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秩父の芝桜、観光客数が58万人突破 11年度以降で過去最多

埼玉新聞 5月9日(土)17時12分配信

 秩父市は7日、「芝桜まつり」の期間中(4月15日―6日)の観光客数が、昨年度比15%増の58万1411人に達したと発表した。東日本大震災の影響で有料入園者数が大幅に減少した2011年度以降では、過去最多となった。

 同市によると、昨年度は26日間で50万4972人(4月11日―6日)。今年は祭り期間が22日間と短かったが、ゴールデンウイーク(GW)期間中の12日間(4月25日―6日)で好天が続き、昨年比31・5%増の48万7804人が訪れたことが増加の要因となった。1人当たり3千円を消費したと想定すると、約17億4千万円の経済効果があった。

 今年はEM菌(有用微生物群)を活用した土壌作りのほか、例年の2倍以上となる約5千平方メートルの土壌改良を実施した。一昨年から実施している「まちなか巡回無料バス」は、GW期間中の8日間で延べ約1700人の利用があった。今年完成した羊山公園馬場では、秩父市乗馬連盟主催の体験乗馬を約1500人が楽しんだ。

最終更新:5月9日(土)18時52分

埼玉新聞