【ＡＫＢ総選挙】ゆきりん、逆転女王へ暫定２位「夢がすぐそこ」

おにぎりポーズで「恋するフォーチュンクッキー」のＪＡＳＲＡＣ金賞受賞を喜ぶ（左から）小嶋真子、柏木由紀、同曲を作曲した伊藤心太郎氏、横山由依

◆第７回ＡＫＢ４８選抜総選挙（６月６日・福岡ヤフオクドーム）

　ゆきりんがお忍びでＡＫＢ４８劇場にやってきた。この日は自身の公演がなく、横山由依（２２）と都内の焼き肉店で食事しながら、投票速報発表の中継に見入った。「夢がすぐそこまで…本当に本当にありがとうございます！」。２位という結果を受け、急に思い立って向かったのが秋葉原。順位ボードを撮影するためだった。劇場では予定になかった報道陣の取材に笑顔で応じた。

　速報でまずは２位につけた。３万票台に乗せたのは１位の指原と２人だけ。３位の渡辺麻友（２１）に約３５００票の差をつけた。第１回から総選挙に参加し、今回で７回目。毎年のように１位候補に挙げられながら、３位が最高だった。

　今年１月２日のブログでファンを驚かせた。「どこにも注目されなくたってトップ目指します」と書き込んだ。これまで自ら順位を口にすることはなかった。「同期のまゆゆ（渡辺麻友）が１位を取ってセンターでやっているのを見て、私は逃げていると思った。ＡＫＢ４８に名前を残したいと思った」と初の決意表明を振り返った。

　単独センターの経験はなく、「王道のアイドルソングを歌いたい」と夢は広がるばかり。ライバルの指原は「１位になったら水着でコンサート」を公約に掲げている。「やられたな、と思った。それに匹敵することをやりたい」と、いたずらっぽく笑った。