北朝鮮軍の夜間砲射撃訓練は「威嚇行動」=韓国国防部

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮軍が異例の夜間砲射撃訓練を実施したことについて、韓国国防部の金珉ソク(キム・ミンソク)報道官は14日の定例会見で「威嚇行動」として自制を求めた。

 北朝鮮は13日午後9時から10時25分まで黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)付近の北側海域で海岸砲や艦砲など約130発を発射した。NLLの南側海域に落ちた砲弾はない。

 金報道官は「射撃区域が(韓国領)白ニョン島の北にあるNLLから1キロ北上したところにあり、射撃距離を少しでも広げれば白ニョン島まで(砲弾が)飛んで来る」と説明した。

 また、北朝鮮の砲射撃訓練が夜間に行われた記録はないとした上で、「夜間にも作戦を遂行できるよう能力を拡大する狙いがあるのではないか」との見方を示した。 

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース