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高度に発達した気遣いは、気違いと区別がつかない このページをアンテナに追加

srpglove

2015-05-18

[]最近の“建設的”

一般論として。

まず、本来容易に結論を出せないが特に結論を急ぐ必要はなくむしろ誤った情報が流れることの方がよっぽど危険なので慎重に議論を進めるべき問題があるとする。これについて“ある人”が、根拠の薄い思い付きで見る人が見ればデタラメとすぐに分かるが、詳しくない人達には素晴らしく魅力的で刺激的で飛び付きやすい“結論”を出す。

当然これにはすぐに批判が加えられることになるわけだが、“ある人”は言う。「建設的な議論をしろ」「単なる批判は不毛だ」「批判をするなら代案を出せ」(“ある人”が文筆業である場合には「単著を出せ」が加わることもある)と。しかしこれは、“ある人”のようにいい加減なやり方ならともかく、そもそも本来は誠実に取り組んだ場合「容易に結論を出せない」複雑な問題なのだ。これらの言葉はほとんど「わたしを否定する人間は黙っていろ」という意味に等しい。

“ある人”の言葉を真に受けた人間がじっくり時間をかけて地道に検証を進め、本当に価値のある「代案」を出すこともあるかもしれない。が、その間に“ある人”の“結論”はすっかり世間に広まって定説化していることだろう。「代案」は、ほとんど注目されることのないまま終わる。この問題についての議論が正常な状態に修正されるまで、以後長い長い時間を必要としたという……(完)



やってられるか。



だからといって、わたしのように“破壊的”な議論(?)をしろと言うつもりはないし、そもそもわたしは別に上のような状況に対する反発として“破壊的”な態度を好んでいるわけではない。殴りたいから殴る。これまでもこれからもだ。

ただ、批判を受けている当人から「建設的な議論をしろ」「単なる批判は不毛だ」「批判をするなら代案を出せ」これらの言葉が出てきた時には、とりあえず少しだけ警戒してみても損はないのではないか、と思う。今わたしから言えるのはこれぐらいだ。“非建設的”な話で申し訳ない。

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