和歌山県を訪問している安倍首相は、17日、熊野本宮大社を参拝し、「身を引き締めて頑張りたい」と、後半国会に向けた意気込みを語った。
安倍首相は、参拝後、「ここに来ると厳かな気持ちになりますね。より一層、身を引き締めて、あすからの国会を頑張りたいと思います」と述べ、安全保障関連法案などの論戦に全力を挙げる意向を示した。
熊野本宮大社は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれており、安倍首相は、外国人観光客の誘致について、地元の関係者との意見交換も行った。
これに先立ち、安倍首相は、地方創生の取り組みを確認するため、林業の現場を視察した。
都会からの移住者など、新規就業者の確保について、森林組合の関係者から説明を受けたほか、自ら作業用の機械に試乗し、伐採した木を切断する作業を体験した。