ポケモンのコラムや単発ネタです。
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11年11月13日 「オラーしたらギエピー集」



ギエピー!とは、「月刊コロコロコミック」にて連載中の、穴久保幸作が描く異次元ポケモンギャグマンガ『ポケットモンスター』に登場する、かわいくないピッピの決めセリフ(断末魔)である。  (ニコニコ大百科より抜粋)

ポケモンといえばコロコロ、コロコロといえばピッピ、ピッピといえばギエピー。 もはや穴久保版ピッピの代名詞ともなった「ギエピー」ですが本作中ピッピが「ギエピー」と発言した場面が正しく言える方はそう多くはないと思います。 なぜなら「ギエピー」自体はピッピのくちグセでも何でもなく、ピッピのお決まりの口調「〜ピ」と悲痛な叫び「ギエー」が偶然重なってできた奇跡の言葉だからです。 また穴久保ピッピには「ギエピー」だけでなく「ヤロー」「オラー」「オアー」のようなパワフルで暴力と狂気に満ちあふれた言葉が多く見られ、「オラー」等の叫び声と共に体当たりのボケをかまして「ギエピー」でオチるというどつき漫才的なマンガであると認識されている方が多いと思われます。 しかし、本当に穴久保ピッピは「オラー」したら「ギエピー」しているのでしょうか。 そこで今回は著者が時間をムダに浪費して穴久保ピッピが本当にギエピーと発言しているのか徹底検証していきます!

大宇宙にまでとどろくギエピー

ポケモン最新作でついに公式からパロディされるオラギエ

検証のルール
・検証対象は穴久保版「ポケットモンスター」を1話から順に飽きるまで。
・作中に出てきた「オラー」、「ヤロー」、「オアー」、「ギエピー」シーンを余すことなく掲載。
・表記ゆれの「おわー」、「ぎぇピー」等も掲載。




〜知らない人のために…穴久保版ポケットモンスターの説明〜


穴久保版『ポケットモンスター』とは月刊コロコロコミックで大好評連載中の長寿マンガであり作者 穴久保幸作(あなくぼ こうさく)先生の代表作である。 当作品はゲーム『ポケットモンスター赤・緑』の発売に合わせ別冊コロコロコミックにて『ふしぎポケモンピッピ』として連載がスタートしたのち、原作の人気上昇に合わせ月刊コロコロコミックでも連載が開始。 (別コロでも連載は続行) その時にタイトルを『ポケットモンスター』と改題している。 ピッピが主役なのはコロコロ編集部がマンガ版ポケモンをギャグマンガとして制作するためカッコいいポケモンを避けて可愛いポケモンを選んだためである。※画像・文章は『ポケモンストーリー』から引用

こうして始まった穴久保版ポケモンはピッピを中心とした原作を知らなくても楽しめるドタバタ劇となり、ポケモンの知名度がまったく無い当時コロコロ読者にポケモンという不思議な生き物を浸透させることに一定の役割を果すこととなった。 意外と考えられて作られている作品だったのだ。




〜ピッピとゆかいな仲間たちの紹介〜
←初期 最近→

ピッピ
この作品の主人公。 食いしん坊で基本的に大半の元凶。 しょうもない事を初めて失敗に終わることが多いがここ一番では頼りになったりならなかったり。 道中寄った施設はだいたい破壊する。
                  

レッド
ピッピを連れてポケモン図鑑完成の旅に出ているポケモントレーナー。 いつもピッピのボケに振り回されている。 ピッピに対して殴る蹴るツッコミをしていたが途中からは大人の事情で大人しくなった。 一度ポケモンマスターになっている。
                  

ピカチュウ
ピッピのいとこ。 頭が良くて器用。 というか天才。 だが人間の言葉はしゃべれない。 最初の頃は歯が見えていたがだんだん公式のピカチュウっぽいデザインに変わっていった。
                  



〜検証開始〜
1巻「ポケモン、ピッピ登場!!」
  
 「やろー」
名言はレッドがピッピと出会う以前から披露されていた。 オーキド博士の研究所に向かう途中に出会ったニドリーノがいきなりの「やろー」三連発である。 ピッピが出てくる前にこの不意打ちとハイペースでは先の検証が思いやられる。
  
 「あちピーッ」
オーキド博士の研究所に来たピッピ、ヒトカゲのシッポの火を移されてしまい熱さにもだえながら叫びをあげる。 初登場にして既に確立されたキャラクターはさすがとしか言い用がない。


1巻「トキワの森で大バトル!!」
 「やろー」「おわーっ」「ぎえピーッ」「あちピピーッ」
レッドがボールを投げるシーンで初「やろー」。 『ちいさくなる』を使ったピッピがトキワの森に生息しているミュウツーに襲いかかるシーンで「おわーっ」。 そして電流を流されてピッピ悲痛の叫び「ぎえピーッ」が炸裂。 脱出して「あちピピーッ」。 第2話にして早くもギエピーシーンの登場により、検証作業はこれで打ち切ってもいいのではと感じずにはいられない。


1巻「強敵イワークを倒せ!!」
 「やろー」
ニビジム戦で気持ちが高ぶっているのか荒れているレッドとイワークが「やろー」を連発。
   
 「おあ〜」「ひえピーッ」
倒れてきたグリーンに対してレッドが思わず「おあ〜〜っ」。 イワーク戦ではピッピが「ひえピーッ」を連呼。 ピッピの逃げながら戦うスタイルが早くも完成されているのがわかる。


1巻「月の石を手に入れろ!!」
 「ひえピーッ」「おあ〜」「やろー」「ぎえピーッ」
様々な局面に対してピッピの「ひえピー」が炸裂。 ピカチュウの電撃を使って川の魚をとろうとするが、ピッピも感電してしまい叫び声をあげる。


1巻「幻のポケモン、ミュウを探せ!!」
 「ひえピーッ」「やろー」「あちピーッ」
ヒトカゲとの対決で消防車を運用するピッピ。 あまりの卑怯な手口に読者共々「やろー」とつぶやかずにはいられない。


1巻「山でも海でも大活躍!?」
  
 「やろー」「ぎょえピーッ」「ぎえピーッ」
キングラーを釣り上げ仰天のピッピ、驚きの声「ぎょえピー」から鼻を挟まれ「ぎえピー」への華麗なコンボ。 


1巻「幽霊ポケモンを退治しろ!!」
   
 「おあ〜」「やろー」
幽霊屋敷に来たピッピ達は姿が見えないゴーストポケモンと対決する。 相手が誰だかわからなくても「やろー」を使うのが彼らの流儀である。


2巻「強盗ポケモンをつかまえろ!!」
   
 「やろー」「ウオピー」「ぎぇピーッ」「ぎぇピピーッ」
サイコソーダを飲んだピッピ、あふれ出すチカラで重量挙げをしながら「ウオピー」の咆哮を上げる。 一方シッポを噛まれたことで新しいリアクション「ぎピー」を体得、「ぎピー」よりも疾走感のある叫びとしてしばらくの間使われ続ける。


2巻「ピカチュウ、ゆうかいされる!!」
 「やろー」
エビワラーとの対決で「かげぶんしん」を披露するピッピ。 
 もちろんピッピ人形を使ったイカサマであることが即バレする。


2巻「強敵フシギバナに大苦戦!!」
 「おあ〜」「やろー」「ぎぇピー」
ボートが転覆して「おあ〜」から「やろー」へのコンビネーション。 ピッピに木の実と間違われて吸われたナッシーが屈辱の「やろー」。


2巻「ロケット団をやっつけろ!!」
 「うあピー」
シルフカンパニー本社でポリゴンの攻撃を喰らいピッピ悲痛な叫び。


2巻「伝説のポケモン、現る!!」
 「ぎぇピー」
シェルダーに挟まれる、フリーザーに攻撃される、ベロリンガに追い回されるとバリエーションに富んだ惨事にあうピッピ。 
 「やろー」「おらー」
ついに「おらー」が初登場。 リザードンを相手に蹴りをかますピッピ。 


2巻「サファリゾーンで大暴れ!?」
 「やろー」
サファリパークに来たが園長の妨害を受けての「やろー」。 画像レスにでも使えそうなシンプルさが売り。 
 
 「おらー」「うぉピー」
巨大化したピッピがプテラをつかんで叩きつける。 二度目の「おらー」。 発音が難しい上級技「うぉピー」も登場。 


3巻「ラッキーたちを助けだせ!!」
 「やろ〜」「おら〜」「ぎぇピー」
タマゴを人質に取られ働かされるラッキーを見て怒りに燃えるピッピ。 しかしラッキーのタマゴをゆでてしまい一番の悪党となる期待を裏切らない展開。


3巻「空飛ぶマシーンを手に入れろ!!」
 「やろー」「おらー」「ギピピー」「ぎぇピー」
サイクリングロードで暴走族に絡まれたピッピたち。 当然「やろー」と「おらー」が飛び交う。 ピッピが連続で殴られるシーンで「ギピピー」が登場。


3巻「無人発電所を取りもどせ!!」
 「やろー」
無人発電所を占拠する電気ポケモンに怒り心頭のピッピ。 こんな時に出てくる言葉はもちろん「やろー」。 
 
 「ぎぇピー」「ギピピー」
ポケモンバトルでは必ず相手の技を喰らって読者を楽しませてくれるエンターテイナーのピッピ。 


3巻「二人のピッピ、本物はどっち!?」
  
 「やろー」
サカキ兄弟と海の家対決をすることになったピッピ。 収まりきれないイラだちと共に飛び出すフレーズはやっぱり「やろー」。


3巻「がんばれ、ポケモン大運動会!!」
 「やろー」
ポケモン運動会をすることになったピッピ達。 彼らにとってあいさつのように当たり前の言葉となっているのが「やろー」。 
 「ぎぇピー」「あちピピー」「おぁ〜っ」
ポニータの背に乗ってズルをしようとしたものの、ギャロップに進化したことでピッピ炎上。 オチまでの流れに一切の無駄が無い。


3巻「激闘、ポケモン野球大会!!」
 
 「やろー」「ぎぇピー」
野球対決をすることになったピッピ。 
 優勝賞金の「たま◯◯」がタマタマだったという
 あいかわらず自由な穴久保ワールド。


3巻「プールのバイトは楽じゃない!?」
 
 「おあ〜」「ぎぇピー」
プールでバイトすることになったピッピ。 役に立つどころか迷惑をかけるいつも通りの展開。


4巻「ピッピ、ついに進化する!?」
 「ぎゅピー」「ぎぇピー」
イーブイと戦うことになったピッピ。 何度目でも初めて技を受けたような素振りはまさにリアクション芸人。
 「あちピピー」「やろー」「おらー」
進化の石を手に入れて思いっきり調子に乗るピッピ。 こんな時に使いたい言葉は「おらー」一択である。


4巻「激闘、ポケモンクイズバトル!!」


 「やろー」「オアー」「ぎぇピー」
グレンジムに挑むピッピだがカツラの卑怯なクイズにかかり一方的に攻撃を受ける。 満身創痍なピッピの心を支える希望の言葉こそが「ぎぇピー」と「やろー」なのだ。
 「オラー」
怒り心頭のピッピがウインディに必殺の飛び蹴りを放つ! だがしかし攻撃をしたコマで すでに焼かれているのがピッピらしい。


4巻「最強のポケモンをぶったおせ!!」
 「やろー」
ポケモン屋敷でサカキ&ミュウツーと戦うピッピ。 ミュウツーの遺伝子を移植してミュウスリーになったピッピの暴挙にミュウツー様も「やろー」を使わずにはいられなかった。
 「ぎぇピー」「オラー」「うぉピー」
ミュウスリーになったピッピが喜びのあまりに久々の「うぉピー」をもらす。 立場が逆転した途端に憎々しい言動を取るのは毎度のこと。


4巻「ピッピのクリスマスプレゼント!?」
 「やろー」
サカキのポケモンと雪合戦勝負をするピッピ。 バトルとなれば「やろー」と叫んで気合を入れるのが穴久保ワールドの正しい戦闘スタイルである。
 「わピピー」「オラー」
大量の雪に押しつぶされ「わピピー」が初登場。 雪崩のような勢いをピッピ語で表現したのだろうか。


4巻「カレー対決!!おいしいのはどっち?」
 「やろー」
カレー対決をすることになったレッドとグリーン。 
 二人の絆を結ぶ友情のキーワードは
 もちろん「やろー」しかあるまい。


4巻「夢の百万円をつかめ!!」


 「ぎぇピー」「オラー」
テレビのアトラクションに参加したピッピだが当然のように災難という災難をすべて引き受けることになる。 完璧なまでのドジっ子ぶりはまさに天性のスターと言えよう。


4巻「スリル満点、遊園地で大暴れ!!」
 「おあー」「やろー」
サカキの経営する遊園地に踏み入れたピッピ達。 悪質な嫌がらせを受ける彼らの阿鼻叫喚の声はもちろん「おあー」。


 「ひぇピー」「ぎぇピー」
様々なアトラクションで悲惨な目に合うピッピ。 絶叫するだけではなく説明も欠かさない芸人のカガミのようなポケモンである。


4巻「お正月を楽しもう!!」
 「ぎぇピー」
お正月に集まったピッピ達、かるた大会ではハイドロポンプで相手を妨害するカメックスに思わず「ぎぇピー」…と思いきや良く見て欲しい、ドロポンはニャースに目がけて撃たれており、ピッピは身内であるピカチュウの電撃によって悲鳴を上げているのだ。 日頃のうっぷんをドサクサに紛れて晴らすピカチュウ。 奴こそが真の性悪ポケモンではなかろうか。 
 「やろ〜」「オラー」
子供の集まりに参加したサカキ様もヒートアップしたのか顔を拭きながら「やろ〜〜」がこぼれる。 誰とでも仲良くなれる魔法の合言葉、それが「やろー」なのだ。


5巻「最後のバッジをゲットしろ!!」


 「ぎぇピー」「おえピー」「ぎぇクインピピー」「おえクインピー」
トキワジム戦に挑戦したピッピ。 ニドクインに仮装して相手を油断させる作戦に出たが、相手のニドキングがメロメロになってしまい「ぎぇピー」と「ニドクイン」の合体技「ぎぇクインピピー」と「おえクインピー」を披露。


 「おらー」「やろー」「ワピー」
白熱するジム戦とあらば「おらー」「やろー」の言葉が飛び交うのは必然の成り行きである。
 「おあっ」「おあー」
最後はいつも通りピッピが舞台を崩壊してオチる安心の結末。


5巻「伝説のファイヤー登場!!」
 「おあー」「やろー」
チャンピオンロードに突入したピッピ達。 ファイヤーを狙うトレーナーとの戦いに巻き込まれてドドーッと「やろー」。
 
 「おらー」
彼らの間で「おらー」は攻撃を宣言する合図であり、「おらー」を省略して攻撃に出ることは神聖なポケモンバトルを冒涜することと同意である。


5巻「ポケモンリーグへ突入だ!!」
 「やろー」
四天王カンナに挑戦するピッピ達。 カンナの意地悪な授業に思わず「やろー」が飛び出す。 男女構わず「やろー」と言い放つのが一流のやろー使いと言えよう。 
 「ワピー」「おらーー」「おあーっ」「ぎぇピー」
トラップがあれば気づいても あえて引っかかるのが正しい芸人の道である。 


5巻「ピッピ、修行を積む!?」
 「やろー」
90年代のマンガに多用され続け昨今は陳腐化しつつある「怒りマーク」よりも怒りの感情を明確かつ自然に表現できる素晴らしい言葉があります。 「やろー」です。
 「ありゃピー」「ぎぇピー」
瓦割りに挑戦したピッピが「ありゃピー」を披露。 とてもチカラが入る掛け声ではないが、これもピッピが芸人としての道を優先させたゆえに採用された言葉であろう。 


5巻「超豪華客船で大パニック!?」
 「ぎぇピー」「おらーっ」「おあー」
豪華客船でキクコ戦を迎える当エピソードは「このやろー」が登板したため「やろー」はお休みとなった。 久々の休暇となった「やろー」は一ヶ月海外旅行に出かけゆっくりと羽を伸ばしたそうな。 最後はやっぱり船が大破して「おあー」で締める安定のオチである。


5巻「宇宙で大暴れ!!」


 「おらー」「おあー」「ワピー」
別の惑星にいるワタルを探しに宇宙へ旅立ったピッピ達。 オナラをロケットの燃料にするときも掛け声は「おらー」である。
 「やろー」
「やろー」とは古代アナクボ語で「あなたの無事を祈ります」という相手を気づかう言葉であることが昨年アナクボ語学者により判明した。 


5巻「百億円をうばえ!!」
 「やろー」
ロケット団のアジトに潜り込んだピッピ達。
 当然のように見つかって「やろー」の罵声を浴びせられる。


6巻「決戦!最終バトル!!」
 「やろ――」
地球でワタルと再挑戦するピッピ達。 今回の「やろー」はいつもの長音の線と違い二倍の長さになっているのが特徴である。 二度目のワタル戦で「やろー」度も通常の2倍ということなのだろうか。
 「おら――」
食べ物を食い尽くし体重を増やしたピッピ渾身の体当たり攻撃。 いつになっても体当たりがメインウェポンなのがピッピらしい。


6巻「ギャグ版!ミュウツーの逆襲!!」
 「やろ―」「ウオピー」「おあー」
映画公開に合わせてミュウツーとリターンマッチをするピッピ。 激しくも華やかな戦いをいろどる珠玉の言葉といえば「やろー」&「おあー」である。
 「おら―」

ミュウツー相手に「おらー」の応酬をするピッピ。 左側はミュウツーが前回の戦いを回想したシーンだが、実際の戦い(→)でピッピは「おらー」と言っておらず「よーし」と発言している。 つまり頭脳明晰なミュウツー様が記憶違いをしているのだ。  最強のポケモンともあろう者がなぜこのような間違いをおかしたのか。 おそらくはピッピの「おらー」のインパクトが余りに強烈だったため記憶が塗り替えられたのではないだろうか。 ミュウツーすらも驚愕させたピッピの掛け声のチカラは計り知れないということなのだろう。


6巻「ポケモン動物園、復活への道!!」
 「ワピー」「ギエピー」

動物園の水場でおぼれるピッピが救助の手を求める悲痛な叫びとして、ついに我々が慣れ親しんだカタカナ表記の「ギエピー」が登場。 誰が見ても まごうこと無き「ギエピー」である。 このギエピーを確認するためにずいぶん遠くまで来たものだ。


6巻「対決!レッドVSグリーン!!」


 「やろ―」「おらー」「クピー」
ポケモンリーグを制覇したレッドとグリーンの最終対決はなぜかポケモンドッチボール対決となり当然ながら「やろー」と「おらー」にまみれたラフファイトとなった。 なぜ最終戦だけ球技になったのかは永遠の謎である。 そして珍しいピッピの完全敗北では「クピー」と今までになく本来のピッピらしさにあふれた可愛げのある断末魔を上げているのも特徴である。 この愛らしい鳴き声のピッピが素のピッピなら濁音混じりの断末魔は全てヨゴレ芸人としての演技だというのだろうか。 ピッピの謎は深まるばかりである。


以上を持って検証は終了させていただくことにします。 (飽きた) 

検証結果報告
数年ぶりにまじめに読み直した穴久保版ポケモンでしたが、「ギエピー」と発言しているシーンは意外と少なく「ぎぇピー」の方が多かったのは意外でした。 「やろー」の圧倒的物量には途中から目まいがするほどでした。 やられ方には多数のバリエーションがあるのに対し、攻撃する側は「ヤロー」「コノヤロー」「おらー」等数種類しか無くこちらのほうが印象深いのですが、作品が続くほどピッピから暴力性が抜けてきて「おらー」等を言うシーンは減っていくんですよね。 作品が時代と共に形を変えていく中、断末魔のセリフ「ギエピー」は今でもしぶとく使用され続けているワケで「ギエピー=ピッピ」というのも間違いではないと思えます。

オマケ・最近のギエピー(RS5巻・DP編4巻・BW編1巻)
 ギエピーは今日も元気にギエピってます。




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