首相 憲法改正 “国民的議論 深めたい”

5月16日 17時56分

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安倍総理大臣は訪問先の和歌山県高野町で記者団に対し、憲法改正について「国民的な議論が高まり、深まり、広がっていくことが大切だ」と述べたうえで、改正する条文や時期などを巡って自民党を中心に国民的な議論を深めていきたいという考えを示しました。

この中で安倍総理大臣は、憲法改正を巡って衆議院憲法審査会が実質的な議論に入ったことに関連して、「何と言っても国民的な議論が高まり、深まり、広がっていくことが大切だ」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「自民党でこれから熱心に国民運動を展開していっていただけると思う」と述べ、改正する条文や時期などを巡って自民党を中心に国民的な議論を深めていきたいという考えを示しました。
また安倍総理大臣は、来週２０日に総理大臣としての在任期間が１２４２日となり、祖父の岸信介元総理大臣を抜いて戦後歴代６位になることに関連して、「日本を取り戻し、デフレから脱却し、経済成長していくための政策を進めていくことに夢中で、ここまで来たという感じだ。何日間在籍したかではなく、国民に約束したことを実行していくことが求められる。これからも謙虚にしっかりと前に進んでいきたい」と述べました。