食戟のソーマ #07 2015.05.16


(郁魅)ふぅ…。
代わり映えしないか。
(郁魅)これじゃないなぁ。
(郁魅)これも違うか。
今日は気合い入れなきゃだかんな。
ん…。
ふふっ。
こいつでいくか!
(学生)聞いたか?今日の食戟。
(学生)ああ肉魅と丼研だろ?丼研も気の毒だよなぁ薙切えりなに目ぇ付けられて。
(学生)おい「遠月スポーツ」読んだか?対戦者が代わったって!ほらあの生意気な編入生幸平創真に!
(小西)対決に必要な食材と道具だ。
言われたもんは全部そろってる。
(幸平創真)うん。
ありがとう小西さん。
(小西)少しは寝たのかよ?幸平。
ああ〜あのあともうちょいたれに手を加えてさぁまあ2時間ぐれぇは寝たかな。
(田所恵・心の声)≪あわわわ…≫
(ざわめき)≪あんなに人が…。
あわわわ…≫そ…創真君あわ…慌てちゃダメだよ。
あ…慌てちゃダメだよ。
こ…こんなときは手のひらに「人」って字さ書いでな…。
おうおうとりあえず田所が飲んどけ。
なっ。
「なっ」?緊張してないの?あんな大勢に見られながら料理するんだよ?全然。
えっ?だってこんなの店の名を背負って客前に立つことに比べたらちっとも怖くねぇもん。
ヒュー…
(風の音)
(回想)今先輩に勝ったら俺が遠月で七番目になるの?
(麗)お待たせしました〜!食戟管理局よりこの勝負が正式な食戟であると認定されました!
(学生たち)おお〜!
(麗)司会進行を務めます私高等部1年の川島麗でぇ〜す!うふっ!
(一同)超絶かわいい麗ちゃ〜ん!
(女子学生たち)うう〜!
(麗)はぁ〜い!
(男子学生たち)きゃぴ〜!
(女子学生たち)うう〜!
(麗)それでは各コーナーより両者入場〜!
(学生たち)おお〜!
(麗)先に現れたのは〜!?
(麗)ミートマスター!水戸郁魅〜〜!
(一同)うお〜!≪ちっ!でか乳アピールしてんじゃねぇよホルスタイン女が!≫≪男にちやほやされるのは私だけでいいんだよ!≫さあ続いて登場するのは?くたばれ!なめんなよ〜!おいこらぁ編入生!始業式んときはなめたこと言ってくれたなぁ!ただ今絶賛炎上中のうわさの編入生幸平創真君ですぅ…。
(学生たち)Boo!Boo!Boo!
(学生)水戸相手じゃ勝敗は見えてる。
ああ。
ヤツの退学が決まる瞬間は見逃せねぇ!
(小西)おいおい!なんだよこの客の数!忘れもしねぇ…俺が昔立ち食いそば研究会と食戟したときは司会どころか観客もなし。
食い物の匂いに釣られた野良犬しか寄ってこなかった。
(小西)なのにこの騒ぎは一体…。
お前この春編入したばかりだろ。
何したらこんだけ嫌われんだ?いや別に普通にしてたけどな。
うぅ…。
(麗)それでは改めて確認させていただきますぅ。
審査員は3名。
テーマは「丼」。
そしてメインの食材は肉!
(一同)おお〜!
(麗)水戸さんが勝てば丼物研究会は廃部。
かつ幸平君の退学。
幸平君が勝てば丼研の部費増額調理設備の増強。
更にぃ〜水戸さんが丼研へ入部することになります!
(学生たち)おお〜!
(郁魅)よう編入生!あんたと話すのも今日で最後だ。
言い残したことがあるなら今のうちだぜ。
そう?これからいつでもおしゃべりできるじゃん丼研の部室でさ。
くっ!
(学生)おいあれ!
(学生)薙切えりなだ。
(学生)えりな様…。
(郁魅)えりな様。

(悠姫)おお〜マジ!?なんで!?
(丸井)丼研のような小規模の食戟に十傑の一員がわざわざ足を運ぶとは…。
(伊武崎)水戸が薙切えりなの派閥だからだろ?
(涼子)本当に?それだけで?
(薙切えりな)≪さあ幸平君私に見せてちょうだい≫≪君がぶざまに敗北するさまを≫≪えりな様がじきじきにご覧に!≫ではまいりましょう!双方調理台に!負けた者は全てを失う舌の上の大一番!食戟〜開戦!
(学生たち)おお〜!ボォオオ〜!
(ほら貝の音)ドォーン!
(郁魅)編入生!あんたみたいな雑魚には一生扱えない食材を見せてやる。
ん?これが究極の肉だ!やっぱり出してきやがったA5ランクの牛肉!あわわわ…。
ふんっ!はっ!はあっ!ザシュザシュ!ザシュザシュザシュ!
(伊武崎)解体用のクレーバーナイフ。
(丸井)あの大きな包丁で的確にスジを落としている。
ふう〜!うわっ!なんつぅばか力!?
(青木)おおっ!見たことねぇぞあんなきめ細やかなサシ!
(佐藤)脂も身もものすごい光沢だぜ!ふふっ。
スゥー
(嗅ぐ音)
(郁魅)≪いい子だ。
この鼻をくすぐるほのかな甘さ。
肉は熟成が進むとグルタミン酸などの旨味成分が増え甘い匂いを放ちはじめる≫≪この最高の肉を私の最高の腕で調理してあげる≫ジュー!
(郁魅)まず表面に焼き色を付ける。
バターをすくい肉の全面に掛けながら!ジュー!会場中にバターの濃厚な香りが広がってもう匂いだけで空腹感がすごいですぅ!
(涼子)あっ…。
(青木)わあ〜。
ふふっ。
≪この工程で肉の表面にぐるりと肉汁を閉じ込める壁を巡らせた。
次は…≫
(郁魅)オーブンに投入!肉の内部に火を入れる。
さて…。
≪編入生は?≫トントントントン…ん?
(麗)一方幸平君の調理ですがたまねぎを大量にみじん切りにしたところのようですねぇ。
あれをどう使うつもりでしょうか。
あっ肉を出すみたいです。
さあ水戸さんのA5和牛にどう対抗するのか!えっ!?
(一同)あぁ…。
(一同)あぁ…。
安売り…。
半額?あっ?ははっ。
ちょうど特売やっててラッキーだったわ。
あはははっ。
(学生)ふざけんな!
(学生)なめんなよ!ああ〜やめて!物を投げないでくださぁ〜い!幸平〜本当に大丈夫かよぉ。
はっ!もういいよあんた。
残り時間荷造りでもしてな。
ガチャ
(オーブンの開閉音)ジュー彼女の料理を支えるもの何か分かる?
(緋沙子)枝肉をも自在に取り扱うあのパワーでしょうか?それも正解ね。
けれど彼女の真骨頂はむしろ逆の繊細さセンシビリティーにある。
64…いや65度か。
オッケー。
唇は人体の中でも最も熱に敏感な部分。
だとしても正確な温度まで感じるこまやかさは彼女ならでは。
あぁ…。
水戸郁魅が肉に触れるときその繊細さは最も光り輝く。
確かに。
見なさいあの指先を…肉に対する慈しみを。
さながら流麗なソロを取るピアニストのよう。
聴こえなくて?天上の調べ…肉のソナタが。
≪必ずやえりな様に勝利を献上する!≫ジュー!ん?なんだまだいたのかよ編入生。
すっかりおとなしくなったじゃねぇか。
3日前の威勢はどこ行ったんだ?ん?けっ!何か言い返してみろよ情けねぇ。
俺は語る必要はねぇ。
ん?じきに俺の丼が雄弁に語りはじめてくれるからさ。
ああ?それに調理場で語り過ぎる料理人の腕は信用ならねぇってのが常識だぜ。
くっ…。
なっなめてんのかてめぇ!ジュー!あっ!
(郁魅)≪うっ!ああっ…。
なっ…。
こいつ一体何を…≫くっ…。
(麗)さあ間もなく時間です!カーン!
(麗)そこまで!
(麗)好きな本童話。
恋愛映画も大好き。
将来の夢お嫁さん。
(麗)これより審査に入ります。
まずは水戸さんの料理から。

(郁魅)A5和牛の「ロティ丼」だ。
(学生たち)おお〜!
(麗)「ロティ」とはフランス語で「焼く」「炙る」の意味。
オーブンで加熱する料理を指すことが多いそうでぇ〜す!
(滋乃)カットした肉は1輪の花のよう。
こんな美しい丼にお目にかかれるなんて。
(3人)では頂きます。
んん〜!美味しすぎて腰が抜けるぅ〜!
(尾藤)これだ!このずしりとした旨味がA5のすごみ!そしてこの肉火の角度まで計算されている。
肉の繊維方向に対して直角に火を入れる。
すると均等に熱が入り肉汁の流れも活発になる。
一流の使い手は肉の繊維まで読むのだ!
(岡本)そして花びらの下!牛脂とバターで炒めたガーリックライスも絶品!このライスだけでご飯が3杯は食えそうっす!官能的なまでに仕上げられたとてつもない一品!すばらしい出来栄えっす!
(学生たち)おお〜!≪どうだ編入生。
これが肉の快感だ!≫ふふっ。
決まったな。
編入生が負けたときの面を早く見たいぜ。
ヤバいぞこれは。
もう水戸さんが勝ったような雰囲気になってる。
(麗)では続いて幸平君の品を審査していただきましょう。
題して何丼でしょうか?ん?あっそだね…名付けて「ゆきひら流シャリアピンステーキ丼」かな。
ふ〜ん。
シャリアピンステーキねぇ。
安い肉をたまねぎで軟らかくしたわけか。
でも今の料理のあとではねぇ…。
ははっ!確かにA5牛の余韻に浸ったまま帰りたいっす。
ん!?ん!?
(尾藤)ま…まあ思ったよりは美味そうな感じですね。
(岡本)頂きますか。
(郁魅)≪けっ!あんな安物肉でまともな品になるわけ…あっ!≫なんでや?手が…手が止まらへん!肉の軟らかさもさることながら…。
たれだ!このみじんたまねぎの特製のたれが実に食欲をそそる!なんだ!?これは。
このコクはステーキを焼いたあとのフライパンに投入した赤ワイン!残った肉汁を煮詰めその汁でたまねぎを炒めてある!そのうえ水溶き片栗粉のとろみが肉とご飯にからんでからんでたまんねぇっす!しかも味を調えてるのは焦がし醤油や!焦げをも調味料として深い味に!
(涼子)わあ〜。
(悠姫)よし!
(佐藤)うお〜!
(青木)幸平〜!シャリアピンステーキに必須のたまねぎに手を加えたれをひと工夫してきたようだな。
だが本当にそれだけか?≪所詮たれはたれ。
私の最高品質の肉の敵じゃねぇ!≫肉もたれもしっかりした味なのに食えば食うほど腹が減る。
(岡本)確かに無限に食えそうな気がするっす!このほのかな酸味…もしや!そう!その仕掛けは米にある。
米!?その丼のご飯は手製の練り梅を切り混ぜた「さっぱり梅風味飯」だ。
やはり!この後を引くさっぱり感は梅か!食感ふわふわ香ばしいステーキ肉!とろみの利いた極上のたれ!そして爽やかな梅風味の飯!
(3人)それぞれが互いの美味さを高め合っている!あっ!
(3人)かき込まずにはいられない!≪梅肉…たかがその程度で?≫≪多少工夫しようが一つ一つは安物の食材のはず≫ああ〜もう食べ終わっちゃったっす!おかわりは?おかわりはできますのん?ロティ丼も見事やったけどより箸が進むんはこっちの丼。
なんだと!?わ…私のガーリックライスは完食されてない…。
ああ〜ご飯はどうすんだろうって思ってたんだよね。
お前が霜降り和牛を使うだろうって小西さんに聞いたときから。
和牛の美味さに対抗してご飯まで強くしちまったら当然味はケンカする。
お前の品は丼のように見えて丼じゃねぇ。
なっ!丼研の主将も言っていたよ丼はあくまでひと椀で完結するんだぜ。
(郁魅)ぐっ…黙れ。
んな屁理屈こいたってな私の高級肉にかなうわけが…。
納得できねぇならお前も聞くか?俺の丼が語る言葉を。
おあがりよ。
≪うっ!≫≪ああ…ほんとだ≫≪この丼は語りかけてくるお前が思うままかっ込めって≫
(郁魅の母)9歳の誕生日おめでとう郁魅
(郁魅)ありがとうございますお母様。
わあ〜。
ふふふっふふふっふふふっビリビリッ!
(破れる音)
(郁魅)ああっ!
(郁魅の母)あなたやめてください!
(郁魅の父)うるさい!水戸家の後継者にしとやかさなどいらん!いいか郁魅。
強くあることそれだけを考えろ!分かったな≪くそっ。
なんだってこんなこと思い出すんだ!≫≪この丼のせいだ。
この丼が好きにしていいんだよって自分らしく振る舞ってみなってささやいてきやがるから…。
くそっ!≫≪ううっ…くっくっ…≫≪くそっ!≫わ〜〜〜〜ん!
(麗)勝者はなんと幸平創真!
(学生たち)おお〜!御粗末!創真君すごい!ううぅ〜!
(青木)やりやがった!
(悠姫)幸平〜!なっ…。
うっ…。
負けた…この私が。
あっ!≪えりな様!≫彼女に与えていた調理室立ち退かせなさい。
かしこまりました。
なあ肉魅お前の丼も少し食わせてくれよ。
てめぇ調子に乗んな!そのあだ名で呼ぶんじゃねぇ!なんで?ひらがなで書くと結構かわいいじゃん。
は…はあ!?これからもよろしくにくみちゃん。
(郁魅)な…何言って…。
バッキャロォ〜!ちゃんと部室来いよ〜。
(小西)幸平。
ん?
(小西)本当に大した男だぜおめぇは。
これからの丼研を担うのはお前しかいねぇ。
次期丼研の首領はお前だ!幸平。
(一同)はははっ。
ふふっ。

(郁魅)んん…。
んん…んん…。
はぁ…。
結構かわいいじゃんんん〜!パチン!・
(郁魅)は…入るぞ。
・ガラガラ
(戸の開閉音)あっ。
おお〜水戸!来たか。
お…おう。
そ…そういやぁ幸平はまだなんだな。
あいつが部室来いって言うからしかたなく来たってのに。
(小西)えっとそれが…。
ん?えっ?俺入部しないっすけど
(2人)ええ〜!!えっ?だって見学したかっただけだしいや〜でもおかげでいつか店で出せそうな丼の新メニューが出来ましたわんじゃあお疲れっす〜。
たまには遊びに行きますんで!
(小西)だそうだ。
(郁魅)あぁ…。
(小西)でもまあ部費も増えたし俺たちで丼研を盛り上げていこうぜ!これからの丼研を担うのはお前しかいねぇ。
次期丼研の首領はお前だ!肉魅。
うう〜〜!るっせぇ!肉魅って呼ぶんじゃねぇ〜!!
(小西)ぎゃあ〜!!
(ナレーション)
この日を境に水戸郁魅さんはより一層凶暴化したそうです
(郁魅)ぐあぁ〜〜!!
(麗)次回「食戟のソーマ」八品目でぇ〜す!
(麗)美味そう〜。
きゃぴっ!
(小西)真っ白に萌え萌え尽きた…。
2015/05/16(土) 02:40〜03:10
MBS毎日放送
食戟のソーマ #07[字]

「静かなる丼、雄弁な丼」▽“味”体験料理バトル、開宴!『おあがりよ!!』▽発行部数600万部突破!週刊少年ジャンプ連載の人気「創造する新料理マンガ」がアニメ化!

詳細情報
番組内容
創真にとって初めての本格的な食戟がはじまる!
お題は「肉」の「丼」。特上の「A5」の肉を調理した郁魅に対し、創真が奇策で挑む!!
 
出演者
【声の出演】
(幸平創真)松岡禎丞
(薙切えりな)種田梨沙
(田所恵)高橋未奈美
(水戸郁魅)石上静香
(タクミ・アルディーニ)花江夏樹
(イサミ・アルディーニ)小野友樹
(一色慧)櫻井孝宏(榊涼子)茅野愛衣
(吉野悠姫)内田真礼
(伊武崎峻)村田太志
(丸井善二)小林裕介
(新戸緋沙子)大西沙織
(幸平城一郎)小山力也
(薙切仙左衛門)銀河万丈
(堂島銀)子安武人
ほか
原作・脚本
【原作】
附田祐斗・佐伯俊(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
<協力>
森崎友紀
【キャラクターデザイン】
下谷智之
監督・演出
【監督】
米たにヨシトモ
【シリーズ構成】
ヤスカワショウゴ
音楽
【オープニングテーマ】
ウルトラタワー「希望の唄」
【エンディングテーマ】
東京カランコロン「スパイス」

【音楽】
加藤達也
制作
【アニメーション制作】J.C.STAFF
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【Twitter】@shokugeki_anime

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アニメ/特撮 – 国内アニメ
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