
ロケット団本部へ向かう ご一行。
サトコ「ねぇ、そういえば
ロケット団本部ってどこら辺にあるの?」
エリカ「ずっと東、
りゅうせいの滝の近くってウワサですわ」 |

ルビー「な、なにアレ…」
目の前に恐ろしいダンジョンが見えてきた。 |

一同「ダンス…?」
ミー「こんな所に??」
ゴゴゴゴゴ…
「な、何!?」
エリカ「これは罠ですわ!」 |

「アイタタタ・・・」
「カースカスカスカスミ!
引っかかったわねマヌケども!」 |

サトコ「なによアイツ!?」
「あのワルのマーク…オレンジ色の髪…
彼女はおてんば魔女のカスミですわ!」
カスミ「そのとーり!アンタら、
こっから先には行かせないわよ〜!」 |

「くらえ!おてんば魔法ダンバル天国!」
「キャー!
無数のダンバルが落っこちてくる!!」
「カスカスカス!
この私の魔法!あなた達に防げて!?」 |

「ぐへぇっ!!」
ダンバルはカスミの頭上にも降ってきた。
|

ダイゴ「わ〜いダンバルだ〜♪
これはゲットに限るぜ〜!」
ミー「ダ、ダイゴさん!?」
|

ダイゴ「オラオラオラー!!!
ダンバルーゲットだぜーーー!!」
ダンバルは次々にゲットされた。
サトコ「ナイスよダイゴ様!」 |

エリカ「よし!マダツボミ!
つるのむちでカスミをつかまえて!」
カスミ「きゃっ!」
「そのままカスミをブンまわして
ダンバルをうちかえしちゃいなさい!!」
|

カスミ「イヤ〜〜〜〜!!!」
マダツボミはカスミをふりまわし
次々にダンバル達をふっ飛ばした。
エリカ「まいったかしら!?
おてんば魔女さん!」
カスミ「よ…よくもやってくれたわね…!
出てきなさい!
マイステディ!」 |

ギャラドス「うら〜!
これ以上カスミ様に
手ぇ出したらしょうちしねーど!」
|

カスミ「ギャラドス!!ハイドロポンプよ!」
サトコ「イヤーーーー!」
|

ダイゴ「うおおーーーー!!!
秘技!!
気合昇りだーーーー!!!」
ダイゴはサーフボードに乗り、
ハイドロポンプを逆走した。
サトコ「ナイスガッツ!ダイゴ様!」 |

ギャラドス「そんなもんで俺が倒せるかーーっ!!!」
「ぎゃ〜〜〜〜!」
ダイゴはふっ飛ばされた。 |

「今よ!!いらっしゃいダイゴ!」 |

「友情魔法!
鋼のピッチャー返し!!」
ドフッ!!
「ギャラドス撃破!!!」 |

ダイゴはそのまま星になった。 |

サトコ「どう?私たちのミラクル友情パワーは!!」
オールドミスのカスミさん!?」
カスミ「くっ…オールドは余計よ!!
ロケット団にたてついて
無事でいられると思わないでよ!」
「あっ!逃げた!」 |

エリカ「あら?カスミの奴、本を落としていったわ!
こ、これは伝説の大魔法使い、
コサブロウ先生が書かれた
魔女っ娘になる100の方法!」
サトコ「じゃあ、この本に書いてある事を読めば、
私たちにも魔法が使えるかもしれないのね!」
さっそく本をめくってみると…。。 |

その内容ににサトコたちは驚愕した。 |

「キモリのしっぽかぁ〜」
ミー「どうしたの?」
ダイゴを回収しに行ってたミーが戻ってきました。
ミー「それって、私のお師匠様が書いた本!」
サトコ「コサブロウ先生って、ミーの師匠なの!?」 |

「んじゃあ弟子のミーさんなら
キモリのしっぽを使った魔法も使えるのね!」
「ヒィィィィ!
そ、その魔法だけワァッ!!」
|

「キモリのしっぽ魔法…
その魔法だけは超ヤバで言えないよ…」
「な…ナルホド!
キモリのしっぽ魔法なら
おばあ様を助けられるかもしれないわ!」
ルビー「そうね!キモリのしっぽを探しにいきましょう!」
「ヒィィ!!超ヤバって言ってるのにーー!!!」
サトコ達はキモリのしっぽを探すことにした。 |

「は〜あ、どっかにキモリのしっぽ、
落っこちてないかなあ…」
ミー「怖いこと言わないでよ」
「あーーーーっ!!」
ホントにキモリのしっぽが落ちていた。 |

するとキモリのしっぽは
ノソノソと動きまし…。 |

KABA.ちゃん
「ねんがんの キモリのしっぽを てにいれたぞ!」
(↓選択肢)
:そう かんけいないね
:殺してでも うばいとる
:ゆずってくれ たのむ!! |

「ここは平和的に頼んでみるべきね」
サトコは殺してでも奪い取る気だった |

「お願いします!
どうかそのキモリのしっぽを譲ってください!」
KABA.ちゃん「ぐぎゃあーーッ!!」
KABA.ちゃんは悲痛な叫びとともに倒れた。
KABA.ちゃん「うぅ・・・ひどいよぉ。
あげるからあっちいけよぉ・・・シクシク」
なんとこころよく譲ってもらえることになった。
「やった!キモリのしっぽゲットだわ!!」 |

「ではさっそく・・・・・」
ミー「やっぱりダメェ!
これは超ヤバなの!」
|

「あっと!
勢い余って手がすべったわっ!」
ふっ飛んだシッポはダイゴの尻へ
見事にジョイントした。 |

「ミーさん!何するの!」
「こ、こんなつもりじゃ…」
エリカ「あら!?本のすみっこに
キモリのしっぽ魔法の内容が書いてましたわ!
…ええっ!」 |

「アーッハハハハ!」
「キモリのしっぽ魔法…そ、それは、
ゴキモリ人間になる魔法ですってーーーッ!!」
「どんな魔法だよ それッ!?」
|
ルビー「イヤァーー!!
なにこれーッ!?」
ミー「だから言うたやろ!
この魔法は超ヤバやねん!!
強うなるかわりに見た目がキモいんや!」
あわてたミーは関西弁になった。
「たしかに素早いし、空も飛べるし、
ムダに生命力ありそうですけど、イヤーッ!」
「サトコ!、今のダイゴはもはや害虫よ!!
我ら人類に危害を加える以上、
ゲットして服従させるしかないわッ!!」
「ゲットって言ってもモンスターボールがぁ…」
|

「ピーッカッカッカッカッ!
ここだけの話、
ピカコ様がモンスターボール持っていたのです!
しかしそう簡単にはあげませんよ!
ギャラドスのウロコと交換しましょう!」
|

「ナメた事言ってんじゃねぇ!!
さっさとボールを渡さんかい!」
「ひぇぇぇぇぇ!
お、お助けー!」
|

「ボールはあげます!
だから命だけはぁ…!」
ピカコがボールを投げたとき、
足もとにあった 雷の石を踏んでしまった。 |

ピカコは雷の石で
ライチュウに進化した。
「この姿は・・・・!
フフフ、チカラがみなぎってくる!
今こそサトコに制裁を!!!」 |

サトコ「しつけーーーーーーッ!!!」
「ピカブッ!!」 |

サトコが投げたモンスターボールによって
ゲットされたダイゴキは
サトコの従順なしもべとなった。
ダイゴキ「あぁご主人様!
ゴキブリと化したボクの体は
いまだかつて無いほど
生命力に満ち溢れています!」 |

「ボクの触覚がムサシ様のいる
ロケット団本部の居場所をキャッチしました!
みなさん!ボクについてきてください!」
サトコ「よーし!みんな!
このままロケット団に乗り込むわよー!」
「オォーーーッ!!」 |

時を同じくして、
ロケット団本部に怪しい人影が…―
「ウフフ…、
これで材料の到着は時間の問題ね…」
|

ハーリー「ついに史上最強の魔法使い、
コサブロウ様の復活の時が近づいてきたわ…!
その時こそロケット団は世界を征服するのよ!」
|

ルビー「は、早く着いてぇ〜!」
ルビーは自分の汗と筋肉痛のせいで
今にも落ちそうになっていた。
ミー「あ!ねぇあれ見て!
りゅうせいの滝だよ!」
サトコ「あれがロケット団本部…。
いよいよ敵さんとのご対面ね!」 |

「見てよ!入り口には見張りがいる!」
エリカ「正面からはキケンです。
裏側から忍び込みましょう!」
|

一方、ロケット団本部の中では
教育係のイブキがムサシの再教育に手こずっていた。
イブキ「アンタは極悪魔女になるのよ!!」
ムサシ「うっせーな!!
あたしゃまだ遊びたりねーんだよ!!」 |

「チッ!しょうがないわね。
アザミッ!例のものを用意しなさい!」
|

「かしこまりました。
ロリーパーふりこ〜」
意外とアナログな手段に出ました。 |

「オマエは極悪魔女になる〜、
オマエは極悪魔女になる〜」
「う、う〜ん…」 |

サトコ「おばあ様!助けに来たっ…て
グワーーーッ!!」
ムサシは完全な魔女になっていた。
イブキ「一足遅かったわね!
ムサシを極悪魔女にするプログラムは完了したのよ! |

ムサシ「ピーリカ♪ピリララ♪
サトコよ男になーれ♪」
「え!?」 |

ムサシは一瞬の隙をついて
サトコの後ろにまわりました。
「えい!!」
ズルリ。
|

「あ、やっべ…!」
ルビー「え!?」
エリカ「サトコちゃんが男!?」
一同は驚きの表情を浮かべました。
ダイゴキ「ボクのご主人様が男…
オトコ…オ ト コ…」
ミー「ちょっと、ダイゴキの様子が変だよ!」
|

ショックのあまり、
ダイゴは自分の部屋に閉じこもってしまった。
イブキ「まずは一匹、
害虫を退治したわ!」
アザミ「この調子で他の虫ケラどもも
やっちゃいなさいな!」
ムサシ「アイアイサー♪」
後編へ続くよ! |