「北の潜水艦ミサイル発射実験は成功」=韓国情報機関 

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が先ごろ潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の水中発射実験成功を発表したことに対し、発表内容を疑問視する意見が出ているが、韓国の情報機関、国家情報院は北朝鮮の主張はほとんどが事実と見なしているようだ。

 国会情報委員会与党幹事の李喆雨(イ・チョルウ)議員は14日、ラジオ番組に出演し、国家情報院が前日に同委員会に北朝鮮に関する報告をした際、SLBM発射実験にも言及したことを明らかにした。

 北朝鮮の軍事問題に詳しい米国の専門家は、北朝鮮のSLBM発射は潜水艦からではなく水中に沈めたバージ船(台船)からだったとして、北朝鮮側が写真を合成した可能性を指摘した。しかし、李氏によると、国家情報院は合成ではないとの見解を示し、「今回は潜水艦からミサイルを発射する能力をテストしたもので、150メートル飛んだことはさほど重要でなく、テストが成功したという正確な根拠を持っている」と報告した。国家情報院は写真で確認できたとも話したという。

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