緑豊かなグリーンフィールドの
丘にたつシュリー・スノードン邸。
ここにはポケモン研究者の父と
その娘が仲良く暮らしていました。
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「いいかいミー。世界中には
未知のポケモンがたくさんいる。
今パパがどっぷり夢中なのは
このアンノーンだ」 |
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「ミーはコレが好き!」
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「火山ポケモン、エンテイか…」
「エンテイはもっさりしていてパパみたい!」
「ハハハ、パパがエンテイか…
そうなれるといいな」
「よーしパパはエンテイだぞ!ガオ〜ン!」
「アハハハハ!」 |
そんな時、
シュリーのもとに
一本のメールが
届きました。 |


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「こっこれは…
なんという事だ」
「パパ…、
やっぱりお仕事なの…?」
「すまないミー、
すぐに帰ってくるよ」
「うん、おやすみパパ…」 |
仕事に
出かけたシュリーは
アルフの遺跡で
ふしぎなハコを
見つけました。
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好奇心旺盛な
シュリーは
ふしぎなハコを
あけてしまいました。 |
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するとハコの中から
アンノーンがあらわれ、
シュリーは
アンノーンワールドに
閉じ込められて
しまうのでした。 |
「ついにお嬢様は
お一人になられてしまった…」
「パパ…
このハコが
パパのかたみだね…」
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ミーがハコをぶちまけると
中からアンノーンあいうえおブロックがでてきました。 |
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ミーはヒマだったので
あいうえおブロックで遊びました。
でもミーの心は
パパママミー、
3人のことでいっぱいです。 |
そんな時
どこからともなく
アンノーンが
あらわれました。
「まぁ、アンノーン、
私と遊んでくれるのね!」 |
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ミーの心を
取り込んだアンノーンは
シュリー邸を
結晶化してしまうのでした。 |
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「ああ、パパ…」
「強くてエンテイみたいな
パパ…」
ミーはパパの事を
また考えました。 |
するとミーの背後に
エンテイがあらわれました。
「こんにちは お嬢さん、
レンタパパのエンテイです。
お馬さん、高い高いは もちろん、
キャッチボール、背中のながしっこ、
恋の相談まで
何でもござれ、どんとゆけ」 |
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「わーい!
パパがエンテイになって
戻ってきたのね!ラリホー!」
都合の良い展開に
ミーは大喜びでした。
しかしミーのイメージが作った
ニセのエンテイだとは、
ミーもエンテイ自身も
気付いていませんでした。 |
それからしばらくたち、
サトシたち御一行は
グリーンフィールドに
たどり着きました。
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「グリーンフィールド…
ジョウトでおなごが行きたい所ナンバーワン。
きっとお姉さま方もいっぱいですぞ!」 |
「今日こそピカチュウを
ゲットしてやるぜ!」
サトシたちの後を追って
ロケット団もやってきました。 |
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「こ、これがグリーンフィールド!?」
サトシたちは結晶化した
シュリー邸を見て
がくぜんとしました。
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そんな時、とうとつにママがやってきました。
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「あら、サトシじゃない!元気にしてた?」
「うわぁ!ママン!ママ〜ン!」
ママンに会って、甘えに甘えるサトシを
結晶塔で見ていたミーは
激しくうらやましがりました。
「わたしもママがほしい!なるべくああいうの!」
父子家庭のエンテイパパはちょっぴりあせりました。
「まってろ!今、お父ちゃんが
ああいうキレイなママさんをもらってきてやるで〜!」 |
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エンテイは恐るべき行動にでました。
なんと本当にサトシのママを
持ち帰ってしまったのです。
ママを奪われたサトシは
よつんばいになって地面を叩きながら
涙ながらに悔しがりました。
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その晩、サトシは結晶塔に殴りこみをかけました。
「ママはオレの手で取り戻すんだ!」
結晶塔、各階層には
敵が待ち構えていました。
ですが
戦友のタケシとカスミの
犠牲により、
サトシはからくも
結晶塔の最上階へ
たどり着くくことができました。
「タケシ、カスミ!
オマエたちの命!
ムダにはしないぜ!」 |
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最上階にはママと
諸悪の根源であるミーがいました。
「ママ!こんな気色悪いところ
さっさと出よう!」
サトシはママを
連れて帰ろうとすると
ミーは怒り出しました。
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「ママは私のものよ!
エンテイ!やっておしまい!」
「ウチの子を泣かすやつは
たとえ小学生だろうが容赦はせんで!」
「ママはオレのものだ!
ワニノコ!ヒノアラシ!
こらしめてあげなさい!」
3匹は激しいバトルをくり広げました。
ワニノコとヒノアラシは奮戦しましたが
エンテイパパには カに刺されたようなものでした。
「そんなものか!こちらから行くぞ!」
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2匹は戦闘不能になりました。
「これでも私が幻だというのか!?」
「そうだ!オマエはミーちゃんの心が作り出した!幻のエンテイなんだ!」
「ちがう!私はこの子の父親だ!」
エンテイは思いっきりエスパータイプの技でサトシを攻撃しました。
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サトシがピンチにおちいった時、
リザ−ドンが助けにきました。
「なんだオマエは…?」
「コイツはオレの仲間だ!」 |
2匹は激しいバトルを
くり広げました。
「このままじゃミーは
ひとりぼっちのままなんだ!」
「ミーには私がいる!
オマエたちは必要ない!」
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「パパ!もうやめて!」
ミーが2匹のケンカに割って入りました。
「パパ…もういいよ…」
「ミー」
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「ミーちゃん!バトルが終れば、
俺たちみんなオトモダチさ!」
サトシは急に
ワケのわからぬ
世迷いごとを言い出しました。
「さぁ!外に出よう!」 |
「そうか、
ミーの幸せが
外の世界にあるなら
私は夢に帰ろう…」
エンテイはそういって
消えて行くのでした。
「さよならエンテイ!
ありがとうエンテイ!」 |
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それからしばらくして、ひょっこり帰ってきたシュリーパパは
本当のママを連れてくるのでした。

よかったねミーちゃん!
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「これでさみしがり屋の少女が
一人減りましたな」
「みよ!
グリーンフィールドを風がゆく!」
「ひとりぼっちでも、みな仲間だ!」
「これにて一件落着!」
「ワッハッハッハッハ!」 |

☆おしまい☆
つまり何がいいたかったのかというと、
アレはアンノーンの不思議な力とミーの心が重なって
生み出されたエンテイだ。という事です。
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