ニュース詳細
橋下市長が会見 政界引退の意向表明5月17日 23時21分
k10010082941_201505180015_201505180016.mp4
大阪維新の会の代表を務める大阪市の橋下市長は、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票で反対多数となったことを受けて、17日夜、記者会見し、「市長の任期まではやるが、それ以降は政治家はやらない」と述べ、年内に予定されている次の市長選挙には立候補せず、政界を引退する意向を表明しました。
大阪維新の会の代表を務める大阪市の橋下市長は、17日に投票が行われた、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票で、反対多数となったことを受けて、幹事長を務める大阪府の松井知事と共に記者会見しました。
この中で、橋下市長は、今回の住民投票の結果について、「私が提案した大阪都構想は、市民に受け入れられなかったということで、間違っていたということになるのだろう。僕自身に対する批判もあるだろうし、都構想についてしっかり説明できていなかった僕自身の説明不足だと思う」と述べました。
そのうえで、橋下市長は「市長の任期まではやるが、それ以降は政治家はやらない」と述べ、今の市長としての任期は全うするものの、年内に予定されている次の市長選挙には立候補せず、政界を引退する意向を表明しました。橋下市長は、これまで、今回の住民投票で反対多数となった場合には、「政治家をやめる」と発言していました。
橋下氏は、45歳。弁護士でタレント活動も行い、平成20年の大阪府知事選挙に立候補して、当時としては、全国最年少で初当選しました。
「大阪都構想」の実現を掲げて、地域政党「大阪維新の会」を結成したあと、平成23年に大阪府知事選挙と大阪市長選挙のダブル選挙を仕掛けて知事を辞職し、市長選挙に立候補して当選しました。その翌年、国政政党「日本維新の会」を結成したあと、去年9月には「維新の党」を結成して共同代表に就任し、今は最高顧問を務めています。
この中で、橋下市長は、今回の住民投票の結果について、「私が提案した大阪都構想は、市民に受け入れられなかったということで、間違っていたということになるのだろう。僕自身に対する批判もあるだろうし、都構想についてしっかり説明できていなかった僕自身の説明不足だと思う」と述べました。
そのうえで、橋下市長は「市長の任期まではやるが、それ以降は政治家はやらない」と述べ、今の市長としての任期は全うするものの、年内に予定されている次の市長選挙には立候補せず、政界を引退する意向を表明しました。橋下市長は、これまで、今回の住民投票で反対多数となった場合には、「政治家をやめる」と発言していました。
橋下氏は、45歳。弁護士でタレント活動も行い、平成20年の大阪府知事選挙に立候補して、当時としては、全国最年少で初当選しました。
「大阪都構想」の実現を掲げて、地域政党「大阪維新の会」を結成したあと、平成23年に大阪府知事選挙と大阪市長選挙のダブル選挙を仕掛けて知事を辞職し、市長選挙に立候補して当選しました。その翌年、国政政党「日本維新の会」を結成したあと、去年9月には「維新の党」を結成して共同代表に就任し、今は最高顧問を務めています。