【ソウル聯合ニュース】韓国の警察庁は13日、日本のゴールデンウイーク(4月29日~5月6日)と中国の労働節連休(5月1~3日)にあたる期間に主要都市で観光に絡む91件の違法行為を摘発したと発表した。
警察はこの期間、多数の外国人観光客が訪れるソウルの明洞や東大門市場、釜山の海雲台、仁川空港などに観光警察隊員166人を配置し、犯罪の予防、啓発指導、取り締まりなどを行った。
摘発された違法行為の内訳は、無登録の宿泊業が18件で最も多い。観光バス関連の違法行為が17件、資格証不携行のガイドが16件、違法タクシー営業が11件、無資格ガイドが8件、外国為替取引法違反が6件などだった。
警察関係者は「今後も外国人観光客が増える期間に関係機関と共に取り締まりを行い、外国人観光客が韓国で良い思い出を作り、韓国に対し良いイメージを持てるよう支援する」と話した。