144円 | 4,131円 |
本体を分割購入してY!mobileと契約した場合の月と2年の総額は
モデル | 2年 | 月々 |
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64GB | 184,144円 | 7,376円 |
128GB | 194,944円 | 7,872円 |
月7千円の支払いは結構きついですねー。なお、3ヶ月無料のキャンペーンを除外して計算しています。適応する場合、11,080円削減ですが、月-500円程度。64GBモデルで月6千円台。お世辞でも安いとは…。
一括+格安SIMで比較
格安SIMは毎度おなじみDMM mobile
公平に7GBで計算。
通信量 | 月額基本料 |
---|---|
7GB月 | 2,203円 |
端末は一括払いのみの取り扱いです。分割にしたい場合、クレジットカード払いで分割にできるか店員に尋ねてみてください。
今回は便宜上分割で月割り計算です。
モデル | 価格 | 月々 |
---|---|---|
64GB | 88,344円 | 3,680円 |
128GB | 99,144円 | 4,131円 |
端末を2年の総額と月々の利用料金はこうなります。
モデル | 2年 | 月々 |
---|---|---|
64GB | 141,220円(▲42,924) | 5,783円(▲1,789) |
128GB | 152,018円(▲42,926) | 6,334円(▲1,789) |
2年間で4万円の差が生まれました。
これは7GBで契約した場合の話で、5GBは▲62,884円。3GBなら▲73,077円と自分の利用状況に合わせたセレクトでトータルのコストを削減できます。
Y!mobileで契約するメリットは?
発売の現段階ではないかと。一括でお金が用意できない、でもsurface3が欲しいという人くらいしか見当たりません。もしクレジットカード分割払いが利用できたら分割で買ったほうがお買い得になってしまう。クレジット金利を考慮しても安く上がるって…。
買うなら本体一括+格安SIM
せっかくのSIMフリー機ですから、格安SIMで利用したほうがずっとお買い得です。
今回の比較に使ったDMMmobileなら、高速データ通信容量7GBで税込2,203円、3GBなら918円。例えば3GBを24ヶ月間利用した場合、Y!mobileの契約より73,077円安くなります。これは端末代金の82%に相当しますね。もし2年使いつづけるなら、どちらがお得なのかは一目瞭然です。
▼今回比較したDMMmobileの詳細はこちら▼