BAR SHOWで聞こえた言葉
会場でボーっと立っていた
空間の色のようなものがみえてきた
空間の総意と
色使いを見ていると
こんな声が聞こえてきた
「
エンターティメント業界は崩壊する
酒につけられた
その色使いのしるしが
エンターティメント業界を崩壊させる
崩壊せざるを得ない 」
文京
後楽園の遊園地の傍に
その会場があった
「
酒は雰囲気を運ぶ
酒につけられた おおきな電気のしるし
酒業界につけられたしるしは
エンターティメント業界にすぐ波及し
その影響は経済界にも連鎖する 」
声は言っていた
「
電気想念にこのイメージを伝達すれば
夏至のエネルギーが吹き込まれて
加速するはず
文京という地から
まず
作家 文化人に伝わる 」
「
そして
芸能界
エンターテイメント業界へ感染する
酒につけられた
その色使いのしるしが
エンターティメント業界を崩壊させる
崩壊せざるを得ない 」
それは
物悲しそうな声だった
目の前に広がっていたのは
場に不釣合いな
明るい色彩
メインステージは
まるで
売れないお笑いタレントのステージ色みたい
屋内だけど
野外ステージで
お日様を浴びながら
コントをしてるような色使い
「
明るすぎて
ミステリアスがなくなるの 」
「
舞台上の
色イメージ
シルエット
コントラストがそれをイメージづけている
そのしるしが
世界中から集まったさまざまな銘酒を通し
世界に感染させていく 」
「
酒というツールを使って
しるしが増幅されていく 」
「
バーショーなのに
お酒が 目立ってない
主役はお酒なのに
まるであの舞台では
お酒がいないかのような扱いになっている
色がそう言っている
主役がお酒ならば
もっと色でお酒をひきたてて
お酒がかわいそう 」
「
都会の磁場でも
安っぽさが際立ってしまう
別にお金はかけなくてもいい
色のコーディネートの問題 」
「
このデザイン
このグラデーション
このコントラストで
東京の中心で酒におおきなしるしをつけたら
全体が
貧乏になるしるし
イメージ イマジネーションが枯渇するしるしが
威力を発揮する 」
「
文化祭の飾りつけのほうが上手
ミステリアスもときめきも 感じない
幻想的な雰囲気が消えている 」
意識の海へ潜り
深海深くから海面をみあげると
深ければ深いだけ
暗ければ暗いだけ
おおきな総意が聞こえる
「
明るさと
痴呆は違う
ときめきの明るさと
恐怖感が消えていく明るさは違う 」
「
黒は華やかさを 凝縮させ
様々なものを凝縮させる
事実という味
イメージという真実
空間の色調 」
「
会場の
コントラストは崩壊してる
明るく
爽やかで
清潔感はあるけれど
そのさわやかさは
若々しいさわやかさではなく
死の間際に恐怖心が薄れていく
老人のさわやかさの感じに似ている 」
「
明るい
と
崩壊は
色が似る
決定的な違い
陰り
陰りの無い明るさは
煙のように消えていく
発光しているのではなく
色が抜けていく明るさ 」
「
ブース一つ一つの目線が近すぎる
全体の
目線が近すぎて
目の前しかみていない
近くだけを見すぎてて
至近距離だけで構築されている
企業全体がそうなのかも 」
「
空間は
遠目でみないとまわらない
遠目でみなければ
大衆を動かせない
遠目で見ないと
大きな効果は生まれない 」
「
スターと恋人は違う
スポンサーに好まれても
総意に好まれるわけではなく
実力者に好まれても
大衆を味方につけなければ
その効果と持続性は弱くなる 」
「
真実は事実と現実を生む
真実の範囲が狭ければ
現実の範囲も狭くなる
目線が近いと即効性はあるけれど
効果の範囲は狭くなる
即効性と
野心の小ささは常に比例する 」
物悲しそうな声だった
たぶん
それは
会場に集まった人達の深層意識の声だから
みんな頭では気づいてなくても
体では気づいてるはず
深層意識からだから
体はその声を聴いてるはず
「
エンターティメント業界は崩壊する
酒につけられた
その色使いのしるしが
エンターティメント業界を崩壊させる
崩壊せざるを得ない 」
でも
意識の向いてる方角は違ってた
目の前の人に
好かれたい
お客様に
好印象をもたれたい
そこは野心と呼ぶには
あまりに薄い願望しかなかった
「
ネガティブな要素をすべて排除していくと
崩壊が生まれる
暗いと言う事は野心が強いということ
明るいということは野心が薄いってこと
ネガティブと想われる要素を
すべて排除していけば
痴ほう症になり
引力を失って崩壊する 」
(5月17日
くまちゃんのお仕事の関係で
BARSHOWを訪れた時
聞こえた言葉)
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