17日放送のバラエティ番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)で、俳優の佐々木蔵之介がマネージャーや若手役者ら、ゆとり世代への怒りを明かした。

この日の番組は、ゲストに佐々木を迎え「私 ゆとり世代に怒っていますSP」と題したVTRを放送。佐々木が怒りを覚えた、ゆとり世代とのエピソードを紹介した。

佐々木が許せなかった、ゆとり世代の行動ひとつ目は、マネージャーと居酒屋に行ったときのこと。佐々木が冷酒を頼むと、マネージャーは日本酒を水割りにしたものを渡してきたという。

実家が造り酒屋の佐々木は、「お前なぁ、日本酒の飲み方ぐらい覚えとけよ!」と激怒しそうになったが、マネージャーがあっけらかんとした態度で「冷酒なんて飲まないから知りませんよ」と言ってきたため、怒りを通り越して呆れてしまったという。

続いて明かしたのは、若手役者の行動に対する怒り。舞台の稽古中、明らかにやる気のない若手役者がいたそうで、演出家が全体へ演技指導をする際、真剣に取り組むよう呼びかけたが、その役者は自分のことだという自覚がなく、ボーっとしていたのだとか。

それを見ていた佐々木は「何だあいつ!」「言われてるのお前だぞ!」と怒りを覚えたそうだが、「自分は演出家じゃないし…」と口には出さず傍観することに。心の中で「これはこれで個性なのかなぁ」と考え、自分を納得させたのだという。

また佐々木は、舞台の稽古終わりに若手を飲みに誘った際、断られて傷ついたことが何度もあるとか。そのため飲みに誘う場合は、全体に声をかけ、行ける人とだけ行くようにしているそう。

VTR後、佐々木はスタジオでも「怒っても響いてないなということがよくありますね」「言われたら受け止めたってこと、僕たちは返すじゃないですか。それさえもない」と、静かに怒りをぶちまけている。

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