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法華狼の日記

2015-05-16

[][]かつて『ドラえもん』にも出ていた人気女性声優年齢詐称

認知症をわずらっていることが先日に公表された大山のぶ代氏だが、78歳ではなく81歳だということを夫が会見で認めたという。

大山のぶ代、実は78歳ではなく81歳 夫の砂川告白 - 芸能 : 日刊スポーツ

大山の認知症を公表。大反響になったことを受けてこの日、会見した。実は、これまでも大山の年齢には「サバ読み」の疑惑があり、取材陣から正確な年齢を聞かれ、認める形になった。

「サバ読み」疑惑があったことは知らなかった。どこかで見たかもしれないが、だとしても記憶に残っていない。年齢制限にかかわることでもないかぎり、わざわざ他人がとやかくいうことではないだろう。

実際、この日刊スポーツ記事によると、結婚した半世紀前は他人にとやかくいわれる時代だったため、年齢をごまかしたのだという。

妻の年齢詐称を容認した理由は、周囲への配慮だった。結婚は64年で、姉さん女房に抵抗のあった時代だった。「結婚する時に、うちの両親に対するあれ(心遣い)で」。結局、この日までの約51年間、公になることはなかったが、砂川は「バレるのは当たり前なんですけど」と苦笑いした。


なお、認知症の状態は報道によって雰囲気が異なるが、重いことはたしからしい。

スポニチ記事では前向きな印象で語られているが、やはり連続TVアニメレギュラー声優をつとめることは2005年までが限界だったのだろう。

大山のぶ代、記憶失っても声はドラえもん…夫の砂川啓介が会見 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能

大山は08年に脳梗塞発症。約2年前に認知症と判明した。砂川は「もっと前に症状が出ていたかもしれないと思うけど、信じたくなかった」と心境を吐露。「今、彼女は完全に子供になってる。やんちゃな娘ができたという感じでいとおしい」とし「最近は割合元気。表情も豊かになった」と明かした。

しかし短い役ならば今でもこなせるようで、2014年から始まったJA広報アニメ『おにくだいすき! ゼウシくん』でのドラえもん風キャラクターは元気いっぱいに演じている。

JAの食肉宣伝アニメ『おにくだいすき! ゼウシくん』が懐かしい声だった - 法華狼の日記

アニメそのものの内容もけっこう楽しい。2期の第1話など、ただ悪ふざけなようでいて、うまく声優の味わいを引きだしている。

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     555     555 2015/05/16 09:46 この年齢詐称は戸籍上ではなく芸能人の芸名みたいみなものだと思うので、別段気にしないでよいと思います。

はりはり亭はりはり亭 2015/05/17 00:54 こういうのも「詐称」っていうんですかね。まあ意味からすると間違ってないのかもしれませんが、個人的には抵抗あります。政治家の学歴詐称なんかの方も思い出しますし(あれは厳罰相当)。
最近は言わなくなりましたが、「姉さん女房」という言葉自体が偏見の成せる言葉ですからね。もっとも、私の若い頃あたりから単に事実だけを指す、あるいはむしろポジティヴな意味を持たせる、という使い方もあったように思いますが。最近は死語なのかな。

「ドラえもん」以降の大山のぶ代の仕事だと「ダンガンロンパ」のモノクマは名演技だと思いますが、作品の落ち、というか真犯人がそれに見合ってなくてがっかりした覚えがあります。原作通り(ゲームは未プレイ)だそうですから仕方がないのかもしれませんが、いきなり変わる若い声優さんとの演技のレベルの違いも目立ちますし、なによりモノクマの不気味さを生かした真相が欲しかったところです。

NakanishiBNakanishiB 2015/05/17 10:51 どうももちろん日テレ版ドラえもんは見たことがないしアニメとマンガ見たのがほぼ同時なのでもうドラえもんと一体化してしまっていてやはりびっくりしましたね。やはり子どものころの記憶と強力に結びついていますので、さすがにお年ですので同年代で亡くなった方も多いですが、亡くなってはいなくても認知症というのはつらいですね。
 「ダンガンロンパ」は憶えていますが以前倒れたことは聞いていたのでずいぶんよくなったんだなと思っていましたがアニメを放送していた年に病気がわかったのですね。

 年齢詐称のことは理由が時代の変化を感じさせますね。「ドラえもん」のマンガも生まれる前のもあるし(ある程度年をとってから)読んで流行以外でも微妙に年代を感じるところがありますがやはりこの時代の変化は大きかったのですね(「オバQ」とかは割と昔というのが子どもにもわかったし)。自分が生まれたころだからか「ドラえもん」が描かれてアニメになるまでというのはそういう時代的に断絶があるのかなともいます。
 
 これで判明したわけですが大山のぶ代は藤子・F・不二雄と同年生まれだったんですね。藤子・F・不二雄が亡くなったのがどれほど早かったかや、そういう世代の人が「ドラえもん」の大元を作っていたのだなと思いました(アニメーターは若いでしょうが)。1979年から2005年まで続けていたというのもすごい期間でこれもいろいろ思いますが。そういや3D映画の宣伝で「徹子の部屋」に去年ドラえもんが出たときは、せっかくだから「少し声が変わりましたね」くらい前置きすればいいのにとは思いました。

>『おにくだいすき! ゼウシくん』
 こんなものに出ていたんですかこの話はくすりとする出来で

>はりはり亭さん
>姉さん女房
子どもころはちょっとわからないんですが私も10代のころより後に芸能ニュースとかで聞いても特に悪い意味で感じたことはないですね。最近はもうこの言葉を聴かなくなったように思います

hokke-ookamihokke-ookami 2015/05/17 12:19      555さんへ
そもそも、芸能人の公表年齢が実態と違っていても、どうでもいい話だとは思います(笑)。


はりはり亭さんへ
>私の若い頃あたりから単に事実だけを指す、あるいはむしろポジティヴな意味を持たせる、という使い方もあったように思いますが。

ええ、私個人もあまりネガティブな印象はありません。
でも報道されているように1964年の結婚だと、色々と社会の偏見もあったのでしょうね。年齢の高さ自体でも、“行き遅れ”とかいわれた時代でしょうし。

>モノクマの不気味さを生かした真相が欲しかったところです。

原作のシリーズ新作だと、違う真犯人がモノクマを使っているそうです。私もTVアニメしか見ていませんが、サイコキラーが愛用するマスコットと解釈すれば許せるのではないかと。


NakanishiBさんへ
>これで判明したわけですが大山のぶ代は藤子・F・不二雄と同年生まれだったんですね。

ええ、気づいた時はビックリしました。面白い符合ですし、関係者の感想なども聞きたいところです。

>藤子・F・不二雄が亡くなったのがどれほど早かったか

ヘビースモーカーであったこと以外、同年代の漫画家に比べて不健康なエピソードがないので、今考えると不思議な気分にもなりますね。もちろん、執筆料を減らしてなお体調不良で救済したりと、肉体的な衰えは感じていましたが……

はりはり亭はりはり亭 2015/05/17 19:31 >「ゼウシくん」
あ、「ぱんきす!二次元」の人ですか。

>サイコキラーが愛用するマスコットと解釈すれば許せるのではないかと
まあそうなんですけど、でもちょっともったいないというか(笑)。真犯人よりマスコットの方が(たぶん新作も)キャラが立ってるんですよね。

>姉さん女房
ちょっとずれるかもしれませんが、「ど根性ガエル」のひろしのお母さんが34歳(or37歳)というのは未だにネタになるようですが、本当にこの数十年でも人々の意識・栄養状態が変わったこと驚くべきです。私が子供のころは当然「ど根性ガエル」の設定は自然でした。でも「Miss 50」の画像を見たときはさすがに考え込んじゃったな(笑)。

>>藤子・F・不二雄が亡くなったのがどれほど早かったか
手塚治虫(60)、石ノ森章太郎(60)、藤子・F・不二夫(62)......みんなはやかったんですよね。石ノ森章太郎など、「サイボーグ009」完結編は読みたかったし、若い世代からの応答である「仮面ライダークウガ」の感想などもぜひ聞きたかったです。

ガラクタ童子ガラクタ童子 2015/05/17 23:16 キャラクターからは想像しにくい声優さんの年齢はこんなとこですかね。

タラちゃん−貴家堂子さん74歳
ピカチュウ−大谷育江さん50歳
コナン君−高山みなみさん51歳

不思議と「演じているキャラより若い」声優さんって聞かないですね。

>はりはり亭さま
私は「アギト」の感想を石ノ森氏に聞いてみたいです。あれはサイボーグ009天使編が未完のまま終わった(作者が投げ出した?)のを参考にしていましたから。

はりはり亭はりはり亭 2015/05/18 01:31 >ガラクタ童子 さま
>不思議と「演じているキャラより若い」声優さんって聞かないですね
探せばいるのでしょうが私も声オタではないのでわかりません(笑)。この間のプリキュアではるかの妹ももかを演じた子役さんは13歳だそうですが、ももかが6(7?)歳設定だからなあ。

>あれはサイボーグ009天使編が未完のまま終わった(作者が投げ出した?)のを参考にしていましたから

私は「クウガ」をとてもかっていて、20世紀の大きな物語が終わって、世界征服などが説得力を失った後、愉快犯やテロリストが跋扈する状況にまさに対応した「ライダー」だと歓喜したものです。ところが「アギト」は「クウガ」の続編という態をとりながら、「進化」とか神話とか大きな物語に回帰していて、当時はそれが一種の退行のような気がして不満だったものです。今思えば言いがかりのようなものですが、そうですか「天使編」(「神々との戦い編」)を基にしていたのですか。どこか納得。

ついでながら、「クウガ」のラスボスの(そしてクウガの)最後の最強の技は「人体発火」で、派手な超能力の中では地味な感じもしますが、対生物ではほとんど無慈悲なまでに無敵な力なんですよね。「エグゾスカル零」の「神雨」を読んだとき、「クウガ」を思い出して(これは対人発火ではないですが)、ああたぶんこういうことなのだな、とぞっとして納得しました。

KasugaReiKasugaRei 2015/05/18 21:03  大山のぶ代さんの現況については特段の感想は無く、ただご自身とご家族の心安かれと思うだけです。でもモノクマの芝居は確かに素晴らしくて、それを聴く限りでは衰えがあるようにはまるで感じられなかったのですけどねえ。

 「演じているキャラより若い声優」については、ある種のアンファン・テリブル的な話題になる人はわりと定期的に出て来る印象はあります。私の印象に残っているのはデビュー直後頃の沢城みゆきさんでしょうか。『ココロ図書館』というアニメで三姉妹の長女役で相当に大人びたキャラを演じたのですが、この時沢城さんはまだ十代半ばで、三姉妹役の声優陣でももちろんダントツの最年少だったという。
 最近では、『アイドルマスター シンデレラガールズ』でプロデューサー役を演じている武内駿輔さんもいらっしゃいます。魅惑の低音と落ち着いた演技で、これはきっと下積みの長かった声優さんがようやく大役を手にしたのかと思ったら、実は現役高校生だと明かされて視聴者が全員ひっくり返ったのも記憶に新しいところです。

 などと、とりとめなく書きましたがひとまずこんなところで。

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