予備役の銃乱射事件 「計画的犯行」=韓国軍

【ソウル聯合ニュース】韓国陸軍は14日、ソウル市内の予備役訓練場で予備役の男が銃を乱射した事件の中間調査結果を発表し、「計画的な犯行と判断する」と明らかにした。男は今年3~5月に元同級生に自殺を示唆する携帯電話のショートメッセージを送ったという。

 陸軍によると、男は先月22日、元同級生に「5月12日に俺はあの世の人だ。さようなら」とのメールを送った。5月12日は男の予備役訓練が始まった日で、乱射事件は翌日に起きている。男が元同級生に送ったメールは約100件で、このうち自殺をほのめかすものは約10件に上るという。元同級生はほとんど返信しなかったという。

 事件後に自殺した男のズボンのポケットからは遺書も見つかり、「皆を殺して自殺したい」などと書かれていた。

 男は軍に入隊する前の2010年、6回にわたり精神科診療を受けたという。服務中も自殺の兆候があり、「関心兵士」と判断され、担当が4回、部隊が3回変更されたという。

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