気象庁地震データベースによると、岡山県はデータが閲覧できる1926年以降、震度6以上の地震は観測されていません。また、近隣地域で発生した地震での被害も多くなく、全国的に見ても地震被害の少ない地域となっています。
1960年以降の地震回数(統計:1960年〜2014年 気象庁HPより)
岡山県南部には活断層がなく、最も近いとされる断層帯からも45km以上離れているため、万が一の直下型地震のリスクも低い場所です。
那岐山断層帯の平均発生間隔は35,000年、30年発生確率は0.08%とされています。
さらに、Ryobi-IDC第2センターの立地場所は、「地震ハザードステーション」によると、「今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は、 3~6%」の場所に位置するため、地震のリスクが低い場所と言えます。(基準:2014年版)
独立行政法人 防災科学技術研究所 J-SHIS 地震ハザードステーション J-SHIS Mapより
岡山県内には活火山がなく、最も近いとされる活火山からは100キロ以上離れているため、万が一の噴火による被害は少ないといえます。
中国地方には原子力発電所は1ヶ所だけであり、その発電所からは100km以上離れているため、原子力発電所の万一の事態にも直接の被害リスクが低い場所と言えます。
岡山は中国電力管轄であり、電力供給は安定しています。
中国電力は電力の余力十分のため、現在稼働停止中です。2014年1月現在で、稼働再開の予定はありません。
中国電力の発電電力量構成比(平成23年度推定実績)における、原子力による発電は全体の9%程度です。平成23年8月の供給予備率は14.6%と、原子力発電所の停止がすぐさま電力不足として、企業へ与える影響は大きくないと想定されます。 また、現在の岡山県内の発電所は、火力発電所と水力発電所があり、原子力発電所はありません。
発電電力量構成比(平成23年度推定実績)
東京から岡山へは、飛行機で約1時間、新幹線で3時間30分で移動でき、さらに岡山駅はすべての新幹線が停車することが大きなポイントです。
また、岡山は西日本各地を繋ぐ高速道路網と鉄道網、国内外へ飛び立つ空路など、交通基盤が充実した地域です。