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元朝日新聞記者の植村隆氏、慰安婦報道について米ニューヨークで講演「私に対する攻撃は報道の自由に対する攻撃」―米メディア

Record China 5月6日(水)9時16分配信

2015年5月5日、米UPI通信の報道によると、元朝日新聞記者の植村隆氏が米ニューヨークのニューヨーク大学で講演を行い、自身が報道した慰安婦問題の記事によって右翼主義者たちからバッシングを受けていると語った。

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植村氏は、日本では戦争犯罪のような慎重に扱うべき問題については報道の自由が脅かされていると述べた。また、韓国英字紙コリア・タイムズの報道によると、右翼主義者たちから殺害の脅迫も受け取っており、植村氏は同紙に「私に対する攻撃は報道の自由に対する攻撃だ」と語ったという。

植村氏は1991年8月11日付けの記事で、第二次世界大戦時に元慰安婦として働かされたという韓国人女性の証言を報道した。植村氏は右翼主義者たちから、この記事が捏造であるとしてバッシングを受けており、植村氏の家族にも矛先が向けられていると語った。また、植村氏は現在、北星学園大学で講師をしているが、同大学の学長にも抗議の電話などがかかってきているという。植村氏は、「日本政府が強制的に慰安婦を徴用した証拠がないとしてそのことを否定する人がいるが、慰安所で性奴隷があったという事実は残っており、それは明らかな人権侵害だ」と語った。(翻訳・編集/蘆田)

最終更新:5月6日(水)9時16分

Record China