地方創生やイノベーションへのアイデアや思考に注目!
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USBメモリや日本初の社内イントラネットの開発などを手がけ、世界中の企業のイノベーションに携わってきたビジネスデザイナーの濱口秀司氏。分野を問わず、斬新なアイデアを生み出し続ける秘訣は、ある「作法」にあるという。
濱口 秀司(はまぐち ひでし)ビジネスデザイナー
「私の仕事はシフト(Shift)を創ることです」と濱口秀司氏は話す。米国に本部を置くデザインコンサルタント会社Zibaの戦略ディレクターを務め、2013年には自身のデザイン会社monogotoを立ち上げ、ビジネスデザイナーとして活動する。
「シフトを創るとは、新しい商品企画、事業企画を立てる時、新しい方向性と実現性・顧客受容性を両立するベクトルを見つけ出すことです」
これまで100以上ものイノベーションを生み出してきた濱口氏だが、驚くべきは数だけではなく、そのバラエティの広さ。製品企画からブランド構築、生産性向上、顧客体験とマーケティングの構築、サービスデザインまで、全方位で何でもこなす。
「私は天才ではありません。繰り返し新しいシフトを生み出せるのには、秘密がある。これが“作法”です。“作法”を知っているから、全く知らない業界であっても、何度でも新しいアイデアを創り出すことができるのです」
イノベーションとは何か。ある人は「技術革新だ」と言い、ある人は「新しいビジネスモデルだ」と言い、ある人は「価値の創造だ」と言う。決まった定義はないのが現状だ。しかし、定義できなくても、イノベーションかどうかの判別はできる。判別要素は三つ。一つ目は「誰も見たことがない、聞いたことがないものであること」、二つ目は「実行可能であること」、三つ目が「反対意見と賛成意見が分かれ、議論を生むこと」だ。
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