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規制改革会議 「医薬分業」見直しで調整へ5月21日 4時13分
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政府の規制改革会議は、医師の処方箋をもとに患者が薬局から薬を受け取る「医薬分業」を巡り、医療機関と薬局を同じ建物の中に設けたり、敷地内に併設したりすることを原則として禁じる今の規制を見直す方向で調整することにしています。
医師の処方箋をもとに、患者が薬局から薬を受け取る「医薬分業」を巡り、国は、薬剤師の独立性を高めるため、医療機関と薬局を同じ建物の中に設けたり、敷地内に併設したりすることを原則として禁じています。
これについて、政府の規制改革会議は「高齢者や車いすの人が医療機関から薬局へ移動するのが困難なケースもあり、患者の視点に立っていない」などとしており、今後、規制の必要性を訴える厚生労働省などの意見も聞いたうえで、医療機関と薬局の双方の経営上の独立性を確保することを前提に、規制を見直す方向で調整することにしています。
規制改革会議では、こうした内容を来月まとめる答申に盛り込みたい考えです。
これについて、政府の規制改革会議は「高齢者や車いすの人が医療機関から薬局へ移動するのが困難なケースもあり、患者の視点に立っていない」などとしており、今後、規制の必要性を訴える厚生労働省などの意見も聞いたうえで、医療機関と薬局の双方の経営上の独立性を確保することを前提に、規制を見直す方向で調整することにしています。
規制改革会議では、こうした内容を来月まとめる答申に盛り込みたい考えです。