船には何やら楽しげな女性の姿
おいしいものでも食べに行くんでしょうか?
彼女たちが降りたったのは…
キレイな空気が育んだ食材が目当てでした
実は2人地元で有名な菓子メーカーの社員
新商品の食材を探していたんです
今回の主役は地元の食材で次々にヒット商品を生み出す徳島県の企業です
工場の直売ショップがにぎわっていますよ
お目当ては…
お目当ては…
徳島ならではのお菓子を求めて観光バスもめじろ押し
4年前に…
このプロジェクトを任されたのが女性です
この会社女性の数は男性のおよそ3倍です
新入社員もすべて女性
伝統の研修は農作業です
地元食材への愛情を深めるのが狙いです
写真を撮っている男性が今回のクリエーター
工場の美しさに魅せらて保育士から転身したカメラマンです
今回は地域ブランドを次々と生み出す菓子メーカーの女子力に迫ります!
企業でさまざまな夢を抱き働く人々
それぞれの夢を重ね折り合わせて作られる企業の物語に気鋭のクリエーターが迫ります
徳島県小松島市
工場カメラマンの小林さんがやってきました
ここですねおっなんかちょっと…この中にこういうのがいきなり出てくるとなんかスゴイ感じがありますね
田園風景の中に市岡製菓の工場があります
カメラマンの小林と申します
出迎えてくれたのは森真希さん
彼女は大卒社員の一期生です
女性がすごい多い会社と…そうですね
そこで営業部をのぞいてみることにしました
お疲れさまで〜す・お疲れさまですこんにちはお邪魔しま〜すあっもう皆さま爽やかなスマイル
小林さんが気になるのはたった一人の男性社員です
こちらです唯一の男性の席がこちらの…すいませんちょっといないんで申し訳ないです
(小林さん)先輩から見て男はどうですか?すごいやりづらそうでした
(笑い声)
後日唯一の男性社員を訪ねました
彼は女性だらけの会社になぜ入ったのでしょう?
かりんとうを作る会社でした
25年ほど前農家から規格外の「なると金時」を使えないかと相談を受けます
そして誕生したのが「なると金時スイートポテト」です
コンビニで全国展開したことが当時無名に近かった「なると金時」を全国に知られる地域ブランドに押し上げました
この成功に地元の農家は…
お金の面としても今まで多少なり捨ててたというか
徳島の名産品でお菓子を作り地域ブランドを育てる
市岡製菓が取り組む地域貢献の形です
ヒット商品を生む原動力が女子力でした
市岡製菓では女性がいきいきと働ける環境をつくるため個人に合わせた勤務スタイルを相談して決めています
復帰したあとも…
時間の制約が厳しい製造部に休みの取りやすい部署を作ってもらったのが亀井さんです
急に子どもが熱が出たとかで休みになってしまっても迷惑かかっちゃうので…で今の部署に
(スタッフ)みんな仲良したぬきファミリーですねボクはあのう大企業じゃないから…ということは…
一人一人の家庭事情まで考えて働き方を提案していたんですね
中小企業ならではです
女性社員・第1号の森さんは入社当時営業を任されました
「なんだ!女をよこして!」得意先からよく言われたそうです
くじけそうな状況を市岡流の家族主義が支えました
第一子を出産後出張の多かった営業からシステム開発へ移ります
第二子のときには商品企画へ
森さんのキャリアアップにつながりました
さて小林さんが楽しみにしていた工場を見せてもらいます
(スタッフ)お菓子工場は?初めてです初めてはいあのう…特にあの中に入るっていうのがなかなかふだん工場の中入れないんで
(スタッフ)外ばっかりですか?外ばっかりから撮ってますんで中はちょっとワクワクしますちょっと音もちょっと今聞こえるんで失礼します…おっ!ありがとうございます
やわらかい生地にさながら焼き芋のようなしっとり感と甘みを包み込みました
20年間毎年200万個を作り続けるロングセラー商品です
焼きたてを特別にいただきます
(小林さん)あっすごいあの…熱いっ…
材料のなると金時はどうやって作られるのか
毎年新入社員は地元の畑で学びます
土に植えたこの残りの部分ここのそれぞれの節から根っこが出てあの芋ができるんですよへぇ〜
(スタッフ)知ってた?いや知らなかったです
(スタッフ)知らなかったよねぇ?えここ?ここからですか?そうですそうです
早速苗を植えますが…
(齋藤さん)中腰でやってる…
(スタッフ)基本中腰でやらなスピードアップでけへんのですよね?次々!っていう感じでないと終わらへんこれはそうですね
秋には収穫もお手伝い
農家の苦労と収穫の喜びを知り食材の大切さを学びます
慣れない畑仕事に苦労していた彼女たちも顔が真剣になってきました
地元農家との関係を大切にしてきた市岡社長は長年にわたって地域の活性化に取り組んでいます
市岡社長は限界集落を訪ね過疎問題と向き合います
実感したのは…
社長は若い農家たちを巻き込んで新しいプロジェクトを始めようとしています
地元の老舗菓子メーカーが経営難に陥ります
市岡製菓は名物のブランドを引き継ぎ新たな挑戦を始めました
工場を人が集まる観光スポットにリニューアルしたのです
プロジェクトリーダーに抜てきされたのは入社間もない女性社員でした
こうして観光バスが押しかける工場…
竹内さんは大学で「観光と町おこし」をテーマに勉強してきました
それを形にします
体験コーナーを設けました
いくぞわぁ〜かわいい!
見て買って遊べる工場にしたのです
合いことばは「精いっぱいのおもてなし」
奈良交通さん入ってきます
スタッフに指示を出すとすぐさま対応します
お疲れさまでしたありがとうございますいらっしゃいませお疲れさまでした…
JR徳島駅前にも新しいお店を出しました
タルトの専門店です
焼きたてほやほやが好評ですがまだ徳島の食材を前面に押し出したタルトがありません
そこで開発チームが動きました
本社のある小松島から2時間かかる離島に目をつけました
開発リーダーは女子力の原点森さんです
神野ですお世話になりますきょうはわざわざありがとうございます
伊島は人口200人ほどの小さな島です
(スタッフ)あっみんなね
(スタッフ)そっかそっか…
魅力は自動車が走っておらず空気がきれいなことです
新しいタルトに使おうと目をつけた食材が…
これだいたいねやわらかいところで採れるところで採るだから固いところをやめて手で折れるところで採って
これまで草もちの材料として出荷していたよもぎ
鮮度を保つ苦労がありました
なかなか1日でできんので「ほなもう冷蔵庫詰めとこか」って言うて本当ですか?知っとる人おるもんな
翌日伊島の報告を兼ねた新商品の企画会議が開かれました
メンバーには営業担当の2人も加わります
(黒田さん)全然やっぱりこっちのほうがすごいするなっていう話をしていて
森さんたちはタルトの試作に取りかかっていました
よもぎと乳製品の相性は悪く香りを消してしまいます
本来ならホイップクリームを使うところでひと工夫です
クリームチーズに香り負けしない分量に気をつかいます
伊島のよもぎを使ったタルトの試作品が焼き上がりました
商品化できるのかどうか?
営業部員がチェックします
あっチーズが…あんこが入ってるとパッと見て思わないので割った時のサプライズというか…
さぁ〜お味は?
(森さん)あ〜本当ですか?おいしいおいしいよ香りがすごく引き立つように…
(黒田さん)ヘルシーですか?
(森さん)ヘルシーな…
(森さん)そう!豆乳!変なテンション…
豆乳の効果はバッチリ!なかなか好評のようですが…
(スタッフ)商品化まであと何ポイントくらい?
(スタッフ)まだそんないります?
(スタッフ)まだまだですね?まだまだだと思います
(スタッフ)あぁそうなんだ?
(森さん)ちょっとゴージャスな感じがもうちょっと…
商品化までもうひと押し
後日市岡製菓を取材した小林カメラマンに完成したタルトが届きました
おぉ…よもぎですね
どんな工夫を凝らしたのでしょう?
阿波徳島にうまいもんあり
森さんたちは名産品を堀り起こし地元ブランドのお菓子を世に送り出してきました
小林さんよもぎのタルトができましたこちらだいぶ試行錯誤をしたんですけれども…ヘルシーなイメージに仕上げてみましたのでどうぞお召し上がりくださいどうぞ♪〜やっぱり食べた時の地元のよさをアピールしようとしてるっていう人たちの顔をボクはもう知っていたのでその顔も浮かぶような味だったのでまた多くの人に食べていただけるようなお菓子を作っていただけたらいいのかなと思います
足りなかった3ポイント
くりと小豆をのせてゴージャスに
見た目もよもぎのソースで上品に演出
ヘルシー感をおからで出しました
こちらの方が実は妊婦さんなんですけども初め気づかなかったんですけどもほかの職員の方が「せっかくの記念なんで撮ってあげて」っていうことで声かけてもらっていい顔でこっちを向いてくださいましたちょっと斜めになってもらっておなか出てる様子がわかるように撮ったんですけど「また子どもを産んで育ててそのあと復帰したい」っていうようなことを言ってはったのでやっぱ働きやすいのかなって女性がはいっていうのは感じましたね
多くの企業が取り組む「女性の活用」
制度だけを整えてもうまくいきません
「辞められたらもったいない」
社員一人ひとりと家族のように向き合った経営が女性の活躍できる舞台を作りました
そして今市岡一家の女子力が地方の元気のもとになろうとしています
2015/05/16(土) 12:30〜13:00
テレビ大阪1
日経スペシャル 夢織人 〜小さなトップ企業〜[字]
「女子力で突破する!」社員の約7割が女性!地域活性化に取り組む徳島の菓子メーカー。新商品開発の現場に工場カメラマン
小林哲朗潜入 ナレーション キムラ緑子
詳細情報
出演者
ナレーション キムラ緑子
工場写真家 小林哲朗
音楽
「Cheer Up!」(作詞・作曲)田中雄也
制作
【製作】テレビ大阪 BSジャパン 日経映像
ホームページ
www.tv−osaka.co.jp
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 経済・市況
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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