さしこ　ＡＫＢ総選挙速報１位「油断せずに頑張ります」

ＨＫＴ４８の指原莉乃（Ｃ）ＡＫＳ

　ＡＫＢ４８の第７回選抜総選挙の速報値が２０日夜、東京・秋葉原の専用劇場で発表された。前日１９日から始まったファン投票の１日分の集計値で、１位は３万８１５１票を獲得した指原莉乃（２２）。２位は柏木由紀（２３）で、その差は４７２５票。６月６日に福岡・ヤフオクドームで行われる開票イベントに向け、激闘が繰り広げられる。

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　今年も速報１位は指原だった。２０１３年の第５回以来、３年連続。昨年の３万７５８２票より５６９票増やした。

　劇場で発表を見守った高橋みなみ（２４）は「指原さん、強すぎだろ！誰がどんな速度で（票を）入れてるんだ！？」と驚いた様子。「やっぱり（開票イベントの）開催場所が福岡ということでＨＫＴのメンバーが相当にランクイン（８０人中１６人）した」とフランチャイズの強みを訴えた。

　指原はこの日、都内で別の仕事をしており、インターネットの速報中継で結果を知った。すぐに自身のツイッターを更新し「みなさんありがとうございます！でも去年のことがあるので、うれしさを隠して、不安と戦いまくります！」と記述。そんな殊勝なコメントとは裏腹に、一緒に載せた写真は笑っていて、自分で「口元ゆるみまくり」「説得力ない」と注釈をつけた。

　報道陣にも関係者を通じ「油断せずに頑張ります」とコメントした。

　２位の柏木は都内の焼き肉店で横山由依（２２）と食事をしていたが、終了後に、速報発表のボードを撮影するために劇場を訪れた。

　報道陣に「今回初めて“１位になりたい”と言ったので緊張しました。２位はベスト。すぐそこまで夢が見えています」と笑顔。自身は鹿児島県出身で、大分県出身の指原とは九州決戦となるが「さっしーの“１位になったら水着でコンサート”という公約は、やられたなと思いました。それに匹敵する何かを考えます」と逆転の秘策を練る。速報の票差としては３位の渡辺麻友（２１）らにも逆転の可能性が十分にあるだけに例年以上の激闘になりそうだ。