レンジャーズ 藤川に戦力外通告

5月18日 7時33分

大リーグのレンジャーズは１７日、藤川球児投手を大リーグ契約の４０人の枠から外し、戦力外としたことを明らかにしました。

３４歳の藤川投手は２０１２年に阪神からカブスに移籍したあと、おととし６月に右ひじのじん帯を修復する手術を受け、今シーズンからレンジャーズに移籍しましたが、開幕直前の３月、オープン戦で右足の付け根を痛め、開幕から故障者リストに入っていました。そして、今月１４日に、今シーズン初めて出場登録され、リリーフで２試合に登板し、１回と３分の２イニングを投げて勝敗とセーブはなく、防御率１６．２０の成績でした。
レンジャーズのダニエルズゼネラルマネージャーは「藤川投手はメジャーに復帰して一生懸命やっていたし、その人間性も尊敬していたが、リリーフ陣に新しい選手を入れて変化をもたらす必要があった」と説明しました。
藤川投手は今月２０日までにほかの球団からの獲得の希望がなければ、レンジャーズとマイナー契約を結び直すか、自由契約を選ぶことになります。