【ＡＫＢ選抜総選挙】さしこ、今年も速報女王！でも…「不安」

指原莉乃の速報１位に驚く（左から２人目から）宮脇咲良、高橋みなみ、島崎遥香ら

　１９日から投票が始まった第７回ＡＫＢ４８選抜総選挙（６月６日開票、福岡ヤフオクドーム）の速報順位が２０日、東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場で発表され、ＨＫＴ４８の指原莉乃（２２）が３万８１５１票でトップに立った。２年ぶりの女王返り咲きを狙う指原は「１位になったら、水着でコンサート」と公約を立て立候補。２位の柏木由紀（２３）は発表後、サプライズで劇場を訪れ、取材陣に逆転への意欲を見せた。

　ＨＫＴの地元・博多で王座奪回を狙うバラエティークイーン・指原が好スタートだ。この日、仕事の都合で劇場公演には不在だったが、ネットの中継で結果を知り「速報１位！みなさんありがとうございます！」とツイッターで喜びをつづった。

　初制覇した１３年から３年連続で速報１位を達成。しかし昨年は最終順位で渡辺麻友に逆転されたことから、「でも去年のことがあるので、うれしさを隠して、不安と戦いまくります！」と気を引き締めることも忘れなかった。２位の柏木に５０００票近い大差をつけ、劇場で順位発表を見守った高橋みなみ（２４）も「あいつ、強すぎるだろ！　マジで！」とあきれた。

　立候補期限の最終日の３月２９日に申請すると「この１年、一番仕事をしたのは私だという自負がある。１位を目指します」と誓った。公式サイト内の“政見放送”では「前回は１位になれなかったら、滝行をすると公約を立てました。それが良くなかった。アイドルは明るく楽しくなければ。１位になれたら、水着でコンサートをやります」と大胆宣言。前代未聞の公約に大きな話題を呼んだ。

　この公約に、「まさに誰トク！？」と自ら突っ込みを入れつつ、「みなさんが一生懸命、投票くださっての１位。若いメンバーに交じって私が歌い踊る。貧乳の私が、誰も得しない、挑戦をする。この決意を分かってください」と熱心に訴えた。最後は拳を力強く握り「Ｉ’ｌｌ　Ｂｅ　Ｂａｃｋ（また、戻ってくる）」と女王返り咲きに意欲を見せた。

　サービス精神が旺盛でタブーなしの過激トークで人気の指原だが、素顔は繊細な２２歳。プレッシャーを感じ、出馬するべきか悩むこともあったが、「ファンのみんなと戦いたい！」と決意。地元の博多で開票イベントが行われることもあり「ＨＫＴを盛り上げるため、今年はてっぺん取りにいきます！」とぶち上げた。

　◆第７回選抜総選挙

　▼立候補者　ＡＫＢから１２４人、ＳＫＥから６４人、ＮＭＢから５１人、ＨＫＴから４５人、ＮＧＴから２人、ＳＮＨから２人（兼任含む）の計２７２人。

　▼選抜　上位１６人がＡＫＢ４８のシングル曲（タイトル未定、８月発売）を歌い、１位がセンターを務める。１７位から８０位までの６４人は１６人ずつ４つのグループに分かれ、それぞれカップリング曲を歌う。

　▼投票資格者　最新曲「僕たちは戦わない」の購入者、公式ファンクラブ会員、モバイル会員など。

　▼投票期間　１９日午前１０時から６月５日午後３時まで。

　▼開票　６月６日に福岡ヤフオクドームにて。

　▼辞退者　小嶋陽菜、入山杏奈、川栄李奈、松井玲奈ら３６人。