TPP交渉、参加国に米為替政策への理解求める方針=財務長官
[ワシントン 19日 ロイター] - 米国のルー財務長官は19日、議会で通商協定に為替操作に対する制裁条項を盛り込むよう求める動きが出ていることについて、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加国に米国の為替政策への理解を求めていく意向を示した。
同長官は、米国と共にTPP交渉に参加している11カ国に対し、米議会で見られる為替政策に対する「強い思い」について指摘し、「TPPの枠組みのなかで為替問題をどのように扱うか、協議していきたい」と語った。
そのうえで、「これは非常に困難な案件となる」としながらも、何らかの結果は出せるのではないかとの期待を示した。
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