よいしょー!
昨年日本に住むアフリカの男性からの依頼でタンザニアに井戸を掘り…子供たちにキレイな水をもたらしたマチャアキJAPAN
これまでも世界の子供たちのSOSに応えるべく腕に覚えの日本の職人を派遣し数々の問題を解決してきました
そして今回の依頼者は…都内の高校に通う17歳の少女
ガーナ人の父と日本人の母の間に生まれ日本で育ちました
現在陸上部に所属しごく普通の女子高生として青春を謳歌しています
そんなサラフィナさんの願いとは…
おばあちゃんが暮らす村の子供たちが汚い水を飲んで苦しんでいる
もう1つの祖国・ガーナの村にキレイな水を
17歳の少女の思いマチャアキJAPANは彼女の願いをかなえることにしました
今回依頼を受けましたのはアフリカのガーナという国ご存じでございますか?暑いとこだろうというイメージしかないですねエビちゃんなんかいかがですか?ガーナチョコレート…
(スタジオ内笑い)ガーナチョコレートそれ正しいですよまっ斎藤さんがガーナをご紹介くださるということで
(斎藤)ガーナ共和国はアフリカ大陸の西側に位置する大西洋に面した国です今赤い所がガーナでございますね蛯原さんがおっしゃったようにココアやチョコレートの原料であるカカオ豆の産地としても知られています一体どういう問題を抱えてるんでございましょうか世界の子供がSOS!
ダイアモンドや金などの資源とカカオ豆の産地として知られアフリカでは経済的に発展している国・ガーナ共和国
その首都・アクラに降り立ったのは…
もう成田を出て24時間たちましたけど
今回の調査員女優・水野美紀
サラフィナさんの祖母が暮らすンクヮヤシ村へはここアクラから国内線で1時間
さらに陸路で7時間
5時間ほど走ったところで日没後の移動は危険との判断から手前の町で1泊することになりました
再び目的の村を目指します
そして走ることおよそ1時間
(スタッフ)ここで車降ります
突然車を降りるよう指示された水野
ここから先の移動手段はトラクター
(スタッフ)よくつかまってねはい
目指すンクヮヤシ村へはトラクターしか走れないような悪路が続きます
(水野)わぁ〜集落が
途中ズボドムという村を経由し赤土の道を揺られることおよそ1時間
ようやくSOSをくれたサラフィナさんの祖母が住むンクヮヤシ村に到着しました
テントですね
こちらが今回のプロジェクトの拠点となるスタッフの宿泊場所
ふだんは村人たちが集会に使うスペースをお借りしましたもちろん水野もここに泊まります
旅の荷をほどくと休む間もなく調査開始
ンクヮヤシ村は人口およそ500
村人は皆農業で生計を立てており広い農地の間に家が点在しています
(スタッフ)美紀さんあの左のおうちここ?わぁこんにちは
(スタッフ)サラフィナのおばあちゃんです
こちらがサラフィナに…
(スタッフ)「ありがとう」って
サラフィナさんとはもう7年会っていません
孫の成長した姿はうれしいサプライズ
(一同笑い)
(水野)うれしいね
サラフィナさんの写真を片時も手放さないおばあちゃんに水事情について聞いてみました
井戸がないってことはあっこれ
やはりその水は濁っていました
しかし村人たちはこの水を飲むしかないのです
生活に必要な水を得る頼りは湧き水だけ…
村には1本の井戸もありませんその理由を村長は…
この奥地の村では機材を運ぶのが困難な上かかる費用が出せないのです
村唯一の水場はおばあちゃんの家から歩いて10分の場所にありました
(水野)あっお洗濯水場の近くだからここかぁ…
ここが村人500人の命を支える水場僅かな湧き水…
(水野)すぐ干上がっちゃいそうですねここまで手入れたら底に触れるぐらい浅い
しかも乾季のこの時季は特に水量が減るといいます
村人はこの僅かな濁った水を大切に飲みます
生活用水すべてをこの湧き水に頼っているのです
そこで遠くからここまで水を汲みに来る家族を訪ねることにしました
(水野)ここ?
水場からおよそ30分
その家は村の外れにありました
水場から一番遠くに暮らすドングバラ家は両親と9歳のモジェスタ・6歳のプロスペイラと4歳のレベッカ
そしていとこで14歳のジェニファの6人家族
すごくお水の場所まで遠いと思ったんですけど…
この家では母親のほか朝は長女のモジェスタ夕方はいとこのジェニファが水を汲みに行きます
水場から一番遠い家の生活とは一体どんなものなのか?
水野は調査期間中この家族の生活に密着することにしました
(スタッフ)水汲みに行きましょう水汲み行く?
朝の水汲みは長女・モジェスタの仕事
(水野)偉いねお手伝い
しかしこの日は日曜日
子供達全員で行くというので水野も一緒に水汲みへ
着いた〜
これは9歳のモジェスタが水汲みに使っているタンクおよそ10
そしてこちらの大きなタライは…
いとこのジェニファが使う物で20は入ります
もっと入れる?
重さにして20キロ
それが14歳の少女の仕事なのです
よし持っていこう
水野が手伝って運ぶバケツはおよそ5
6歳のプロスペイラも小さなタライでお手伝い
(水野)上手に持つよね
水の重みがずっしりと首にかかります
ハァ…しんどい結構しんどいよこれ
歩き始めて僅か5分で水野の顔に大粒の汗が…
(水野)この道もまたデコボコしててそれによってね
(水野)ええ台車は無理だし…
強い日差しのもと往復1時間
村で生きるには毎朝この水汲みが欠かせません
あらっもったいないんじゃないの?
(蛯原)あぁよかった
(水野)こぼしません
(笹野)技だね
(水野)達人ですからお見事半分…
汲んできた水は煮沸することもなくそのまま飲み水に…
(水野)私は飲めないな…
料理や洗い物もすべてこの水で賄います
僅かな水も決してムダにはしません
食器洗いも大きな物から小さな物へ少しの水を上手に使い回していました
するとお母さんがバケツに水を汲み何やら準備を始めますそれは…
(水野)あっ顔も大胆に
子供達全員で朝の水汲みに行く日曜日だけの楽しみ「行水」
(水野)気持ちいいだろうなぁ
それでも姉妹3人を洗うのに使ったお水はバケツ1杯だけでした
そして午後…
ジェニファと夕方の水汲みへと向かった水野
すると水場が大変なことに…
水量が朝に比べ激減
村人が水を多く使う日曜日は水が極端に減ってしまうのです
そんな時は水がたまるのをただひたすら待つしかありません
乾季のこの時季水が湧き出るには時間がかかります
30分待ってようやくすくえるようになってもたまるのは濁った水
水野は少しでも家族の役に立とうと15の水を運ぶことにしました
よーし行くか
日曜日は水汲み待ちの行列でタライ1杯汲んで帰るのに3時間以上かかることもあるといいます
重い…
歩くこと30分どうにか15キロの水を運んだ水野
(水野)あ〜やった〜そうだお母さん…モジェスタ偉いなぁなみなみついで
モジェスタと朝の水汲みを体験した水野
この日は月曜日
制服に着替えたモジェスタは朝食を済ませると学校へ…
(水野)よしバイバイ
モジェスタを見送った水野は14歳の
まず向かったのは…
歩くこと40分
ここ?
ここは
作っているのは日本の小豆に似た豆と落花生
これらの作物を売って得るお金が唯一の現金収入
そのお金で子供の教育費や生活用品をまかなっています
夕方水野は水汲みへ
家事や畑仕事が忙しいジェニファ
その苦労を少しでも軽くしたい…
子供達が毎日運ぶ重い水
しかも決してキレイとは言えません
やりきれない思いが胸に刺さります
すごい大変!
すると…
これ食べていいの?
農作業と水汲みのお礼に夕食をごちそうして頂けることに…
メニューはトウモロコシの粉を練ったおもちとオクラのシチュー
おもちにシチューを絡めて頂きます
いただきますんっおいしい!
食後は水野も夕食のお礼にと日本から持参した折り紙を披露
生まれて初めて見るキレイな折り紙にモジェスタもプロスペイラも興味津々です
そして子供達の夢を聞いてみました
そっかじゃあいっぱい勉強しないとねジェニファは?じゃあそれ覚えて外で働くんだ
水汲みや畑仕事に追われながらも少女達は将来の夢を描いていました
翌日モジェスタと朝の水汲みを終えると…
一緒に学校へ行くことにしました
30分ほど歩くと子供達が次々と合流
通学はにぎやかさを増します
モジェスタ学校まだ遠いの?マジで?まだ?遠いね〜
すると…
子供達が薪を拾い始めました
なんで薪拾ってくの?あっそうなんだへぇ〜
初日に通過したズボドム村に学校はありました
あっいっぱい子供が集まってる!
校庭の隅に薪を置いた子供達は朝礼へ
この地域で唯一の学校には近隣の村の5〜10歳までの子供達が250人通っています
(英語)
(水野)あっ英語だ
家の事情で入学が遅れたモジェスタは5歳の子供達と英語の勉強です
そして休み時間
あれは水かな?
バケツを手にした子供が来た方向へ歩いてみると…
あっこれか!
井戸を発見!
こんにちは〜
比較的裕福で電気が通っているこの村には数年前に井戸が作られていました
学校の子供達がのどを潤すのはキレイな井戸水
あれができる前はお水どうしてたんですか?あぁそう…
井戸のおかげで飲み水がきれいに…
この村から子供達の病気が減ったのです
お昼…
子供達の拾ってきた薪で作った給食の時間です
この日のメニューはゆでたヤムイモに豆のソースをかけたもの
教室には子供達の笑顔が広がるはずでした
なぜか給食を食べられない子供達が…
水だけではない深刻な問題がこの村にはあったのです
なぜ給食を食べられない子供がいるのか校長先生に理由を聞いてみました
給食費払えない子もみんな食べれるようにする方法はないんですかね…
私立のこの学校が州からの食料補助を受けるためにはまず全児童が平等に給食を食べられる状況であることが前提
しかし1人の調理人と1つのかまどしかない現状ではそれが無理なのです
問題は水だけではありませんでした
そして別れの時が…
おばあちゃんありがとうございました
サラフィナさんのおばあちゃんや村長が見送りに来てくれました
さらに水野が帰ることを聞きつけたドングバラ家の家族たちも…
(水野)バイバイまたね!
(外国語)
(泣き声)ドントクライスマイルありがとう
子供達との間に結ばれた絆…
荷台には別れを惜しみ乗り込んだジェニファの姿も…
バイバーイ
1つの別れが新たな何かを生み出すことを信じて水野美紀の調査が終了しました
いやぁ皆さん見て頂いたんですけどどうしたらいいんでしょうかねぇどうにもなんないですもんねなんとかなんないのかなぁ水汲み以外にも仕事が山盛りなんです1日せめて水汲みの部分だけでもちょっと楽になってさらにキレイなお水が飲めるようになってちょっと水汲みの労働が減るだけでジェニファはお洋服の勉強をする時間ができたりとか…さぁ今回はですねまた新たな仕事人がマチャアキJAPANに力を貸してくださいました
番組宛に届いたメールは熱意にあふれていた
遠く異国の地での井戸掘りを買って出たのは
マチャアキJAPAN史上最年少の仕事人だった
井戸掘り歴25年で200本以上の井戸を掘ってきた
その意気込みは…
若い情熱はガーナに着いても燃え上がるばかり
井戸掘りの地はサラフィナさんのおばあちゃんが住むンクヮヤシ村
仕事人その初体験も楽しむ覚悟
村長さんにね聞いたら分かりますかね?
肝心の井戸掘りの場所を村長に確かめることに…
村人の通り道に候補地があるという
少しでも水の出やすそうな地形を探すすると…
仕事人僅かな地形の高低差に地中の水の流れを感じ取った
場所も決まり井戸の掘り方を練り始めた
(田島)こうやぐらを作って井戸を掘るパイプそれをぶら下げますやぐらを使って
田島の井戸の掘り方は大きなやぐらを組み掘り鉄管といわれる鉄のパイプを上下させ地面を打ち抜いていくもの
まずは資材集め
マチャアキJAPANの3原則は…
仕事人はまず廃材屋へ…
(田島)ありましたねこの穴が利用できそうですねなんか
やぐらの支柱となる
掘り鉄管をつるし上下させるための滑車も入手
ワイヤーだけは新品を購入した
あっ…
鉄のパイプは長さ3メートル
しかも仕事人がこだわったのは…
あぁはいはいあるなぁ
仕事人はパイプを鍛冶屋に持ち込んだ
まず斜めに切った鉄板をパイプの先に取り付ける
さらに鉄の棒をとがらせパイプの外側に溶接
土を掘り進める強力な刃先ができあがった
そしてパイプのネジを利用し鉄管を2本つないだ
掘り鉄管をひたすら重くするためだ
長さ6メートル重さ100キロのヘビー掘り鉄管が完成した
そして夜資材が現場に到着
うわ〜来た来たご苦労さん
資材を確認しつつ井戸掘りに参加してくれる村人を待つ
あー来た来た来た来た
村長の声かけに総勢25名の村人が集まった
作業は掘り鉄管をつるすやぐら造りから始まった
3本の丸太をつなぎやぐらを建てる
作業には意思の疎通が肝心
だが言葉の通じない弊害がいきなり出た
・危ない危ないそっち持っちゃ…・・危ない危ない!・
思わぬアクシデントだがかえって現場が締まった
(田島)よいしょはいオッケーこんなもんかな?
このやぐらで重さ100キロの掘り鉄管を支え上下させるには相当な強度が必要だ
やぐらが完成した時にはすっかり日が沈む時間だった
(田島)オッケーオッケー皆さんお疲れさんでした
異国の地での作業は思いどおりにはいかない
ここの場所掘りますねどれぐらいかなぁ30センチぐらい
掘り鉄管を落とす場所に幅30センチほどの穴を開けその横にもう1つ穴を掘った
このもう1つの穴が大きな役割を果たすのはあとのお話
(田島)これの組み立て
仕事人・田島はヘビー掘り鉄管を上下させるため特別な仕掛けを考えていた
そのために作られたのが滑車を2つ使った装置
これが重さ100キロの掘り鉄管を上下させる負担を軽くするという
なぜ軽くなるのか…
これは滑車の原理
滑車を使って力の入る方向を変えることで鉄管が引きやすくなるとともに引く負担も軽くする働きがある
この装置で掘り鉄管を同じ箇所に打ち続ける
それがずれないように仕事人は井桁を組んで掘り鉄管を取り囲んだ
じゃあ早速掘り開始しましょうせーの!せーの!
いよいよ掘削開始
果たして水はいつ出るのか
掘削開始早々村人のやる気あふれる出来事が
前に出てきたのは1人の若者
ちょっとやってみて
このかけ声を提案した村人は
その心構えは?
「手に職をつけたい」
(スタッフ)そうそうそう
ガーナの地に田島の弟子が誕生した
一番弟子・アシヤマ提案のかけ声も功を奏し鉄管がどんどん地中に進んでゆく
さらに…
穴の土を手に取りその質を確認
誰か水を汲んできてくれる人いませんかね?
仕事人は水汲みを指示
穴の中へ注ぎ始めた
さらに…
土入れて底混ぜてみてどんな感じになるか
なんと掘った土を穴に戻した
村人が不思議がるのも無理はない
だがこれには仕事人・田島の狙いがあった
ネバ水とは…
土をやわらかくし掘りやすくすると同時に穴が崩れ落ちないようにコーティングしていく泥水のこと
一石二鳥の水だった
これまでマチャアキJAPANの井戸掘り職人はバケツなどでいったんネバ水を作ったが…
田島は穴に直接水を入れて掘りながらネバ水を作ることにした
(田島)ちょっと1回やってみようかこれでチョーボイ!
水を投入し土を混ぜて試し堀りをしてみると…
(田島)よいしょーでも入ったよすごい入ってる10センチ入ったわ
効果は絶大だった
村人達も手応えを感じる
すると仕事人は井戸掘り初日にもかかわらず早めに作業を終わらせ町の鍛冶屋へ
仕事人は早くも次なる作戦を用意していた
仕事人が鍛冶屋に向かった目的とは…
こうなったらピタッと
スイコとは掘りカスを取り除くための可動式の弁が付いた道具
もちろん現地の鍛冶屋はスイコを知らない
段ボールで模型を作って手本を示す
(田島)こう…
間違えないように細かく指示を出す
きちょうめんさが仕事人の真骨頂
パイプの先に取り付ければ泥を取り除く管となる
長さ3メートルのスイコ完成
井戸掘り装置に新たな加工を施す仕事人
(スタッフ)これは今
スイコで掘りカスを出すにはネバ水ごと汲み出すことになる
ネバ水の詰まった穴にスイコを落とし…
掘り鉄管と同じようにスイコを上下させる
(田島)もうちょいもう1回
こうすれば地中にある掘りカスがパイプの中にたまってゆく
仕事人が新たに作った装置は掘りカスを外へ吐き出す時の受け皿の役目をする
この
仕事人が掘削前に2つの穴を掘ったのはこのためだった
濃い泥は沈殿し上澄みの泥水は再び掘削穴に戻る
これなら濃い泥だけすくい出せばいい
仕事人はネバ水の循環装置を考えた
村人の生活を支える命の水を掘るのに少しの水もムダにできない
仕事人の思いやりが生んだ技術だった
掘り鉄管で地中深く掘り進め…
ヘイ!ヘイ!おお入ってる入ってるよいしょ
ある程度掘れたら掘り鉄管をスイコに付け替え泥を吸い上げる
井戸掘りは気の遠くなるようなこの2つの作業の繰り返しによって進んでいく
チョーボイ…
鉄管を引くみんなの呼吸も合い始めた
長さ6メートルの掘り鉄管があと僅かで地中に消える深さまで到達
(田島)オッケーこれ外そうちょっと誘導管持ってくるから…
掘削穴の入り口に鉄製の誘導管をつけた
まもなく長さ6メートルの掘り鉄管も地中に消えてゆく
チョーボイチョーボイ…よいしょ!
掘り鉄管はどんどん潜っていく
深さ
重い鉄管は体力を奪う休むのも仕事のうち
昼休憩後再開時間の1時
ところが…
1時
なんと再開時間にやってきたのは弟子のアシヤマ君1人…
(田島)そうね…
なぜ来ないのかが分からない
ようやく村人達が井戸現場に戻ってきた
すると悪びれるでもない様子に…
まぁ…それぞれそういう理由もあるでしょうけども…
(田島)ゆっくり休んでください
田島はこの日の作業を終わりにした
するとその夜村人達が騒然としていた
昼間出火した山火事が村人の畑に燃え広がっている
火事を消そうにも村には十分な水がない…
村人には死活問題だ
火の勢いは収まる気配さえ見せなかった
おはようございます
翌朝集まったのは僅か4人…
仕事人・田島は村長のもとへ向かった
(田島)オッケー?
アシヤマくんの提案で30人近い村人を3班に分け作業することになった
これで休みの日は畑仕事もできるようになる
頑張りましょう
井戸掘りに村人は戻ってくるのか…
1・2・3・4・5・6名
翌朝田島より早く当番の6人が来ていた
ミダーシーミダーシー…ワンツースリーチョーボイはいチョーボイ…
作業開始に集まった村人は10人
これならギリギリ井戸掘りが続けられる
そんなところへ…
ドングバラ家のお母さんからヤムイモの天ぷらの差し入れ
心遣いがうれしい
うんおいしい!
事情はあっても村人は皆井戸に期待している
チョーボイ!
掘った深さはおよそ15メートルに達した
だが…
ここまで掘り進めたが
我慢の掘削…
30メートルは覚悟ができている
だが仕事人は人知れず焦っていた
今までの15メートルぐらいの所までいかがですか?笹野さんいやあそこまでは楽しく順調にいきましたけどもこれからこれがもし出なかったりなんかしたら…これ出るという…あれはないですから田島さんの頭の中では大体このぐらい掘り進んだらこれぐらいでって道筋が見えてるけど村人は言われたことをやってるだけで今どの段階にあるのかとかどのぐらいで水が出るのかとか分からないままやる作業って結構きつく感じると思うんですよこれはなんとか成功裏に終わってほしいなって気持ちがすごく強いですで別のもう1人の職人さんが実は行ってくださってるんですえっ?ご存じなかったですねはい笹野さん一体何のために行ってくださってると思いますかこれ今までのマチャアキJAPANを見てれば大体分かります
(スタジオ内笑い)
井戸掘りが進んでいる頃…
1人の日本人が現場に
果たして
1人の日本人が現場に
こんにちは
名うての左官職人だ
4年前植田はベトナムで暑さに苦しむ子供達を救った
長年培った技術で涼しい土壁の教室を作り上げた
今回調査員・水野が訪ねた学校では子供達が給食でつらい思いをしていた
給食費が払えず食べられない子供達
そんな彼らを救う手段が…
今あるかまどでは給食補助の申請もできない
そこでマチャアキJAPANは仕事人・植田を派遣し新しいかまどを作ることにした
これ…
校舎は村人の手作り
ここは村人達が作った私設の学校だ
100人分?
給食費の払える児童は全校の半分以下100人ほど
しかもこの粗末なかまどでは…
早速植田は作業に入ることにした
一刻も早く児童全員に給食を食べてもらいたいから
校長の案内で材料探し
村で手に入る物を使うのがマチャアキJAPANの決まりだ
かまど作りで一番重要なのは土
果たして質のいい土があるのか?
校長に案内されたのは村人が家を造る時に使っているという土
水分を含むと粘りの出る土を仕事人は求めている
これができたら
そしてあとは水…
この村には1つだけ井戸があった
土を練る水も確保できそうだ
次は町へ買い出しに…
ハロー
まず探したのは…
鍋
あったのは日本ではあまり見かけない丸い鍋
店で一番大きな鍋を買うことにした
しかし仕事人にはその形が気になる
これが一般にガーナのほうでは使われている鍋なんでしょうね
ガーナ特有の丸い鍋を3つ購入
仕事人はこの形に合うかまどを作らなければならない
夕食を早々に済ませ早速かまどの構想を練り始める
やはり気になるのは…
お鍋が
テントの明かりは深夜まで消えなかった
いよいよかまど作り初日
校長に大きい石が欲しいと依頼
三石かまどに使っているようなサイズだ
この日は日曜日
学校は休みなのに子供達が手伝ってくれた
おっうわすごい入ってるよこれすごいなこれ
仕事人・植田御年59何でもやってみる
その好奇心で技に磨きをかけてきた
水の調達も子供達が手伝ってくれた
子供達が集めてくれた土に…
子供達が運んでくれた水
決してムダにはできないものばかり
仕事人は改めて任務の重さを感じていた
粘りも十分これならいける
そこへ到着したのは…
朝頼んだ石
石はかまどの土台にするという
なぜか仕事人は学校にあるものと変わらない原始的な三石かまどの形に石を並べた
これまでどおりの三石かまどを目にしどこか怪訝そう
心配ご無用とばかりに仕事人が設計図を見せる
そこには見たことのない3つ並んだかまどが
給食係も思わずにっこり
じゃあ
あえて仕事人は三石かまどをベースにしたのだ
もうちょっとだけ上げるわな
三石かまどがすごいかまどになる
そんなウワサを聞き村の主婦達が集まった
何事も土台が肝心
粘土で石を固定していく
鍋を置き微妙な狂いを修正
経験のない丸い鍋だけに仕事人も慎重だ
かまどの周りを小さな石で囲っていく
…とここで思わぬ戦力が登場した
見よう見まねで作業を進める主婦
仕事人と競うように隣のかまどを仕上げていく
最後の1個を並べ…
先生より先に終わり喜びのダンス
しかし仕事人は…
ノーノー!
仕事人に比べると…
確かにいびつ
日本の職人に妥協はない
進んでやってくれた気持ちを気遣い…
直してええか?って
植田は緻密な仕事ぶりをアトゥパーレさんに見せた
よし…よしよしよし
仕事は丁寧にやるそれが大切だと伝えたかった
センキュー
囲った石の中に土を詰め土台が完成
次は土台の外枠から鍋まで土を盛り上げる
かなりの厚みだ
よっしゃ
トタンを手で引き裂く
これも道具を持っていない村人のため
道具を使わずできるかぎり手でやる
こうして「技術」を伝えるつもりだ
トタンでかまどの空間を確保し周りに土を積んでいく
言葉は通じなくても思いは通じ合う
問題の口の部分は鍋を置き慎重に積み上げる
隙間をなくしかまどに熱を封じ込めるつもりだ
鍋の下半分を土で覆っていく
煙の通り道を作るために木の棒を刺しかまどの原型が完成
なるべく逃げないで
ここで初めてコテが登場
仕事人が技を見せる
土をそぎ落としかまどをキレイなドーム状に成形
滑らかな曲線は美しいだけではない
子供に優しい
ぶつかってもケガをしないようにという植田の気遣い
外を成形したら次は中
手で整えていく
かまどの口は斜めにする
こうすれば鍋がぶつかっても割れることはない
オッケー!
もちろんアトゥパーレさんも校長もオーケー
2人が笑顔なのもうなずける
僅か1日でいつも目にしていた三石かまどが大きく姿を変えたのだ
一夜明けかまどの様子が気になる仕事人
心配なのはちゃんと固まっているかだ
(コツコツコツ…)
アトゥパーレさんの愛称もできた
たき口を作る
そう言うと金づちを手にしかまどを削り始めた
仕事人特製のかまど
その隅々に村人へと伝えたい技術が施されている
植田とアッちゃんはすでに師匠と弟子状態
土の積み方を教える
仕事人は言葉ではなく体験で技術を伝えようとしていた
アッちゃん飲み込みが早い
肝心なのは鍋の周り
そんな仕事人のこだわりと技術をアッちゃんは早くも身につけようとしていた
手助けが必要になれば…
すっかりいいコンビ
仕事人が成形に入る
アッちゃんも挑戦
これまた筋がいい
仕事人が排煙口の上に土を盛り始めた
その狙いは…
これね
焚き口にもひと手間かける
ここまでくるとうなってしまう
仕事人を見ているとつくづく感じる
技術とは「相手を思いやる心」だ
そしてようやく…
かまどの成形が終わった
これで完全に乾くのを待って仕上げに入る
アッちゃんが先に現場で掃除を始めていた
まさに弟子の精神
丸2日乾かしたかまどいよいよ仕上げ
手にしたのは日本から着替えを入れてきた袋
ふるいの代わりにし土を細かくした
実はこれ今回の秘策
地中からいい粘土が出ていると聞きつけ取っておいてもらったもの
粘土を軍手でこし不純物を取り除いた
そして3日間沈殿させかまどを仕上げる上質な粘土を作った
大抵の材料は作ってしまう
ベトナムではタニシの貝殻を焼き…
漆喰を作ってみせた
それを校舎の壁に塗り涼しい教室に
植田は「仕上げの魔術師」だ
今回は手作りの粘土でかまどを仕上げる
きめ細かい土と混ぜれば…
仕事人特製の上塗りが完成
上塗りはコテではなく刷毛で塗っていく
特別な道具を持たない村人でもできるように…
そのことをひと時も忘れることなく植田は作業を進めた
あとは完全に乾くのを待つ
植田にアッちゃんが…
アッちゃんが
そう言われアッちゃんの家へ行くと…
アハハ…アッちゃん!アッちゃんうまい!
アッちゃんの作ったかまどだ
ナイス!すごいすごいすごい…木の量はどうなん?ありがとう…
アッちゃんはかまどで作った料理で仕事人をもてなしてくれた
煮込んだ豆とゆでたヤムイモ
じゃいただきます
仕事人にとってアッちゃんのかまどは何よりの手応えだった
(植田)アハハハハ…アーア…
子供達のためにさぁもうひとふんばりだ
かまどが乾くのを待つ間植田にはどうしてもやりたいことがあった
それは校舎の壁の補修
雨季は雨が吹き込み授業にならないという
それでも学校には板を買うお金がなく修理できなかった
そこで仕事人は自分の技術を伝えることにした
材料は廃材もしくは辺りにある植物
それを骨組みに土壁を作るつもりだ
木の皮がひもの代わり
めっちゃこの…
壁の芯ができあがった
これで全部こう塗ったら…
土壁の芯は日本の竹木舞の技術を応用した
子供達が土の準備をしてくれた
それを木舞に塗っていく
隙間がないようにしっかりと食い込ませる
それで丈夫な壁になる
この状態で明日まで乾かし表を仕上げる
今日の主役は校長
土壁の技術を習得すればお金を使わず校舎の壁を修復できる
だから子供達のために覚えてほしい
仕事人は校長の子供達を愛する心が丁寧な仕事につながると信じていた
いつしか植田の仕事を見る校長の目も真剣に…
そしてガーナの学校に日本式の土壁が完成
この日できたのは1面だけだがきっといずれ校長の手で校舎は全面土壁になるはずだ
明日の火入れを前に仕事人が何かを作り始めた
なんとピカピカに仕上がったかまどを削っていく
一体どうするつもりなのか?
かまどの横に穴を開けた
そして…
つまり調理台
しかも必要のない時は取り外せるというすぐれもの
この日の午後
仕事人が休憩から戻るとかまどの周りに人影が…
かまどに屋根が付けられようとしていた
校長が大工さんに相談したところ無償でやってくれることになったという
かまどを使う準備は整った
いよいよ明日は火入れだ
またかまどを削っている
何をしているのかと思ったら…
子供ら喜ぶかなと思って
ついに仕事人特製のかまどが完成した
村人でも作れるようにとベースは原始的な三石かまど
それを進化させ燃焼効率を上げた
課題の鍋も隙間なく収まっている
真心のこもったかまどは「かまど3兄弟」と名付けられた
いよいよ
注目を集める中仕事人みずから点火
これなら全児童の給食を一度に作れる
アッちゃんも手伝ったその出来は…
早速給食を作る
この日のメニューは揚げた魚をトマトで仕上げる子供達の大好物…
三石かまど1つでは4時間もかかっていた料理が僅か1時間でできあがった
(ベル)
そして給食の時間
この日の給食はマチャアキJAPANからのプレゼントだったがいずれ全児童250人が給食を食べられる日が来るだろう
もう空腹を我慢する必要はない
受け取るその目が…輝いた
昨日まで給食の時教室に笑顔はなかったが今日は子供達の元気な笑い声があふれている
子供達の笑顔で仕事人・植田の疲れは一気に吹っ飛んだ
(歌声)
みんなが植田に感謝の歌をプレゼント
そして仕事人から技術と思いを込めてきた大切な左官道具が校長に贈られた
アッちゃんなら必ずかまど作りを広めてくれるはず
仕事人・植田俊彦
ガーナで給食用のかまどを作り子供達を笑顔にして…
(スタジオ内拍手)それでは仕事人の登場でございますどうぞ!
(笹野)すばらしい〜すばらしいすばらしいどうもお疲れさまでございました植田さん頑張ってくださいましたねできることを精いっぱい子供たちが最後給食を食べてる顔見たらなんか疲れも…そうですね前ベトナムの時もそうだったんですけど最後の笑顔がほんとに純粋無垢な笑顔を見せてくれるんですよねそれがすごい心地よかったんで技術が伝わっていくっていうのを目の当たりにしちゃってすばらしかった感動致しましたアッちゃん最高ですすごいパートナーでした知らない間に見よう見まねでおうちに1個作っててきっと今頃近所のお母さんたちにアッちゃん引っ張りだこでたぶんそうですよねアッちゃんちょっと植田さんに恋心…アッちゃん50歳なんですよそこまでは…すいません真面目な番組…楽しくさせてもらいましたねあの人がいてくれたのと校長先生がやる気満々だったんですごく楽しめましたいいことしてくれましたすばらしかったです仕事人・植田さんでございました今回はお疲れさまでございましたどうもありがとうございました
(スタジオ内拍手)ここでもうひと方お客さまをお招きしたいと思いますサラフィナ・恵美子さんどうもようこそ春休みにサラさんは…ガーナへ行かれたそうですね何回目になりますか?一応2回目なんですけど3歳の時に行って14年ぶり…3歳じゃ分からないわ覚えてないでしょ?ほんとに記憶にないです一体どんな感じの旅だったんでしょうかね皆さんにも見て頂きましょう
サラフィナさんがガーナの地を踏むのはこれが2度目
水に不便なのは聞いていてもどんな暮らしか分かるはずもありません
テレビもコンビニもない暮らし何もかもが違っています
おばあちゃんに最後に会ったのは7年前日本でのこと
私のこと分かるだろうか…
「ガーナおばあちゃん」耳に残る呼び名
まさか最愛の孫娘にガーナで会えるとは…
いくつになっても孫は孫
重い重い…重いよ
(サラフィナ)お母さん元気元気ほんと元気
(サラフィナ)お父さんも元気何何?あっ写真か…
日本の孫のこと1日たりとも忘れたことはありません
(サラフィナ)写真…
それは調査員・水野が渡した写真
「私の孫は日本の陸上選手なんだよ」
おばあちゃんは村中に自慢して歩いたといいます
おばあちゃんと孫そこに言葉の壁はありません
ありがとう私も嬉しいです
終始笑顔だったサラフィナさん
しかしその表情が一瞬にして曇る出来事が
サラフィナさん表情が一瞬にして曇りました
それはおばあちゃんが水を飲む姿
「その水飲まないで」とは言えませんでした
やっぱりこの村には井戸が必要
井戸掘り現場には遠く日本から来た仕事人がいました
村人のために額に汗して働く日本人がいる
サラフィナさんの心にさざ波が立ちました
こんにちは
彼女のもとへお父さんの友人が訪ねてきました
こんにちは
向かったのはおばあちゃんの村からおよそ2時間離れたニャベベストリ村
なんと井戸でした
皆さん募金をよろしくお願いします!
サラフィナさんの父マンフィーさんはガーナの子供たちのために教育や生活環境の改善を支援する活動を5年前から行っていました
サラフィナさんも時間があるかぎり街頭に立ってお父さんのサポートをしてきました
自分も手伝ってきた活動が実を結びガーナの子供たちが救われている
でもこれはお父さんのした成果
その夜…
テント村に1人物思いにふけるサラフィナさんが
仕事人はガーナに来て井戸を掘っている
お父さんは日本で支援の輪を広げている
ならば自分にできることは…
次の日
ズボドム村の小学校にサラフィナさんの姿
自分にできることを確かめに来たといいます
子供たちに陸上を教えたい
日本人とガーナ人の間に生まれた私にしかできないことがきっとある
言葉が通じなくてもスポーツなら通じ合えるはず
グレイトグレイトオッケーオッケー位置について…用意ドン!
まずはみんなの脚力を確かめることに…
(サラフィナ)おー…速いね
子供たちの潜在能力の高さに驚いたサラフィナさん
そこで…
これもダメだしこれもダメだしダメダメ速くやりましょう
本来子供たちに学びのチャンスは平等であってほしい
でもここガーナでは貧しさゆえ日本に比べ学べる子供は限られているのです
もも上げをします
今はほんのかけっこ遊びかもしれません
しかし何が未来を開くかは誰にも分からないのです
今からリレーをします
サラフィナチームと学校一の俊足ジョン君率いるチームとの
果たしてサラフィナ陸上教室の成果は?
位置について…用意ドン!
赤土の大地をはだしの子供たちが走ります
日本で学んだ陸上がガーナの子供たちに魔法をかけました
そしていよいよアンカー勝負
イェーイ
(一同拍手)
子供たちに陸上を教えたようで実は多くのことを教わったのは自分のほうでした
サラフィナさんはガーナで自分にできる確かな何かを見つけました
(スタジオ内拍手)サラフィナさんあなたができることが見つかりましたねはいあなたは今日本で暮らしてますけれど国籍というのは今どういうふうになってるんですかやっぱり二十歳過ぎになったら決めなくちゃいけないのでご自分でガーナ人になるか日本人になるかまだはっきりは決まってないんですけどこういう機会を持ててガーナのよさを知れたのでガーナに対する気持ちがあつくなれたというか…そんな感じはしますサラフィナちゃんは現地で井戸掘りのほうも見たんですね?実際はい見ました水は出たんですかね?気になって気になって
井戸掘り開始から3週間が過ぎた
ここまでに掘った深さは25メートルに到達
仕事人・田島が水が出ると読んだ30メートルまであと僅か…
だがその兆しは一向に現れない
仕事人の気がかりは掘削当初から地中の土が変わらないこと
これは水脈に当たらないことを意味していた
穴が深くなったため今まで使っていた誘導管を外し倍の長さの誘導管に変更した
もう掘り鉄管は到底手が届かない深さを掘っている
万が一掘り鉄管をつるすワイヤーが切れたら作業は水の泡…
そこで仕事人は予備のワイヤーも付け2本にした
チョーボイはいチョーボイはい…
気の遠くなるような単調な作業
どこまで続くのか…
スイコを持ち上げ泥を汲み出すのももう何度目のことだろう
(田島)ダウンダウン…アップ
なぜかいつものように泥水が勢いよく出てこない
一体なぜなのか?
表に出そう
仕事人は少し離れた場所に新たな穴を掘ることを指示
その上に格子状の木枠を置いた
(田島)あそこに寝かせましょう水が出るよ水が出るよ
スイコの中が詰まっている…
中に泥が引っ掛かっている
これは初めてのことだった
逆さにしたスイコから出てきたのは泥ではなく土の塊
しかも…
明らかに土が変化した
地層に変化これは何を意味するのか?
粗くなってきてますね
赤い水垢のついた石が出れば水脈に当たった証し…
誰もが時のたつのを忘れた
昼も夜もなく掘り続けさらに5日間が経過した
すでに井戸の深さは30メートルを超えていた
これは仕事人が水脈に当たると予測した深さも超えている
だが地層は同じ状態が続く小康状態
豊かな水を掘り当てたい…誰しもそう願う
深さはすでに35メートル
またも同じ地層か…
諦めがちな視線がスイコから出る石に吸い寄せられた
今まで見たことのない石
出てきた石を洗いにかける
仕事人の手が祈りにも似ていた
うん…すごい
水垢のついた石が出た
ついに
仕事人の確信
だが念には念を入れてこの日は掘り続けた
掘削29日目
仕事人は掘削作業の要やぐらを倒した
掘った穴が崩れないようパイプを入れ周囲を土で固める
もう
愛弟子・アシヤマくんがポンプの土台を設置
(田島)全部ここに…
水を汲み上げる揚水管をつないで地中に下ろす
その
不衛生な湧き水から子供たちを解放する井戸…
本当に神さまお願い致します!ではいきます!いきますよ
ポンプを押す手に力がこもる
だが水は出ない
仕事人の読みは外れたか…
と…
ポンプが水をつかんだ
(歓声)
まだ少し濁ってはいるが確かに水は出た
あとはきれいにして…
これで作業は終わりではない
大きな水脈をつかんだかどうか…
水を透明にする洗いという作業のためポンプをひたすらこぎ続けなければならない
バケツで水を受けていては時間ばかりかかってしまう
仕事人は井戸の口に長いパイプをつなぎ井戸回りが水浸しにならないようにした
気になるのは飲み水に適しているか
仕事人は
(田島)フッ素は濁りに反応しやすいからどうかな?
試薬が赤く染まれば合格だが…
飲んでも大丈夫という結果が出た
洗いは水が透明になるまでひたすら続けられた
1本の井戸が村の生活を変える日がやってきた
誰もが少しおめかしをしている
もちろんサラフィナさんとおばあちゃんの姿も
プロスペイラやレベッカもいる
ファイブ・フォー・スリー・ツー・ワンゴー!
(一同歓声)
村人の前に透明で清らかな水…
サラフィナさんのおばあちゃんは水を含むと歓喜のダンス
大地の恵みをおばあちゃんがそして子供たちが当たり前に享受する
依頼人・サラフィナさんの祈りは通じた
(一同拍手)フー!お〜気持ちいい!冷たいけど最高!
清らかな水は子供たちをきっと病気から救ってくれることだろう
(スタジオ内拍手)仕事人の登場でございますどうぞ!
(スタジオ内拍手)どうも田島さんご苦労さまでございましたほんとにすばらしい仕事をしてくださいましたお水が出ることにこんなに感激できたのかと久しぶりに味わった感激でございますよくこの土の様子で分かるんですねこれで絶対大丈夫だってそこまでの自信はないんですけど僅かでも少しずつ手がかりを見つけてそれを根拠としてとにかく出して帰らないとダメだなと思ってたんでプレッシャー半端なかったんじゃないかなと思うんですけど一番弟子の存在結構心強かったですか?ほんとに仕事を覚えたいっていう思いが毎日伝わってきてましたもう1人の職人をここで植田さんどうぞもう一度ご登場くださいませ
(スタジオ内拍手)まぁでもほんとにご苦労さまでしたねすばらしいお仕事ですよね2人が結果を残して日本にお帰り頂いたわけですけどもその後のガーナの村っていうのがちょっとお2人とも気になりませんか?なりますよねVTRに撮ってございますので
(斎藤)こちらは植田さんがかまどを作った学校ですが何か変わったところがあるの分かりますか?増えてる
(植田)先生頑張った校長先生ですか?はい
(斎藤)そして植田さんの作ったかまどもご覧のとおりですいかがですか?植田さんすごいですね土で作ってるからもっとポロポロ欠けてるかなと修理のしかたは教えてあるんですけどね土でやるから欠けたりとか色んなことが…ひび割れたりそれをまた粘土で埋めたらってことまで教えてきた…アフターサービスも付いてましたね
(斎藤)こちらどなたか分かりますか?アッちゃん!
(斎藤)スタッフが訪ねるとアッちゃんの家のかまどが変わっていたそうなんです磨いてるすごいあ〜キレイに作るわ
(斎藤)そしてこちらではアシヤマくんが中心になって井戸の足場を作ったそうなんです
(斎藤)井戸の水を汲んでいるのは水野さん誰だか分かりますか?分かる…
(斎藤)井戸ができたことでいつでもキレイな水を使えて大好きな水浴びができると村の人たちは喜んでくれているそうですいかがですか?水野さんよかったです
(斎藤)サラフィナさんおばあさまもキレイな水が使えるようになってとりわけこのお水がすごくおいしいのでごはんもおいしくなったと喜んでいるそうですメッセージも頂いてきました
(スタジオ内拍手)あそこまでやってくれてるとは夢にも思いませんでしたうれしいですいや…よかったですご苦労さまでしたサラフィナさん感謝の気持ちでほんとにいっぱいですありがとうございました
(スタジオ内拍手)すがすがしい気分ですねすばらしいです
(水野)ほんとにすばらしかったです子供たちがこれからキレイなお水を飲んで育っていけるんだなって思うとほんとにうれしいですありがとうございました
(スタジオ内拍手)2015/05/16(土) 14:20〜16:25
ABCテレビ1
世界の子供がSOS!THE仕事人バンク マチャアキJAPAN8 特別編[字]
貧困・重労働に苦しむ世界の子供たちを日本伝統の技が救う!▽第8弾はアフリカ・ガーナ!毎日の過酷な水汲み&汚水に苦しむ子供達に日本の井戸堀り職人がキレイな水を!
詳細情報
◇番組内容
『マチャアキJAPAN』!貧困・災害・重労働に苦しむ世界の子供たちを“日本伝統の技”が救う!現地の物だけを使い、職人たちが異国の地に技術を伝える…。果たして子供たちの笑顔は戻るのか?
◇出演者
【司会】堺正章
【ゲスト】笹野高史、蛯原友里
【調査員】水野美紀
【アシスタント】斎藤真美(ABCアナウンサー)
◇おしらせ
最新作の第10弾は5月17日(日)よる6時57分から2時間SP!!カンボジアで泥水を飲む少女にキレイな水を!
ジャンル :
バラエティ – その他
趣味/教育 – その他
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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