三輪さち子
2015年5月19日21時10分
中谷元・防衛相は19日、安全保障法制が成立した場合の自衛隊員が死傷するリスクについて、「自衛隊員の任務は、これまでも命がけで、これ以上ないリスクを負っている」「(リスクは)変わりない」と述べた。参院外交防衛委員会で民主党の福山哲郎議員の質問に答えた。
戦後、海外の紛争に巻き込まれることによる自衛隊員の犠牲者は出ていないが、今後の法制整備によって自衛隊員の任務の危険性が高まることが懸念されている。安倍晋三首相は14日の記者会見でこれについて問われた際、約1800人の殉職者が出ていることを挙げ「今までも自衛隊は危険な任務を担っている」と述べたが、危険性が高まるかどうかについては明言を避けてきた。
福山氏は、首相の発言について「素直にリスクを認めて自衛隊員に頼むといわないのは、政治の怠慢で国民への説明責任に欠ける」と批判した。(三輪さち子)
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!